さすが……としか言いようがなかった
俺は紫苑の言われるがままに従った
――やばい
不意に口走る
――まだまだ私は満足していませんわ。ご主人様
彼女は決して逃がそうとはしない
一枚も二枚も彼女が上
伊達に経験を積んでいないということだろう
やがて終わりが見えてくると動きが早くなる
俺は叫んだ
『どうでしょうか。紫苑?』
沢山ある自分の洗濯を紫苑に見せる
『まだ駄目ですよ? ここがとれていません』
天使のような顔をしつつ鬼指摘をする紫苑
――地獄の洗濯洗い
この時初めて現代の洗濯機が恋しいな……と思った
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黄忠と北郷のとある場面