フレームアームズコンペ【フォーミュラフレームアームズ(F.F.A)】のエキスパートコース参加作品、ゼッケンナンバー23でのエントリーになります。

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【機体名】Ráfaga
グレイブヤード・ラボラトリ所属のフォーミュラフレームアームズ。
数あるFA開発元の中でも可変ギミックを有するパーツ開発を得意とする当ラボが手がける本機体においては、背面及び足先にその成果が宿る。


・クリメイションブースター
大雑把に言えば「リミッターの存在しないフォトンブースター」である。耐久性の限界が来るまでエネルギーを注ぎ込んだだけ出力が増大するものの
それに伴う発熱が深刻なリスク要因であり、機体各所に設けられた冷却ユニットを以ってしても安全に運用出来るのは全９基のうち６基までである。
背面に隠された残り３基を起動させると発熱と放熱の均衡が崩れてコクピット内は危険な状況に陥り、パイロットの命に関わる事態が発生するまでの猶予は
機体の耐久限界や変形可能な時間制限が訪れるよりも更に短い。


・チャリオットランダー
元々は天体への着陸船に使用されていたパーツを改造して作られた特殊ユニット。
再設計の過程で車輪と装甲が取り付けられ、元の面影が残っているかすら怪しくなっていた所を当ラボに引き取られてレーシング仕様に改修された。
整備や待機状態においてはエアロパーツの役目を兼ねる爪先と踵で自立、レース中はこれらの配置を変更、車輪のみで接地する事で足の形状をレースに最適化する。



【チーム名】瑠璃色の風
やや紫みを帯びた鮮やかな青をメインカラーとする事で知られる。
所属する機体は必ずこの色で彩られるが、Ráfagaにおいては宿した火のリスクを表す赤の塗装パターンが追加されている。



【パイロット】ロベリア・ジョイ
ラボラトリで生まれ、ラボラトリで育った所謂「デザイナーチャイルド」。
レース中にいかなるアクシデント、リスクに遭遇しても精神に起こる感情の変化が「歓喜」のみである為、この呼び名が付いた。
無論その変化がラボによる「調整」である事は想像に難くない。