1/12のバイク模型の撮影用ベースとして制作した1/12『そのへんの道端』です。
ベースは、ガレージに在庫のあった5mm厚くらいのベニヤ板。広さは450mm×800mmあります。そこに、＃150の耐水ペーパーを貼り付けました。
ガードレールは、ピンクタンク製のプラモデルです。このプラモデルには昔ながらの板タイプと、新型の丸パイプタイプの2種類のガードレールが付属。ここは撮影ポイントの実景に合わせて板タイプをチョイス。長さがほしかったので、二つ買って組み合わせました。
実景のガードレールは、メンテされていないようで結構痛んでいます。
それらをリサーチしながら、塗装剥がれを再現しました。

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具体的には、
1. 全面に錆び色をラッカー塗料で塗装。黒茶～赤茶を適当にハンドピースで。
2. 白をアクリラガッシュにて塗装。チタニウムホワイトをアクリル溶剤で溶いてハンドピースで。
3. 油絵の具（バーントアンバー、アイボリーブラック）をエナメル溶剤で溶いて、ウォッシング。
4. 乾燥したら塗装はがし。エナメル溶剤を少しだけつけて、綿棒や竹串などで、白をはがして下地の錆び色をだしていきます。
実物のガードレールの剥がれ方を見ながら、少しやりすぎくらいに。
※どうせ背景ですので、やりすぎくらいが写真写りがいい。

白線ペイントは、マスキングののち、筆でアクリル絵の具で描いていきます。実物の剥がれ方を見ると、ブロックのようにボロボロっと劣化するようですので、筆は横に使わず。かすれた線を残さないようにして、上からトントンと塗料を乗せるようにして、剥がれた感じに描いていくだけです。

土は、タミヤの情景テクスチャーペイント（草カーキ）で。
少し黄色すぎたので、アクリル絵の具で茶色に振りました。

草は、たぶん鉄道模型用？のもの。ずいぶん前に買った在庫を流用。季節に合わせてアクリル絵の具で若葉色に染め直したものを、束にして木工用接着剤で植えただけです。ちょっとしたヒビ割れなどに溜まった土からでもしぶとく生える雑草の力強さを表現しました。

落ち葉は、実物の落ち葉を、パンチで抜いたものです。グリーンスタッフワールドの、GSW15という広葉樹の葉形が抜けるパンチです。素材が実物の落ち葉だと味があってよいです。

アスファルトのひび割れ表現は、写真のほうで説明します。

というわけで、1日半くらいででっちあげた1/12の撮影ベース。
次の出番はいつかな・・・？
（バイク模型つくらないと、出番ありません・・・。あ、figmaでもいいのかな・・・www）