一刀が洛陽を出て連合本拠地へ向かっているとき
一刀(……月が背負っているものはとてつもなく大きいな この連合は華琳や桂花が言ったとおりだったな)
一刀は様々な思いを受けている月を考えながら本拠地へ向かっていった。
日が出始めた頃一刀は華琳たちが待つ本拠地へ到着していた。
一刀「やっとついたか さてまずは華琳へ報告だな「一刀ではないか」ん?」
秋蘭「おかえり 一刀」
そういって春蘭と秋蘭は一刀を出迎えてくれた
一刀「ただいま 春蘭秋蘭 丁度よかった みんなに報告したいから華琳の陣まで案内してくれないか?」
春蘭「分かった こっちだ」
と二人は一刀を華琳の居る陣へと向かっていった。
華琳「あら 一刀 おかえりなさい 首尾はどうだったの?」
一刀「あぁ そのことを今から話す できれば全員に聞いてもらいたいんだが集まるまで待ってもらえるか?」
華琳「分かったわ 誰かある!」
兵士「はっ!」
華琳「将軍各員を至急召集して頂戴 軍議をとりおこなう」
兵士「はっ!」
そうして兵士たちが全員を集めたあと
一刀「全員集まったな それじゃ俺が洛陽であったこと全部話すな」
そういって一刀は洛陽の現状 そして月たちのことを話し始めた
一刀「…これが俺が行って分かった洛陽の現状と董卓軍の現状だ でだ華琳」
華琳「何かしら 一刀」
一刀「華琳は董卓…月を犠牲にしてものし上がっていくって言ったな?」
華琳「えぇ でも死んでもらおうとは思ってないわ」
一刀「そうか じゃあ俺は月たち全員を助けるために動きたいと思う」
華琳「でも一刀 助けるとしてもどうやって連絡をとるつもりなの?」
一刀「それなら問題ない 忍びを一人つけて連絡をとれるようにしている」
華琳「用意周到ね まさかこのことを最初から予想していたのかしら」
一刀「それはどうかな まぁ月たちは人脈もあるし 飛将軍でもある恋たちも手に入る こっちにしてもかなりの戦力強化になるんじゃないか?」
華琳「そうね じゃ私たちは董卓達一同を仲間にするためにこの戦に挑むつもりでお願いね」
全員「御意に」
そういって全員が一刀の報告と今後の方針を聞いて解散していった。
季衣「兄ちゃん おかえり いつ帰ってきたの?」
一刀「季衣か ただいま 今日の日の出ぐらいに帰ってきたんだ」
流琉「一刀様 おかえりなさい」
一刀「流琉 ただいま」
三羽鳥「隊長 おかえりなさい(なの)」
一刀「三人ともただいま」
桂花「おかえり 一刀」
一刀「ただいま 桂花」
とほかの将たちと挨拶していると華琳たちが歩いてきた
華琳「一刀 桂花 悪いんだけど今から軍議だから一緒に来て頂戴 ほかのものは兵の調整をね」
全員「御意」
そうして俺と桂花、華琳は軍議のために向かっていった。
で、だ。 俺は今軍議に来て完全に絶望していた。なぜなら
袁紹「おーっほっほっほ おーっほっほっほ」
一刀「なぁ華琳 この女なんだ」
華琳「私の幼馴染の袁紹よ」
一刀「……永遠に黙らせてもいいか?」
華琳「今はやめておきなさい 私だって我慢してるんだからお願い」
一刀「……分かった」
そこに集まっていたのは各諸侯の将たちだった
まず名族袁紹 袁術 孫呉の孫策 義勇軍の劉備 白馬の公孫讃 涼州の馬謄の娘馬超 ほかの諸侯たちだった。
袁紹「あら 華琳さんじゃありませんか 一番遅いなんてどうゆう神経ですの? あら後ろの人は」
華琳「北郷一刀よ 天の御遣いって言われてるものよ」
そう華琳がいうと諸侯の人間がざわつき始め「あれが、あのものが」などど小さな声がいきかっていた。
袁紹「へ、へぇ その男が天の御遣いなのですね なんだか胡散臭いですね」
そういった瞬間華琳が絶をもって袁紹に切りかかろうとしたので俺がすぐに止めに入った。
一刀「まぁ俺のことは置いておくとして今何をしてるんだ?」
袁紹「この連合の総大将を決めているんですわ」
一刀「……華琳 こいつ斬っていいか」
華琳「私は止めておいてあなたが斬っては意味ないでしょ」
一刀「……俺もう黙っておく」
華琳「そうしておいたほうがいいわよ」
と二人が黙って1時間以上袁紹のくだらない自慢話などを聞いていると
桃香「あの今までの話にあってるのは袁紹さんだと思うので袁紹さんが総大将をすればいいのではないのですか?」
と桃香が袁紹を総大将に推した。
袁紹「全てにあっている… では私がこの連合の総大将をさせてもらいますわ」
わーパチパチ
袁紹「では私を総大将に選んだ劉備さんに先陣を任せたいと思います よろしいですね」
桃香「え それは「少しお待ちください」朱里ちゃん」
朱里「劉備軍の軍師をしている諸葛亮です 私たちの軍は寡兵なので兵を2万と兵糧をお貸しいただきたいのですが」
袁紹「そ、それは 分かりましたわ 斗詩さん 劉備さんのところに兵と兵糧の手配を」
斗詩「はい 姫」
華琳「そういえば麗羽 何かいい策はあるのかしら」
麗羽「もちろんですわ 華麗に 優雅に 雄々しく 進撃ですわ!」
各諸侯「………」
麗羽「あら 皆さん 素晴らしい私の策に黙りこくられて おーっほっほっほ」
とまぁこのくだらない軍議は終了したのであった。
一刀「あぁー 頭痛い 俺の中の袁紹像が完全に崩壊した」
華琳「あなたの天の国でのあいつの印象は分からないけどどんだ災難ね でも少しだけ私に付き合いなさい」
一刀「劉備のとこへ行くのか?」
華琳「えぇ 一緒に来てくれるわよね?」
一刀「分かったよ」
といって二人は劉備の陣へと足を運んだ
愛紗「貴様ら 何者だ ここを桃香様の陣だと知ってきているんだろうな!?」
と愛紗が陣の入口で待ち構えていた
華琳「私は曹孟徳よ あなたのところの総大将に挨拶がしたいと思ってきたんだけれど」
愛紗「貴様が曹操殿だという根拠がどこにある お引き取りを」
一刀(なんなんだ この女)
と愛紗が陣前で叫んでいると陣の中から桃香がでてきた
桃香「ちょっと愛紗ちゃん 落ち着いて」
愛紗「と、桃香様 どうしてこんなところに お下がりください」
華琳「劉備 さっきの軍議ではありがとね おかげで助かったわ」
桃香「いえ 当然のことをしたまでなので」
華琳「そう ところでなんだけどあなた董卓軍の現状とかって知っているのかしら?」
桃香「え? 洛陽が荒れていてそれを倒すために動くだけでしょう?」
華琳「そうね… すまないわね お邪魔したわ」
と華琳と俺は劉備陣営を後にした 関羽は立ち去るまで俺たちをにらみ続けていた。
一刀「であった感想は? 華琳」
華琳「だめね ただ自分の配下に対して甘えているだけ まぁその配下もあのもの自身に甘えているだけ」
一刀「だろうな どうする 助けたりするか?」
華琳「こっちに兵を回してくるのであれば対処するだけ それで充分よ」
一刀「分かった みなにもそう伝えておく」
はづきです すいません 区切りがいいのでこの辺で
次回から汜水関虎牢関にちゃんと入っていきます
今回の話では桃香たち劉備軍のことを書いてみました。
では次回までお待ちください
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はづきです
一気にストックしていたものを連投していきたいと思います