もっとほしい……
私の心を満たして……
誰にも渡さない……
誰にも……
そうよ。私は王なのよ?
なぜ、迷う必要があるの?
誰にも渡さしたくない
永遠に私の物
ずっと……ずっと……
『束縛してしまえばいい』
彼女は目が覚めた
汗をかいている
隣には愛する者もいる
『……夢、よね』
思い出される悪夢……だが
彼女には一瞬だけ悪夢とは思えなかった
自らの欲望、服従、束縛
あれは彼女の欲望の影だったのかもしれない
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リクエスト版
孫権編
ダーク編は次回で終わります