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No.856790
鴨杖もよさん
* 少女の日記 1 * ノーサンシウル暦----年--月-日 今日、町がおそわれた。わたしは逃げおくれた。 逃げおくれたわたしを緑髪の騎士さんが助けてくれた。
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でも、彼はわたしを守って死んじゃった…。 ノーサンシウル暦----年--月--日 彼がわたしを守ってくれたように、わたしも彼のように誰かの命を救えるようになりたい。 だから、わたしも大きくなったら、彼のような騎士になる。 ――……。 ノーサンシウル暦----年-月-日 あの日、私の命を救ってくれた彼と同じラナズ所属の騎士になった。 もう守られる側じゃない。今日からは私も守る側。 ノーサンシウル暦----年-月-日 今日、ラグエル部隊に配属された。部隊は町、レ・ラドの配属になった。 分隊は部隊長との2人分隊。 ノーサンシウル暦----年-月--日 部隊の皆は優しく、良くしてくれる。 ――……。 ノーサンシウル暦----年--月--日 レ・ラドが邪精魔あるいはシーノリンに襲われた。 敵数も多く、階級は下位のトレントと中位のカイン。 その時、私は分隊で部隊長と2人だった。 他分隊と無線で応援要請をしたけど、他分隊も邪精魔あるいはシーノリンの対応に追われていたから、応援まで時間を要した。 それまで私と部隊長で対応していたけど、私が負傷したせいで…。 部隊長が…部隊長が私を守って、目の前で命を落とした……。 目の前でまた―…。 ノーサンシウル暦----年--月--日 あの日、私の命を救ってくれた彼のように、もう守られる側じゃなく、守る側になったはずだったのに―……。
2016-07-04 19:15:32 投稿 / 1697×1196ピクセル
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* 少女の日記 1 *
ノーサンシウル暦----年--月-日
今日、町がおそわれた。わたしは逃げおくれた。
逃げおくれたわたしを緑髪の騎士さんが助けてくれた。
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