基本性能を高い次元でまとめた中型FA。
各部装甲の換装により重装派生・軽装派生に変更、あらゆる要求に応える汎用性を持つ。

本機は「1機であらゆる役割をこなす汎用機」というオーダーの下に開発された。
基本形態かつ重装派生である「Blaze-Heavy」からパーツの換装によって軽量派生「Blaze-Light」に変更が可能。

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これによって、本機は中量級でありながら重量級・軽量級双方の専門とする役割も果たすことが可能となった。

その万能さはまさしく次世代スタンダードと呼ぶべきものであり、開発元のCraftelier Fortuneは本機を防衛機構の次期量産FA候補として売り込む予定である。

機体名「ブレイズ」は「烈しい炎」を意味する単語。




搭乗ドライバーはローズ・エインズワース。
民間軍事ORG「Queen of Hearts」2番機。
当ORGは防衛機構内の「腕は立つものの、問題行動が多い」FAドライバーを積極的に引き抜き、戦力としている。

極めて好戦的かつ嗜虐性の強い人物であり、自身の行動を邪魔しようとする者は、たとえ味方機であっても容赦なく攻撃する。
到底組織内で扱える人物ではなく、防衛機構内で鼻つまみ者となっていたところをQoHに引き抜かれた。

敵機のコックピットを有人・無人問わず執拗に攻撃する癖がある。
まるでいたぶるかのように破壊するその姿は極めて異様であり、彼女と行動を共にした者は皆「生きた心地がしなかった」と口を揃える。
いつしかついた通り名は「人喰いローズ」。ローズ自身はこの名をひどく気に入っているとのこと。