絹枝「兄貴ヒマ？」

リビングでTVを見ていると、絹枝が話しかけてきた

俺「なんだよ。まったりしててもいいだろう

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日曜だし」

絹枝「ヒマならさ、ちょっとした棚とか作って欲しいんだよ」

俺「自分でやれよ。お前だってヒマそうじゃないか」

絹枝「あ～あ、そういう事いうんだ

真奈美さんが部屋の物整理する棚が欲しそうなのになぁ～」
俺から視線を外して寝ているペンゴに白々しく話しかける

俺「俺は親父と違って日曜大工のスキルはないぞ」

絹枝「雑でもいいじゃん。なんならホームセンターで組み立ての奴買って来てもいいしさ
今部屋の片付けしてるようだから、タイミングも良さそうだし

もしかしたら、嬉しさのあまりチューしてくれるかも」

俺「んなアホな」

絹枝「彼女、期限付きだからね、棚なんか買ったって出てったら家にとっては
荷物になるかもしれないじゃない？
言いづらいとは思うんだよ
ま、ちょっと話を振ってみただけだよ。気にしないでおいて」


俺「う～ん」

どうしようかな

１.　お店にカラーボックスを買いに行こうか
２.　今は気にする必要はない
３. 日曜大工に挑戦してみよう