No.82975

真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,03

さん

やっと、仕事が一段落しました。
アンケートの結果と再びお願いが、
最後にありますので、お願致します。

2009-07-07 16:23:58 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:13601   閲覧ユーザー数:10061

(はじめに)

キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、

温かく読んでやって下さい。

 

この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に

書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。

 

4人は、荒野から少し離れた小川に着いた。

 

「もう、体は大丈夫?」

 

「はい。まだ少し違和感がありますが、大丈夫です。」

 

「それで、兄さんが聞きたい事って何なん?」

 

真桜が一刀に聞いた。

 

「うん。ここって、どこなのかな?」

 

「「「はっ?」」」

 

3人は、何を言っているのだという顔をしている。

 

「俺の記憶が確かなら、日本にあんな荒野や山は無かったと思うんだけど・・」

 

「にほんて、何処の邑なの?」

 

「いや、邑じゃないんだけど。」

(日本って、有名だと思うんだけどな・・)

 

「そんな州、聞いた事ないで?」

 

「う~ん、州でもないんだけど・・。じゃあここは、何処なのかな?」

 

「ここは、荊州ですよ。」

 

「けいしゅう? ここって、中国なのか?」

(中国だとしたら、やりすぎだろ爺ちゃん。)

 

「ちゅうごく?それは、どこの国ですか?」

 

「えっ?! 中国も知らないの!?」

 

「聞いた事無いの~。」

 

「ウチも聞いた事無いなぁ。」

 

(ここって、ホントに何処なんだ?)

 

混乱している一刀。

 

「えっと、凪さんだっけもう少し詳しk『ドゴッ』・・ヘボ!!!」

 

ズザァァァァァ!!ゴロゴロゴロ!!ドンッ!!

一刀は、物凄い勢いで、吹っ飛び近くの木にぶつかった。

 

(何だ? 殴られた? 誰に? 何で?)

 

一刀は、凪に殴られて、数メートル吹っ飛んだ。

頭は、さらに混乱している。

 

(さっきまで、友好的だったのに何でだ? つーか、何て威力だよ・・・。)

一刀は、木にぶつかった状態で、考えている。

 

その頃の3人は、

 

「凪ちゃんが、命の恩人を殺しちゃったの~。」

 

「いや! イキナリ真名を呼ばれたから、つい!」

 

「ついて・・・。凪は、うっかり屋さんやなぁ~。」

 

「うっかり屋さんなの~。」

 

2人は、アハハっと笑う。

 

「いや・・死んで無いんだけど。」

一刀は、土を掃いながらゆっくりと立ち上がった。

 

「うっわぁ!生きとる!」

 

「何で、無傷なの~?!」

 

「無傷じゃないし・・・」

口の中を少し切った様で、血が少し出ている。

 

「馬鹿な、いくら本調子じゃないにしても、その程度で済むなんて!」

 

警戒しながら、こちらを睨む3人。

 

「何で急に?俺何か悪い事した?」

一刀は、何が何だか分からずそう言うと、

真桜が、近づいて来て『グイッ!』と胸ぐらを掴んだ。

 

「あんた、本気で言うてんのか? 人様の真名いきなり呼んどいて。」

物凄い怒気を込めた声で言う真桜。

 

「まなって、何?」

 

「真名を知らん奴なんておるかボケ!どこぞの貴族のボンボンか知らんけど、

 ふざけた事ぬかしとるとその頭スッコーン割って脳ミソs『真桜ちゃん。それ以上はダメなの!』

 ・・・許さへんぞ!!」

 

「いや! 本当に知らないんだ!」

 

必死に言う一刀。その一刀を見て凪が、一刀の目を真っ直ぐ見つめながら、

 

「本当に、真名を知らないんですか?」

 

と言った。一刀も凪の目を見つめながら、

 

「本当に知らない。」

 

暫く見つめ合う一刀と凪。

 

「真桜、離してやってくれ。」

 

「ええんか? 凪?」

 

「ああ。嘘を付いている様には見えない。」

 

一刀から手を離す真桜。

 

「それで、まなって一体何なの?」

 

「真名ってゆうのは、真の名と書くの。親とか親しい人とか本人が許した人しか、

 呼んじゃいけない神聖な名前なのー。」

 

「そや。本当なら殺されても文句いえん立場なんやで。」

 

説明を聞いて、驚く一刀。凪の方を向いて、

 

「ごめん!本当にごめん! そんな大切な名前とは知らなくて!」

 

物凄い勢いで、頭を下げる一刀。

 

「いや! 本当なら命を助けて頂いたのですから、呼んでもらっても良かったのですが・・。///」

 

顔を赤くしながら、弁解する凪。

 

「なら、何で殴ったん?」

 

「急に呼ばれて、恥ずかしくて・・・つい///」

 

「も~! 凪ちゃん恥かしがり屋さんなのー。」

 

急に雰囲気が、和やかな物になる。

 

(「つい」で、俺殺される所だったんだ・・・)

一刀だけは、何だか背筋が冷たくなるのを感じていた。

「取り敢えず、真名の事は置いといて~。自己紹介がまだなの~。」

 

「そう言えば、そやな。」

 

「じゃあ、俺から。北郷一刀、現在武者修行中(強制)」

 

「私の名前は楽進です。」

 

「ウチは、李典や。」

 

「沙和は、于禁なの。」

 

「えーと、それって本名? コスプレネームとかペンネームじゃなくて?」

 

「こすぷれ?私達の名前は、これ以外にありませんが?」

 

「もしかして、文謙とか知ってる?」

 

「なんで、凪ちゃんの字をしってるの~?」

 

「ウチ等、一度も呼んでないで。」

 

「ちょっと待って! 今って、平成だよね!」

 

一刀は、段々と嫌な事に気がつき始めた。

 

「へいせいって、何なの?」

 

「もしかして、漢王朝とかだったりする・・?」

 

「はい。そうですよ。」

 

「な~に、当たり前の事ゆうてんの?」

 

その言葉を聞いて、一刀は黙ってしまった。

 

(どういう事だ? タイムスリップ? いつの間に、タイムマシンに乗ったんだ? 

 それにしても、何で魏の三羽鳥が女の子何だ?)

 

3人を見て、

 

(・・・可愛いから、いいか・・・)

 

不謹慎な事を考える一刀。

 

「どうかしましたか?」

 

心配そうに、聞いてくる凪。

 

「いや! 何でもないよ、楽進さん。」

 

「凪でいいですよ。」

 

「えっ?! 真名って大切な物なんだろ?」

 

凪の発言に驚く一刀。

 

「先ほども言いましたが、命の恩人ですし、悪い人には見えませんから。」

 

「さっき殴った人と同じとは、思えん言葉やなぁ~。」

 

「も~。真桜ちゃん、それを言ったら駄目なの~。」

 

2人は、荒野の時と同じ様に、ニヤニヤしている。

凪が、怒ろうとした瞬間、

 

「ウチの事は、真桜って呼んでくれてええよ。」

 

「沙和も、真名で呼んでくれていいの。」

 

急いで、話しを逸らす2人に笑いながら、

 

「ありがとう。俺も真名でっと言いたい所だけど、真名が無いから好きに呼んでくれ。」

 

「「「真名が無い?」」」

 

3人は、驚いているが、先ほどまでの会話を思い出し納得した様だ。

 

「それで、一刀様はこれから如何するのですか?」

 

「「「一刀様?!」」」

 

「何で、急に様付何だ?」

 

「好きに呼んで良いと言いました。」

 

真剣な目で、こちらを見る凪に、

 

「そう・・だね。俺、確かに言ったね。」

 

速攻で折れる。

 

「まぁ。凪の事は置いといて、どうするん?」

 

「う~ん、行く宛ても無いし、どうしようかな・・・」

 

「だったら、沙和達の邑に来るといいの。」

 

一刀を誘う沙和、2人も頷いている。

 

「・・・いいの?」

 

「構いません。」

 

「遠慮すなや。」

 

「ありがとう。」

 

「じゃあ、明日に備えて今日はもう寝るの。」

 

そう言って、寝ようとする3人に、

 

「いくら暖かいからって、何か被らないと風邪ひくよ。」

 

荷物から、毛布を渡すと

 

「ありがとうございます。」 「ありがとなの。」 「おおきに。」

 

とお礼を言って、すぐに寝てしまう3人。

 

「俺も男なんだけどな・・。」

 

そう呟きながら、いつでも起きれる態勢で、

 

(これから、どうなるのかな?)

 

と考えながら眠りに就く一刀。

 

――― 翌朝 ―――

 

邑の近くまで、来た4人。

その4人に向かって、1人が邑からこっちに走ってくる。

 

「お~い! 3人とも無事か~。」

 

「「「団長。」」」

 

沙和と真桜は、駆け寄っていく。

 

「あの人は、誰?」

 

一刀は、凪に聞いた。

 

「あの人は、邑の自衛団の代表です。」

 

そう説明してくれた。

男は、一刀に気付くと2人と何か話している。

 

「帰りが遅いから心配したぞ。あの、青年は?」

 

「昨日、帰り道に会ったの。」

 

「・・一晩、あの青年と過ごしたのか?」→宿

 

「4人で、夜を明かしたで。」→小川

 

「何と!もうそこまで、進んでいるのか!」

 

「「???」」

 

話しが、噛み合っていないが、3人は気付いていない。

団長は、一刀と凪の方に近づいてくる。

 

「君の名前は?」

 

「北郷一刀です。」

 

「そうか、一刀か。私は、この3人の親みたいな者だ。団長と呼んでくれ。」

 

自己紹介?をする、2人。

 

「3人を相手に、大変だっただろう?」→三羽鳥

 

「いや、そんな事ないですよ。」→3連星

 

「そうですよ。一刀様は、強いですから。」

 

2人と話していたので、野党の事だと思っている一刀と凪。

団長は、一瞬驚いた顔をして、

 

「凪がそこまで言うとは、頼もしい男だな!」

 

嬉しそうに、笑いながら一刀の肩を叩く団長。

 

「これから、大変かも知れんが、頑張れよ!」

 

笑いながらそう言うと、

 

「はい?」

 

訳が分からない一刀は、気の抜けた返事をする。

そんな、一刀の事は気にせず、団長は邑方に再び走って行く。

そう、こんな言葉を叫びながら、

 

「みんなー! 祝だー! 3人が婿を連れて来たぞー!」

 

「「「「なっ!!///」」」」

 

驚いて顔を赤らめながら固まる4人。

意識を取り戻した3人は、急いで団長の後を追いかけ。

一刀は、

 

(これから、本当にどうなるんだ・・・?)

 

と考えながら3人の後を追った。

 

 

 

 

・・・・つづく

 

(あとがき)

どうも猫です。最後まで、読んで頂きありがとうございます。

今回も長く、そしてグダグダになってしましました・・・orz

楽しんで頂けたのなら嬉しいです。

 

少し早いですが、前回のアンケート結果↓

 

★☆オリキャラは、女性に決まりました。\(^o^)/☆★

 

二つ名は、鋼玉に決まりましたと言いたかったのですが、

メールやコメント等で、「宝石名」はどうだろう?という意見を多く頂き、宝石で行くつもりだったの

ですが、考え直そうと思います。

そこで、再び、この猫に皆様の意見を頂けませんでしょか?

宝石の前に考えていた二つ名を載せましたのでまた数字で、コメントをお願い致します<(_ _)>

 

1.鱗甲(りんこう)・・鱗状な固い甲羅。

 

2.龍鱗(りゅうりん)・・龍の鱗。

 

3.鉄(くろがね)・・金属名。

 

4.鋼(はがね)・・鉄を精製した物。鋼鉄。

 

5.亀甲(きっこう)・・亀の甲羅。

 

6.宝石のままで

 

なにとぞ、宜しくお願いします<(_ _)>

期限は7/11までとさせて頂きます。

 

次回は、邑の拠点の予定ですのでお楽しみに(^O^)/

 

※コメント・メールお待ちしています。

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
151
15

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択