朝でした。
霊夢は布団から起き上がります。寒さ。
パジャマを着替えて。
幻想郷に冬がやってきました。寒さが忍び寄る気配です。霊夢は博霊神社の自室でのんびりと部屋の片づけをしています。
「おはよう!」と魔理沙。
「きたの?
おはよう」と霊夢が答えます。
魔理沙がやってきます。
親友の魔理沙。女の子。
「ここも冷えているなあ。
あ、こんな本が手に入ったぁ。
無限論の数学書らしいよな・・・」
霊夢は本を見て思います。
口に出した。
「無限は無限を生み出せる。
有限なものはそうではないけれど・・・
しばしば有限なものが無限にあこがれるときもあるけれど・・・」
霊夢は口を閉ざします。
「受け止め方はさまざまだ。
ということ」と霊夢。
お茶を入れます。お茶菓子。ふたりでのんびりと茶の間談義です。
博霊神社はのんびりと日が暮れて・・・
冬が近づいてくるのでした。
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無限は無限を生み出せる(集合の濃度)。反面有限なものは有限であり続ける。
お話はしばしばそれを生かしたものが多い。