前書き~
おはこんばんわ『朝日の男』です。
この度、調子に乗って2回目の【真・恋姫†無双】の二次創作を書きました。
文法おかしい所や時系列がおかしいところ(三国志 年表 で調べた程度)があると思いますが、軽い気持ちで読んでください。
台本形式です
では、どうぞ~
馬を走らせ3日後 砦のある森に帰還したボス・アニキ・デク・チビ
ボスは早々と自室に戻った
3人組に盗ませた本『太平要術の書』
かつて自分のもっとも大切な、そして寂しがり屋の女の子がかつて欲していた本
ボス「それが今、目の前にある。たしか・・・この内容を知るのは三姉妹だけだったな。」
その中で末っ子だった彼女が熟読したようなことを言っていた
柄にもなく手に汗をにじませながら本を開く
最初の頁には、この本を読む覚悟はあるか?と書かれている
頁をめくり始め2時間経っただろうか、チビが竹の筒に水を入れて持ってきた
チビ「ボス、水をお持ちしました。」
ボス「あぁ 置いといてくれ。」
チビ「へい、あのボス?厚かましいとは思うんですがね。その本、なんて書いてあるんです?自分少しは文字が読めるんですが、内容がチンプンカンプンなんでさ。」
ボス「これか?これはな~どんな奴でも天下を取れる道筋が書かれているんだ。」
チビ「え!それは凄い。じゃあ、ボスは天下をお取りに?」
ボス「いや、俺はしない。確かにこの本の内容どうりに物事を進めれば天下は取れる。しかし、所詮からっぽの天下なのさ。」
チビ「???」
本の内容は掌握術と妖術(未来的技術)について書かれていた
かつて、ヒ○ラーが行った演説の仕方と同じものがこの本には書かれている
人をある種の興奮、酔いの状態にし意のままに操る
妖術に関しては・・・これは今の技術力ではとても作ることの出来そうにもないものが書かれている
機械式の2針時計の機構、遠くへ声を飛ばす【
ただし、時計を除きこれらは紙に術式を書き己に流れる氣を媒体に効果をなすものだった
他にも医療面のことも少々
そんな話をしていると、鷲が窓辺に止まった
チビ「ボス宛に手紙ですね。」
鷲の足首に括り付けられている物を丁寧にはずしボスに手渡す
その後、鷲にご褒美の干し肉を与えた
ボス「おい。」
チビ「へい!」
ボス「『て組』からの連絡だ。孟徳が治めている土地の近くで賊を発見したそうだ。」
チビ「至急、アニキに連絡入れやす!」
ボス「頼んだ。」
チビ「へい!」
ボス「あ、おい。」
チビ「なんでしょうか?」
ボス「食料は多めで『し組』を連れて行く。」
チビ「?『し組』ですか?今回はそんな遠征なんですか?」
ボス「なんとなくだ。」
チビによる伝達によりスムーズに部隊が集結した
その数1000人
アニキ「ボス!チビから聞きましたぜ。今回の相手は2000人だそうじゃないですか!」
ボス「なんだ?この数じゃ不安か。」
アニキ「いやそういうわけじゃないんですが。小規模の討伐なのに、『し組』を独占しちまっていいのかなと。」
そう先ほどから出ている『て組』『し組』
これはボスが考案したもので頭文字でその部隊の仕事を現している
て組=偵察部隊 し組=食事、調理部隊(非戦力)
となる
アニキが所属しているのは『つ組』、つまり追撃部隊となるが他の部隊も兼任している
デク「まぁアニキ。オラのおいしい、おまんま期待してくれろ。ボスから教わった『煮込み半馬具』作るから。」
アニキ「うひょ~マジか!あれ?でも生肉は日持ちしないんじゃなかったのか?」
デク「なんかボスが肉の入った葛篭にお札貼ったら日持ちする、て言われたから大丈夫なんだな。」
アニキ「よっしゃ!おい、野郎共。今回の戦の飯は『煮込み半馬具』だ!とっとと賊をぶっ潰して飯を食うぞ!」
おぉーー!!!
と大きく唸る
ボス「『ち組』に感謝だな。」
ち組とは畜産部隊なのだ!!
さて説明しなくてはいけないのだが、ボスが根城にしている砦の場所は今からそう遠くない未来に『魏』『蜀』『呉』と呼ばれる国のちょうど中心の位置にある巨大な森の中にある
そこを中心とし、どこからか人が集まり村が作られ街になり、その住民の手で畑が出来て、いつの間にか
実はこの
馬を走らせ4日目
ついに賊の進行している 近くの場所にたどり着いた
ゆっくりと賊が進行しているのがわかる
おそらくその進行先に次の獲物があるのだろう
アニキ「ボス、命令を。」
ボス「ん、コホン。これから我々は目の前の賊を退治する。しかし、降伏するものは縄で縛り後に尋問するので生かしとくように。しかし抵抗した場合、縛り上げ直ちに朝廷へ出頭させる。腐っても朝廷だ、少しは礼金はくれるだろう。そしてこれは、時間との勝負だ!地図を見る限り近くに村がある、彼らの平和を我々が守れば一石二鳥だ。かかれーー!」
ピーーーー
この時代に合わない戦を始める音
本来なら銅鑼だが、音が広範囲に聞こえる高音の出る笛で指示をとるのだ
こうして戦が始まった
賊1「ギャー!」
賊2「ん、なんなんだ?!敵はあのガキ1人じゃなかったのか!?」
アニキ「行け行けー!」
組員1「うぉぉぉ!!」
と、快調に賊を倒していると
???「ハァー!!」バビューン
賊3~6「ギャァアアア!!」バキバキ
アニキ「な、何事だ?!」
アニキの真横を何かが通り過ぎた
アニキが後ろを振り返ると、自分よりはるかに背の低い少女が鎖が付いた鉄球を振り回していた
その威力は凄く一度で賊を3人は悠に倒せるものだ
しかし投げ終わった後に隙が生まれてしまう
賊7「今だ!かかれ!」
???「やば!」
賊7~9「どりゃーー!!」
ボス「おいおい、女1人に何人で相手しているんだよ。」ガキン
3人の攻撃を己の武器で受け止めたボス
???「おっちゃん、ありがとう!」
ボス「お、おっちゃん・・・」ズーン
アニキ「ボ、ボスー!今は落ち込んでいる場合じゃないですよ?!?!」
???「だらぁぁぁ!!」
アニキ・???「へ?」
???「大丈夫か!勇敢な少女とその他大勢!!」
北軍『誰がその他大勢やねん!!』ビシ
北軍、のり突っ込みである
賊10「退却!退却!」
???「逃すかぁ!!」
???「おい、春蘭!ちょっと待てっつうの!」
春蘭「何だ北郷、何故止める!」
一刀「俺たちの仕事は偵察だろ?その子とこのえ~と義勇『北軍だ!!』を助けるために戦うのはいいとして、敵を全滅させるのが目的じゃないだろう!?」
春蘭「ふん!敵の戦力を削って何が悪い?!」
一刀「それは兎も角だけど、他にすることがあるだろ?例えば逃げた敵をこっそり追跡させて本拠地を割り出させるとか。」
春蘭「!」
???「!」
ボス「それなら既に実行済みだ。」
春蘭「おぉ!手際がいいな、おぬし名は?」
ボス「傭兵隊『北軍』の頭首、姓は北で名は刃。字はない。」ガシ
春蘭「わが名は、姓は夏侯名は惇、字は元譲だ。」ガシ
お互い無意識に握手をする
春蘭「ところで少女は何故この者たちと賊と戦っていたのだ?」
???「はい、それは・・・」
少女が話し始めようとしたとき、一刀たちが来た方向から砂煙が舞う
to be continued ?
後書き~
ネタ物と前回書いておきながら続きを書いてしまいました。
え~とですね、まず謝らせて欲しいのガですね、前回の作品タグに『MGS』を入れ忘れていました!
すいませんでした!コメントを読んで気づいたしだいで・・・次から気をつけます。
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まさか続きを書くとは夢にも思いませんでした、『朝日の男』です。
真・恋姫†無双でもしMGSのボスっぽいキャラクターが出たらどうなるか?見たいなお話なので、軽い気持ちで読んでください。
誤字脱字、ありましたら教えてください。
http://www.tinami.com/view/883069 ←前回のお話です