キャラ設定などが崩壊していますので原作重視の方はご注意ください
時代背景がめちゃくちゃです
一刀くんがチートです
それでもいいかたはどうぞ
虎牢関、・城壁
一刀「華雄はいるか」
華雄「おぉ一刀か、さっきはたすか『パシン!!』なっ!」
一刀は華雄のほほを叩いていた。
一刀の眼は怒りと悲しみがやどっていた
華雄「なぜ私が叩かれねばならんのだ!」
一刀「本気で言ってるのか…」
華雄「あぁ」『パシン!!』
叩くと同時に一刀が叫んだ
一刀「貴様はなぜあそこで敵に突っ込んでいった!!」
華雄「それはあやつらが私の武を侮辱したから『その武は何の為にある!!』…!!」
一刀「答えろ華雄!貴様の武は何の為にある!」
華雄「董卓さまをお守りするためだ…」
一刀「ならその武は誰のために振るうのだ!」
華雄「董卓様のためだ…」
一刀「貴様の生き様と月、どちらが大切だ!!」
華雄「董卓様だ…」
一刀「そこまでわかっていながら何故自分を殺さない!本当に月が大事ならあの程度の侮辱なんぞ耐えて見せよ
己が内に秘め怒りを闘争心に変えろ!それができないから猪武将などと呼ばれるのだ!!」
華雄「………………………」
華雄は震えていた、それは怒りではなく不甲斐なさ、
自分はあまりの未熟さに愛すべき主君を失うところだったのだ
一刀「さて、説教はこの辺にして…」
一刀は華雄を抱きしめた
華雄「なっ///」
一刀「無事でよかった…ほんとに」
一刀は華雄を助けるまで不安だらけだった、また失ってしまうんじゃないか、もう失いたくない、
そんなことばかりを考えていた。だから華雄を見つけた瞬間ほんとは抱きしめたかった、でもここで
彼女に言っておかなければいけないことがあると感じた、彼女が今の状態から一歩前に進むために
華雄「一刀…本当にありがとう」
華雄もそんな一刀の心を感じてか抱きしめ返していた。二人の間には桃色の空気が流れていた
霞「あ~コホンッ!二人ともそういうのは戦いが終わってからにしてや、てか一刀!うちも一刀の援護とか
したんやけどな~」
一刀「うん、霞もありがと」
そう言いながら霞の頭を撫でる
霞「へへへ~」
霞は気持ちよさそうに目を細め一刀によりかかった
その様子をじ~~~~~~~~~~~~っと見ていた恋が
恋「…………ん」
トコトコ近づいてきた
♪~←ドラクエの戦闘に入る曲
恋があらわれた!
恋は上目遣いに一刀を見ている!
一刀は目を背けた!
さらに恋は回り込み見上げている!
一刀はさらに目を背けた!
恋はさらに回り込み涙目で見上げてきた!
一刀は陥落した!
恋「~~~~♪」
華雄&霞「「陥落はや!!!!」」
一刀(恋のこのかまってください光線に耐えられる男がいるなら紹介してほしいくらいだ!!!)
一刀がそんなことを考えていると背後から殺気を感じた
一刀が振りかえりながら回避行動をとると一刀の頭のあったラインをなにかが通り抜けた
ねね「ねねの陳宮キックをよけるな~!、イタッ!な、なにをするのですか恋どの~」
恋「一刀いじめるの恋がゆるさない」
ねね「恋どの~」
一刀「ははは」
霞「締まらんやっちゃな~」
華雄「まぁ下手に緊張するよりはいいんじゃないか」
霞「そうやな、うちもこういう空気の方が好きやな」
そんなやりとりを見ていた兵士達の中にも小さな笑いが起こり程よく緊張を解いた
今の兵士達の状態は万全と言えるものだった。
そしてついに連合軍が虎牢関に辿り着いた
一刀「汜水関の時はよくわからなかったけど…とんでもない数だな~」
霞「せやろぉ~、だから下手に攻められないんよ」
一刀「…………いや、明日は攻めよう」
霞「はぁ!?なに言うてんのこんなか突っ込むなんて自殺行為やで」
一刀「だからこそ行くんだよ、きっと相手も今霞が言ったように思ってるはずだ、奇襲の基本は相手の虚をつくことだろ
それにこっちには、最強の武・呂布に神速の張遼がいるんだよ」
華雄「私はなんかないのか?]
一刀「華雄の武は俺が信じてる、それじゃだめ?」
そう言いながら笑顔で華雄を見つめる
華雄「いや、問題ない///」
呂布「恋の武は?」
霞「一刀はうちの武を信じてくれへんの~」
一刀「もちろん信じてるよ」
そう言って二人にも微笑む
恋「ん///」
霞「フフフ~///」
ねね「たしかにその通りですな、恋殿の武の前ではあんなやつらなんの問題もないのです」
一刀「じゃあ明日はこっちから仕掛けるということで」
皆「「「「応!!!」」」」
連合軍本陣・とある天幕
袁紹「では、明日の先陣はこの私、袁本初がつとめさせていただきますわ。みなさんに華麗な戦いというのを
見せてあげますわ。おーほっほっほっほ」
この時、誰もなにも言わなかった、おのおのがどうやって名声を得るか、そのことに気がむいていたからである
もしこの時誰かが先陣をかわっていたならあんなことは起きなかった。
次の日
一刀「それじゃあ準備はいいかな??」
霞「いつでもええで~」
華雄「うむ、こちらも問題ないぞ」
恋「………(コク)」
一刀「じゃ、いきますか」
その声とともに門が開く
霞「張遼隊!敵を叩きのめしてうまい酒を飲もうや」
華雄「華雄隊!汜水関での屈辱を返すぞ!」
恋「…………行く」
おのおのが檄をとばしながら進む中
一刀「北郷隊!援護とはいえ立派な仕事だ!へたな動きしてくれるなよ、俺が張遼にいじられるんだからな」
兵達に笑いが起きる。北郷隊は結成されてから日が浅いが、統率は異常なまでにとれていた理由は単純
兵達が一刀に絶対的な信頼をおいているからだ、これは兵達と一刀の間に何かあったわけでもなくただ兵達が
「この人は信用できる」と兵達が思っているからだ。さらにこの隊の兵達は精鋭のなかでもさらに優秀な
人材が集まっており、個々の能力も高い。そんな兵達に一刀も信頼をよせており、家族のようなものになっていた
個々の能力も高く統率が取れている、相手から見ればこんな凶悪な隊はいないだろう。
そのころ袁紹の陣では
袁紹「ふん、あんな数でどうする気かしら、すぐにひねり潰してしまいなさい」
だがそれは無理な話だった、率いている武将の質はもちろん、士気の高さ、兵卒の能力、すべてにおいて
劣っている袁紹の兵では話にならないのだ。
???「私たちの目の前にいる隊はどこの?」
???「はっ!張遼隊です、その速さより「神速」との異名があります」
???「そう、ほしいわね、なんとか戦線に割り込めないかしら?」
???「なにぶん馬鹿の隊が大きく広がりすぎていますから、へたに前進してもこちらに被害が出るだけかと」
???「じゃああきらめましょう、今は兵の無駄な消費はおさえるべきだものね」
城から退却の銅鑼がなった。
董卓軍が去った後の戦場にはほんとにわずかな董卓軍兵の死体と大量の袁紹軍の死体が転がっていた
それから数日間連合軍は虎牢関を突破できずにいた、虎牢関の門は硬く閉ざされ、どの軍もこじ開けることができずにいた。
そのせいで士気は下がり、疲労の色が濃くなり始めたころ
連合軍・本陣天幕
袁紹「あなたがたはいったいなにをやってらっしゃるの!あの関一つにいつまで時間をかけるんですか!」
そんな怒声が響いていた
袁紹「あなた達は無駄に被害ばかり広げて成果が上がってないじゃありませんか!」
その時そこにいた諸侯は皆同じことを考えたであろう。
(お前にだけはいわれたくねぇよ………)
今までのトータルで一番兵が死んでいるのが初日に先陣をつとめた袁紹のところだった。
袁紹「もういいですわ、明日は私が出ましょう、美羽さんあなたにもきてもらいますよ」
袁術「う~しかたないの~」こう答えたのは袁術、真名は美羽
袁紹「では、きまりですね」
そういってその場は解散となった
袁紹「しかし、あの門をどうやって開けさせましょうか??」
袁術「うむ~、七乃、なにかいい策はないか」その声に答えたのは張勲、真名は七乃
張勲「それならこんなのはどうでしょ~、ごにょごにょ」
袁術「おぉ、さすが七乃!完璧なのじゃ!」
袁紹「では、その策で行きましょう、今こそ袁家の名前を天下に轟かせるのです!おーほっほっほっほ」
馬鹿三人組は騒いでいた、その策が惨劇を生むとは知らずに…
次の日城門の上にいる武将たちは怒りにより震えていた、
その中でも一人だけ大きく震えていてその目からは涙がこぼれていた
霞「なんやあれ…なんなんや!あれは!!」
そう叫んだ霞の視線の先には体を槍で串刺しにされ晒されている死体があった。その数、およそ5人
そのすべてが北郷隊のものであった。理由はなかった、たんなる偶然だった。
霞「あいつらあれでも人間か!どっちが悪やっちゅうねん!」
恋「あいつら…コロス」
ねね「やつら、人じゃないです」
華雄「一刀……平気か」
一刀「よく見といてくれ華雄そして皆、彼らは守るべきもののために戦った、
そんな彼らをこんな風に扱う奴らを俺は許せない…でもいまここで出て行ったら彼らの思いを無駄にすることになる、だから俺は耐える、みんなも今は耐えてくれ……」
その言葉は皆の心に響き怒りを抑えさせた、代わりに皆の眼にやどったのは、強い決意、思い、
そしてなにより闘争心を湧き上がらせた。
???「なにやってんのよあれわ!」
???「あれを実行したのはどこだ!」
???「あれが我らの正義…なのか!?」
???「こんなの酷すぎる」
そんな諸侯のつぶやきの中一人の少女が本陣に向かっていた、名は曹操
???「麗羽!!あれはどういうこと!!」
袁紹「なにがです、華琳さん」
曹操「あなたが馬鹿なのは知っていたけど、ここまでとは思わなかったわ」
袁紹「なっ!あれは袁術さんのところの策で『黙りなさい!!』!!」
曹操「あなたにここまで失望したのは初めてだわ」
伝令「伝令!虎牢関開門!!」
袁紹「ふん!華琳さん大事なのは結果ですよ」
曹操「あっそ、もういいわ」
そう言って曹操は去っていった
曹操「………下種が!!」
袁紹と曹操の話の最中
七乃「もう一押しほしいところですかねぇ~、よし!みなさん、その人たちの手足と首、切り取っちゃってください」
その指示と同時に5人の手足と首が斬られた
皆「「「「!!!!!!!!!!!!!」」」」
一刀「………………………」
それを見た瞬間一刀は城壁から降り兵をまとめた
ほかのものも何も言わなかった…いや言えなかった
一刀と北郷隊の放つ殺気に言葉を失った。
そんな中、霞が声をかけようとしたが
霞「なぁかず『行かせてやれ』…華雄」
華雄「とめても無駄さ…いまの一刀は誰にも止められない…」
そんな会話を気にもせず一刀は自分の部隊の前に立ち声をかけた
一刀「みんな…俺は今から敵に突っ込む…みんなは城壁の上から見ていてくれ…人の道から外れた外道どもの末路を」
その言葉に全員がうなずいた
恋「恋も行く…」
一刀の隣にはいつのまにか恋もいた、その眼は怒りに燃えていた。
一刀「ありがとう恋、でもねこれは俺がやるべきことなんだ…だから恋はここを守ってて、そして俺が帰ったら笑顔で迎えにきて」
そう言って微笑む
恋「…わかった」
一刀「ありがとう」
恋の頭を撫でた後
一刀「開けろ」
一刀は戦場に進んだ、家族への侮辱をした者達を裁くべく…
戦場に出ると一刀の前に二人の袁紹軍の武官がでてきた
武官A「なんだこいつ、仲間の仇でもとりにきたってか」
武官B「着てる服は偉そうだな、こいつを討ち取れば名もあがりそうだな」
武官A「じゃあ、死んでもらうか」
そう言い放ち二人の武官は剣を構えた。
それにたいして一刀はただ「双狼牙」を抜いただけ、だがそれだけで武官の二人は動かなくなった
そして一刀が二人の間を通り過ぎたとたんに二人の武官は原型をとどめないほど細切れになった
それを見た袁紹軍の兵達は恐怖にとらわれた、しかし、なんとか自分を取り戻したとき一刀はもう正面にはいなかった
「ぎゃああああああああああーーーーーーーーーーー!!」
次に聞こえたのは後方からの悲鳴、そっちに眼をやれば一刀がバラバラになった兵達の死体を一箇所にまとめて手を合わせていた
そしてゆっくり立ち上がると
一刀「さぁ、貴様らに地獄を見せてやろう…」
その言葉と同時に殺戮劇は…始まった。
その舞台に物語はなく、一人の青年が踊り狂う。
その踊りにリズムなんてものは存在しない、ただ感じるままに踊り続ける、
地を蹴る音、風を斬る、人を斬る音、恐怖に染まった悲鳴、死に逝く者の断末魔の叫び、恐怖に自我を失った者の声が
その舞台に音を奏でる……
自ら舞台を降りるには、自ら死ぬしかない、それでも「殺される」という出番が来るまで恐怖に怯え続けるよりはマシである
そうして20万近くいた袁紹軍と袁術軍もわずか6万程度の軍勢となった、
さらにそのうちの大半がその場に座り込み、放心状態になっていた。
それを見ていた董卓軍と諸侯たちは
虎牢関・城壁
霞「あれが一刀の本気か……」
華雄「強いとは思っていたが…ここまでとはな…呂布よ、勝てるか?」
恋「(フルフル)……今の一刀には誰も勝てない」
ねね「認めたくないですが、そのとうりだと思うのです…」
霞「せやろなぁ…さすがのうちも、あれとは戦いたくないで…」
華雄「そうだな、だが私は一刀を誇らしく思うぞ…仲間のためにあそこまでの力を出せるのだからな」
その言葉に残りの3人だけでなく兵士達もうなずいた。
連合軍・右翼、左翼、後曲
魏
曹操「春蘭、秋蘭、凪の三人は今すぐあの馬鹿の援護に向かいなさい、兵は置いていきなさい、被害が増えるだけよ」
その言葉と同時に夏侯惇、夏侯淵、楽進は駆け出した
曹操「問題ないわよね」そう問いかける
荀彧「はっ、あの三人なら問題ないかと」
曹操「そう、ありがと」
呉
孫策「まずいわよ冥琳…このままじゃ連合軍が負ける。正直やつらのやったことは許せないけど、
今負けるのは困るわ…」そう言ったのは孫策、真名は雪蓮
周瑜「そうね…我らの宿願はたすため…祭殿、思春、明命は今すぐ援護に向かいなさい、ただし兵は置いていけ
使い物にならなくなる」そう叫んだのは周瑜、呼ばれたのは、黄蓋、甘寧、周泰の三人
三人「「「はっ!!!」」」そう返事して、駆けていった
蜀
6人の女の子が話していた
劉備、関羽、張飛、趙雲、諸葛亮、鳳統の6人である
真名は桃香、愛紗、鈴々、星、朱里、雛里
鳳統「朱里ちゃん…このままじゃあ」
諸葛亮「うん、雛里ちゃん…愛紗さん、鈴々ちゃん、星さん、袁紹さんたちの援護に行ってください
ただし兵は置いていってください、ただ死ぬだけになってしまいますから」
劉備「皆…あの人は仲間にあんなことをされてきっと悲しいんだと思うの…だから止めてあげて!」
その言葉に三人はしっかりとうなずきかえしながら援護に向かった
一刀の前には5人の武将がいた。
袁紹は今起きていることが理解できずに硬直し、袁術と張勲は抱き合いながら震えている
文醜と顔良は3人をかばうように武器を構えていたしかしその体は誰が見ても明らかに震えていた
この時文醜と顔良は死を覚悟していた、20万対1、この数字から誰がこの結果を予想できるだろうか
どんだけ強い武将にも体の限界は来る、それが20万もの大軍を一人で相手するのだから訪れないわけがない
しかし、今二人の目の前にいる男からはその限界がまったく見えてこない、それどころか時がたつにつれ
踊りの速さは増し続けていた、その光景を見たとき二人は本能的に感じていた
この男には自分たちの命が何個あったとしても勝てないだろうと
一刀は歩き始めた…自分の家族を侮辱した者たちを裁くため…その眼に文醜・顔良は入っていない
ただ裁くべき相手だけを見つめていた。
文醜&顔良「「はあーーーーー!!」」
二人は一斉に斬りかかった、倒すことはできなくとも足止めぐらいは…と思って
だが、そんな考えすら打ち砕かれる、たった一合で二人は遥か後方に吹き飛ばされた
そして一刀は袁紹の前に立ち
一刀「なにか言い残すことはあるか…」
袁紹「あっ………」
袁紹は声を出すことができなかった、現状を認識したときには絶望が目の前にいたのだから
一刀「…………………死ね」
そう言い放ち「双狼牙」を振り下ろす
『ガキン!!』
夏侯惇「くっ!凪!袁紹を!秋蘭はそこの二人を!」
一刀の一撃は夏侯惇によって受け止められていた
夏侯惇「はあーーーーー!!」
そのまま夏侯惇は一刀をちからまかせに吹き飛ばした、一刀は空中で一回転して着地した
一刀「貴様は誰だ…」
夏侯惇「夏侯惇…」
一刀「どけ…殺すぞ」
夏侯惇「悪いがそれはできん…華琳様の期待は裏切れん」
一刀「そうか…」
そう言って一刀は「双狼牙」を構える、それにたいして夏侯惇も「七星餓狼」を構える
二人の間を風が通り抜けた瞬間、夏侯惇が攻めた
だがこのとき夏侯惇は一刀の本気の速さを知らなかった、そして後悔したときにはもう遅かった
すでに一刀は自分の背後におり「双狼牙」を構えていた、夏侯惇は振り返りながら「七星餓狼」を盾にする
これが一対一の勝負だったら間違いなくここで決着がついていただろう
しかし一刀は殺せなかった、夏侯惇を「七星餓狼」ごと吹き飛ばし、背後に迫る2本の矢を弾く、回転の勢いをそのままに上空に氣による斬撃を飛ばす
楽進「くっ!!」
楽進は氣弾で斬撃を打ち落とす。
夏侯淵「無事か!姉者!」
夏侯惇「おぉ!秋蘭か!すまん、助かった。どうにもこいつを一人で倒すのは無理なようだ」
楽進「来ます!!」
楽進の掛け声と同時に無数の氣の斬撃が二人を襲った、三人はそれをなんとか叩き落し一刀を見据える
一刀は瞬時に間合いを詰め夏侯淵に襲い掛かる、そこに楽進が氣弾を放つ、だがそこにもう一刀の姿はなかった
楽進「!!!」
夏侯惇「凪!上だ!」
その声に反応し楽進は閻王で一刀の上空からの一撃を防ぐ、だがその一撃により楽進に隙が生まれる
一刀は几を籠めた蹴りを放ち楽進を吹き飛ばす
夏侯淵「凪!!」
夏侯惇「貴様ー!」
そう言いながら夏侯惇が突っ込んでくる、一刀は地面に「双狼牙」を突き刺しおもいっきり振り上げた
それにより砂煙が生まれる
夏侯惇「なっ!」
そして砂煙を切り裂きながら斬撃が飛んでくるそれを防いだときには一刀が懐に入り込んでいた
一刀はそのまま夏侯惇の腹を殴り吹き飛ばした
夏侯淵は砂煙の中でなにが起きているのかわからなかった、そして次の瞬間夏侯惇が吹き飛ばされてきた
夏侯淵「姉者!!」
飛ばされてきた夏侯惇をなんとか受け止める、一刀はそんな二人に襲い掛かろうとしたが、楽進がそれを止める
楽進「はあーー!」
一刀はその攻撃を難なく受け止め弾きかえす、楽進は弾きかえされた反動を利用して二人のそばに着地し膝をついた
夏侯淵は動けなかった姉をうけとめたせいで腕がしびれていた、なにより今ここで自分が下手に動けば
二人が死ぬことも感じ取っていた
一刀はそんな三人を見て袁紹のもとに向かおうとしたが目の前に新たな3人が立っていた
黄蓋・甘寧・周泰である
一刀「貴様らも邪魔をするのか」
その言葉に三人は無言で武器を構える
そしてまずは甘寧と周泰が襲い掛かった、手数を多くし、一刀に反撃の機会を与えないようにした
『ガキン!』
ぶつかったのは甘寧と周泰の武器、その瞬間黄蓋は背後に矢を放った、見えたわけではない
今までの経験と勘が動かした、しかし一刀は慌てることなく黄蓋に一撃をいれる
黄蓋「カハッ!」
なんとか「多幻双弓」で防いだもののそのまま吹っ飛び受身もとれず地面に叩きつけられる
甘寧「黄蓋殿!」
周泰「黄蓋様!」
二人が叫んでいると一刀は周泰に斬りかかった、
周泰「あっ!」
まともに防げたのは初撃のみその後の氣の斬撃をもろにくらい倒れた
甘寧は一刀に斬りかかろうとしたが、次の瞬間一刀を見失い背中をすさまじい衝撃が襲った
甘寧「ぐっ!」
なんとか受身は取れたがまともに立てなくなっていた
甘寧に一撃をいれた一刀はふせた、一刀の心臓があった位置を槍が通った
趙雲「ほぉ、いまの一撃を避けますか、かなり本気だったのですがな」
張飛「今度は鈴々たちが相手なのだ~」
関羽「我が正義の刃を受けるがいい」
関羽の言葉を聴いた瞬間、一刀が叫んだ
一刀「なにが正義だ!己の目で確認もせず、他者の言葉に躍らされてるような奴がなにを言うか!」
そう言って一刀は一回転し「双狼牙」を投げた
関羽「なっ!!!」
それをなんとか避ける関羽、一刀は張飛に突っ込んだ
張飛「にゃ!?」
完全に不意を衝かれた張飛は慌てて「蛇矛」で突きを放った、一刀は突きを避け蛇矛をつかみ投げ飛ばした
趙雲「フッ!!」
趙雲は連続突きを放った、その突きは関羽や張飛でも全てを防ぐことはできない、そんな突きを一刀は全て避けきった
趙雲「なっ!」
全てを避けたあと一刀は趙雲を蹴り飛ばした
趙雲「ぐはっ!」
関羽「鈴々!星!貴様ー」
そう言って一刀に突っ込む、一刀はただ手を前に出していた、次の瞬間関羽の背後から風を斬る音が聞こえた
関羽(まさか!)
そう思い慌てて伏せるすると上を「双狼牙」がかすめる、それを受け止めた一刀は勢いを殺さぬように
一回転し振り上げる
関羽「くっ!」
それをなんとか防いだものの手が痺れていた
そんな二人が向かいあっていると
「そこまでよ!!」
という声が響いた、一刀がその声のするほうを見ると曹操、劉備、孫策、軍師達がいた
孫策「悪いけど、逃げ場はないわよ」
そう言い放つ孫策、周りをよくみればいままで戦った武将達が一刀を包囲していた、右前方に魏軍、左前方に呉、後方に蜀
劉備「もう戦うのはやめましょう、降伏してください」
そう涙目で言う劉備にも一刀は何も言わない
曹操「これだけの武将…あなたに勝ち目はないわよ」
そんな彼女達に一刀は一言だけ返す
一刀「……………来い」
曹操「わかったわ、なら力づくで降ってもらう」
その言葉と同時に一斉に武将達が襲い掛かってきた
まず夏侯淵と黄蓋の矢を叩き落すその勢いのまま後方に砂煙を起こす、そのとき蜀の三人はほんの少しためらってしまった
もし彼女達がためらわなかったら結果は変わっていたかもしれない
それでも前方から4人の武将が迫っていた、さらに夏侯淵と黄蓋は第二射を放とうとしているところだった
この状況に曹操たちは勝ちを確信していた、そして一刀を中心に氣の爆発が起こった
立っていたのは一刀だった、他の武将達は皆地に倒れていた、夏侯淵と黄蓋は武器を手に持っていなかった
曹操達は驚愕した、なぜ自分達の武将が倒れているのか、一刀をよく見ると武器がいつのまにか二刀流になっている
「双狼牙」には二つの仕掛けがあった、一つ目は、氣がながれやすくなっていること。二つ目は、中央で二つに分けることができることだ。
もともと一刀は二刀流使いだったのだが、祖父に
じいちゃん「一刀よ、お前の速さと手数の多さはわしおも遥かに凌駕しておる、だがそれゆえにお前の体力の
消費が激しすぎる、じゃからその二刀流は追い詰められたときのみに使うようにしろ」
それから一刀は「双狼牙」を使うようになった
曹操、孫策はそれぞれ「絶」「南海覇王」を構えた
一刀はそんな二人を見ると背を向け虎牢関に向かって歩き出した
一刀「袁紹と袁術に伝えとけ…必ず殺してやると」
そう言い残して去っていった
一刀が去った後孫策と曹操はそれぞれの武器を落とした
孫策「さすがに死ぬと思ったわ…」
曹操「えぇ、そうね…この子達もよく挑んだわね」
劉備「わたし、睨まれただけで腰が抜けちゃいました…」
そんなことを話しながら曹操は目の前の惨状を見ると
曹操「さて、このあとはどうしましょうか」
そうつぶやいていた…
どうもkarasuです
いかがだったでしょうか?書きたいことだらだら書いたらこうなりました。まとまりがなくてすいません、あと言葉のレパートリーのなさ!!悲しくなってきますね。
さてさてまたまたみなさんに質問です。董√でいけという大佐からの指示が多いようなのでこのままいきますが武将が足りません(現在、月・詠・霞・華雄・恋・ねねの6人)正直このまま天下統一なんて無理っす!そこで大佐に聞きたいんだがオリキャラが見たいのかい?それともまだ出てきてない武将でどうにかした方がいいのかい?大佐の指示がほしい
1・オリキャラЩ(☆д☆)Щカマーーン!!
2・いやそういうのいいから…
ちなみに2を選んでもある程度キャラ崩壊するよ(いまさらだが)
大佐の指示を待っています
ここまで読んでくださりまことにありがとうございます。これからもほそぼそと続けたいとさせていただきます。
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投稿です
いや~長かった、内容は決まってたんですけど私は打つのが遅いのですいません
駄文ですが生暖かい目で見てください