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No.834655
花輪マロルさん
先日、流行り病の治療を行うために山村に出向いた際、慣れない山道に迷ってしまい困っている私を一人の少女が助けてくれた。 この山に古くから住むと言われているエルフ族の少女だ。 山で出会ったそのエルフの少女には左手首から先がなく白の布でぐるぐると覆われていた。 彼女の話によると小さな頃に山に住む狼に襲われて左手を喰われてしまったのだとか…
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顔にはその時に負った狼の爪による傷痕が痛々しく残っていた。 ほどなくして私はエルフの少女の案内により無事に山村に辿り着く事ができた。 一言お礼を告げると別にという淡々とした態度で彼女は山の中へと消えて行ってしまった。 村民の治療は二週間ほどで無事に終わり帰路につく事にした私は、 また彼女に会えるだろうか、だけれどまた道に迷うのはごめんだ、などと思いながら山道を進んで行くのであった。
2016-03-02 00:55:00 投稿 / 1414×2000ピクセル
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先日、流行り病の治療を行うために山村に出向いた際、慣れない山道に迷ってしまい困っている私を一人の少女が助けてくれた。
この山に古くから住むと言われているエルフ族の少女だ。
山で出会ったそのエルフの少女には左手首から先がなく白の布でぐるぐると覆われていた。
彼女の話によると小さな頃に山に住む狼に襲われて左手を喰われてしまったのだとか…
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