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No.860618
鴨杖もよさん
http://www.tinami.com/view/856790 の続きです。 * 少女の日記 2 * ノーサンシウル暦----年--月-日
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部隊長…。彼がいなくなってから何日かたった。 どうして、私をあの時守ったの…。 もう守られる側は嫌だったのに……。 ノーサンシウル暦----年--月--日 部隊の皆は私に気を使ってくれている、 ごめんなさい…。 ノーサンシウル暦----年--月--日 今日、部隊長の欠員をうめるのに1人配属されてきた。 ノーサンシウル暦----年--月-日 あの日の騎士さんと部隊長のお墓に行ってきた。 2人は私の命を守ってくれた勇敢な騎士…。そんな2人のお墓の前でいつまでも、こんなくよくよした気持ちでいるわけにはいかない…。 きっと、2人が心配してしまう。心の整理をしないと。 ―……。 ノーサンシウル暦----年-月-日 心に整理をつけた。大丈夫。もう大丈夫…。 ノーサンシウル暦----年-月-日 私は誰かを守るために騎士になるとあの日、決めたのだから…。 ノーサンシウル暦----年-月--日 今日、もう一度2人のお墓に行ってきた。 2人にもう大丈夫だと伝えたかったから。それともう1つ…。誓いを立てるために。 ノーサンシウル暦----年-月--日 あの日の騎士さん、部隊長、2人の死を私は糧にして前に進む…。 私は守るために騎士なった。だから、今度はもう私の目の前で誰も死なせたりなんてしない。 今度は私が2人のように守る番だと。2人のような勇敢で強い騎士になると…。 あの日、別々の日に私の命を守ってくれた2人の勇敢で強い騎士に。
2016-07-27 18:55:36 投稿 / 1173×1650ピクセル
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* 少女の日記 2 *
ノーサンシウル暦----年--月-日
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