No.86017

真・恋姫無双外史~沈まない太陽~ 第01話

じぺさん

初投稿作品です

生暖かく見守ってやって下さい。

2009-07-23 19:41:24 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:17935   閲覧ユーザー数:13269

 

 

 

本作品は本編のキャラ設定とは若干異なりそうです。予定では。

 

そういった事が嫌な方は読まないことをお勧めします。

 

まだ2話目すら書いてない行き当たりばったりな作品です。

 

プロット?何それ美味しいの?という初心者ではありますが、

 

なんとか完結させたいと思います。

 

 

 

───────────────とある外史─────────────────

 

 

 

「はっはっは そ~れ たかいたか~い♪」

 

「きゃっきゃっ♪」

 

「本当に朝陽様はそれがお好きですねぇ」

 

「ほんと。ぐずってても高い高いってやってあげればご機嫌だものねw」

 

「まぁ手がかからなくていいじゃないか」

 

「あぅ?」

 

「ははは 何でもないですぞ、朝陽様。そぅれたかいたか~い♪」

 

「きゃははっ♪」

 

 

 

時は紀元2世紀後半、後漢王朝の後宮での日常風景。

 

ここにいるのは、朝陽と呼ばれる子をあやす何進大将軍、子の母親である何皇后、微笑ましく眺める侍従長。

 

そして朝陽…姓は劉 名は弁 真名は朝陽… 弁皇子である。

 

 

 

何進「しかし何とも良い笑顔だなぁ。見てると幸せな気持ちになるというか、もっともっと喜ばせたくなるというかさ」

 

侍従長「全くで御座いますね。朝陽様は全ての民に愛されるでしょうねぇ。すでに後宮中の侍従は朝陽様の笑顔の虜になっておりますもの」

 

何皇后「そうね 侍従長も姉様もめろめろですものねw」

 

朝陽「あぅ?」

 

何皇后「ふふふ お産のときに産声が聞こえてなかったときには目の前が真っ暗になったものだったけど… 元気になってくれて本当によかった」

 

何進「ああその話か。生まれたあと暫くグッタリしてたけど、いきなり光り輝いてみるみる生気が戻って… てことだったっけ?」

 

侍従長「左様で御座います。助産婦も宮廷医師も揃って諦めかけていたときに… 外で待機しておりました私にも室内の眩い光が見えました」

 

何進「ふむ。まぁ不思議なことだが、健やかに育ってくれればそれが何よりだな」

 

何皇后「ふふふ。この子の笑顔は国を照らす日輪になるわ。私たちの仕事は日輪が曇らないように守ること。そうよね姉様?」

 

何進「うむ。その為の大将軍だからな。大陸の平和の為に、大陸を照らす日輪の為に、この私の全てを捧げよう」

 

 

 

 

 

頬をぷにぷにと突くと、ぎゅっとその指を握ってくる小さな小さな手。

 

その温もりを決して失わないように。願わくばこの子の未来が明るく彩られますように。

 

・・・・・くぅ~・・・・・

 

 

「あぅ~///」

 

 

何皇后「あらあら。 お腹が空いたのね朝陽。こっちへいらっしゃい」

 

何進「ふむ。しかし不思議なものだな。赤子というのは空腹でもなんでも泣いて知らせるものだと思っていたが。朝陽様の泣いたところを見たことがないぞ?」

 

何皇后「そうなのよねぇ。夜泣きもしないし。でもお乳を飲ませようとすると真っ赤になるのも不思議だわ。かわいいけどw」

 

「あぅ~///」

 

何進「ふむ。幼いながらに心配かけまいとしているのかもしれんな。聡明な子だ」

 

何皇后「さ、朝陽の大好きなおっぱいでちゅよ~」

 

「あぅあぅ~/// ぅ~ ちゅ~ちゅ~」

 

何皇后「うふふ。あのね姉様」

 

何進「なんだ?」

 

何皇后「心から思うの。幸せだなぁって」

 

何進「っふ。言わなくても顔をみればわかるわw」

 

「「はははは(ふふふふ)」」

 

 

 

「・・・けぷっ」

 

 

 

 

何皇后「お腹いっぱいになったらねん寝しましょうね~  ~~~♪~~~~♪」

 

 

 

いつもの様に子守唄を聴きながら安らかな眠りにつく弁皇子であった。

 

 

───────────────現代日本?───────────────

 

 

 

 

 

……

 

 

…………き…や

 

 

…お……き……や

 

 

 

「むむむ… これだけ揺さぶってもおきんとは… これはもう最終手段や!」

 

 

 

 

 

----------ばっしゃあ----------

 

 

 

 

 

「うわああああああああああああぁぁぁあ!! なんだなんだ!!?」

 

 

 

昨日は負けず嫌いの部活の先輩にうっかり勝ってしまった為にしつこく勝負を挑まれ、へとへとになってる上に課題提出期限が今日だったことを思い出し、

 

深夜4時過ぎまで頑張ってたので泥のように眠ってしまっていた。

 

 

 

「いっくら呼んでも全然起きひんから最終手段使わせてもろたで~」

 

 

 

周囲を見回すと悪友の及川がうざいスマイルをこちらに向けていた。その手にバケツを持ちながら。

 

 

 

うん。状況は分かった。

 

これはあれだな。

 

 

 

「ちゃりおーーーーーーーっっ!!!!」

 

 

 

起きぬけに手加減抜きでぶん殴ると及川はわけの分からない奇声を上げて星になった。

 

 

 

とりあえず濡れた服を着替えて朝飯でも食うかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「---------っつ!!!!」

 

 

<<ガンッ ゴロゴロ ガタッ グシャ>>

 

 

 

 

 

お、帰ってきたか。

 

 

 

「いたたたた、何するんやかずぴー! 危うく死ぬとこだったやん!」

 

「るせー!いきなりバケツで水ぶっかけられて起こされれば誰だって同じ反応するわ! ベッドだって水浸しじゃねえか!どうしてくれんだ!」

 

「折角遊びに誘いに来たのに寝てるかずぴーが悪… わかった俺が悪かった。だから釘の刺さったバットを握るのはやめてや、かずぴー」

 

「っち」

 

 

生身で大気圏突破しても無傷な奴には、どうせこれで殴っても大して効かないとは思いつつやめてやった。しかしこいつほんとに人間なんだろうか?

 

 

「それはそうと遊びには行けんぞ。課題提出したら実家に呼ばれてるので戻らなきゃいけないからな」

 

「えー かずぴーのいけずぅ。ホンマは女の子と遊びにでも行くんとちゃうんか?」

 

「ばーか お前と一緒にすんな。親父の実家から爺ちゃんが来てるらしくてな。会いたがってるんだと」

 

「はぁ・・・ まぁしゃあないなぁ ほな他の奴でも誘うわ」

 

「おう またなー」

 

奴と別れて課題提出を終えた俺は、実家の北郷宅へと向っていた。

 

天気もいいし、桜も満開だし、バスで帰るよりも散歩がてらのんびり歩いてる。

 

公園では子供たちがドッヂボールをして遊んでるのが見える。

 

 

「平和だなぁ 全てこの世は事も無しってかぁ… しっかし爺ちゃん何の用なんだろうなぁ?」

 

 

あれかな~ また暇にまかせて俺のこと扱きまくろうってのかなぁ…

 

まぁそれも爺ちゃん孝行だと思えばまぁいいかぁ~ うーん 俺ってば孫の鑑だねぇ~

 

 

なんてクダラナイ事を考えていると、ふとボールがこっちに向かってくるのがみえた。

 

 

………っておいおい、あの子まさか飛び出してこないよな?

 

 

 

!!!っく!!!

 

 

 

間に合え!!

 

 

 

ボールを追って飛び出した子と車との間に体を入れたところで背中に激しい衝撃を感じた。

 

<<ガンッ ゴロゴロ ズサー>>

 

 

 

子供を見るとどうやら擦り傷だけで済んだらしい。

 

…そこで意識を手放した。

 

 

……………………

 

 

 

……………………

 

 

 

……………………

 

 

 

・・・ふと目を覚ますと…

 

 

 

「ああよかった… いつまでも泣いてくれないからもう駄目かと… うぅ」

 

「よかったな、皇后よ。あの光は天が命を祝してくれたのかもしれんな」

 

「うぅ… はい帝。帝の御子ですから。天も祝福してくれたのでしょう」

 

 

 

…知らない人たちがこっちを見て何か言ってる…

 

 

 

「よし。お前の真名は朝陽だ。天に祝福され昇りゆく日輪だ。この大陸を明るく照らしておくれ我が子よ」

 

「まぁ、良い名ですね。 朝陽、元気に育ってね♪ ちゅ♪」

 

 

 

…いきなりキスされた…かなりの美人に… 

 

…でも我が子って…朝陽って…

 

…何がおきたんだ?

 

 

 

 

続く

 

 

 

 
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