ストライク・ウェアウルフさん
　ウェアウルフ型FA;Gに重装甲、大口径砲を備える『ストライクユニット』を装備した姿。時に重装甲で味方の盾となり、時に圧倒的で敵を撃破し戦線を押し上げる。その姿は正しく戦車そのものである。しかし過剰な火力を持つ故に汎用性に欠け、友軍と連携して初めてその真価が発揮される。

個体名『ミケラ』
　ウェアウルフ(白兵戦特化)型FA;Gの少女。スティレットさんとは別の部隊に所属し、その部隊では副官を務める。感情に乏しく、ただ『兵器』としての役割に従事している。

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　彼女には願いがあった。大切な人――彼女の部隊を指揮する指揮官の力になりたいという願いである。そのためなら手段を選ばず、自身を犠牲にすることすら厭わない。
　しかし、感情が無いわけではなく、信頼を置いている人物の前では笑顔を見せることもある。特に彼女の部隊を指揮する指揮官に対しては絶対の信頼を置いており、彼の邪魔をする者、彼を貶す者に対しては一切容赦しない。
スティレットさんの部隊とは方針の違いから常に対立関係にあるが、状況上仕方なく合同で戦うことが多く腐れ縁のような関係。ウェアウルフさんとスティレットさんも表面上は対立しているが実際は互いを認め合った良きライバルである。

武装
7.62mm FINIG ST-9 分隊支援銃
　ストライク・ウェアウルフさんの主兵装。過剰な火力を有するストライク・ウェアウルフさんの装備の中で唯一取り回しの良い火器であり、最も火力が低い。しかし、一般的に使われている自動小銃口径が5.56mmなのに対し当装備は7.62mmであり、やはり高火力なことには変わりない。200発ボックスマガジンを装備し戦闘継続能力に優れる。

MLRS214E 多連装ロケットシステム
　ストライク・ウェアウフルさんの右側ハードポイントに担架された多連装ロケットシステム。誘導能力のないロケット弾が使用され、主に面での攻撃が必要な時に使用される。

M107 30mmアンチマテリアルライフル [デモリッション・バリスタ]
　ストライク・ウェアウフルさんの左側ハードポイントに担架された大口径砲。ストライク・ウェアウルフさんの『主砲』と呼べる装備。主に通常火力では対処できない特殊個体に対して使用され、実戦ではその火力を活かし建物越しに敵を狙撃するなどという使い方もされた。また榴弾(HE)をや徹甲弾(AP)、装弾筒付徹甲弾（APDS）など複数の砲弾を切り換え可能で見た目以上に様々な状況に対応が可能となっている。

戦術支援システム [キャットハンド]
　ストライク・ウェアウルフさんの背部ハードポイント及びスカートアーマー内に装備されたサブアーム。小回りを苦手とするストライク・ウェアウルフさんの弱点をカバーするために装備された。普段は燃料タンクに偽装されているが必要に応じて展開し、給弾等を支援する。