コトブキヤ公式FA:G作例コンテスト『FAGU』参加作品です。
光る複眼がチャームポイントな、クリアパーツいっぱいのギンギラとんぼ娘です！
かわいい女の子に複眼だの虫だの、個人的かつアレな嗜好を好き勝手詰め込んだので、人により好みが分かれる子だとは思いますが、制作者としては大変好みな感じに仕上がったので大変満足です。(ﾆｯｺﾘ)
以下、適当な設定です。

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防衛機構のベリルユニット研究の第一人者であり、色々手遅れな紳士でもあるとある博士が、スティレットをもとに新型FA:Gの開発を依頼されたことで生まれ(てしまっ)た色々とアレなFA:G。
彼曰く持てる情熱のすべてと、持てる以上の予算をつぎ込んだとのこと。
のちにかなりシャレにならないレベルの横領・着服等々がバレて物理的に首が飛ぶところだったが、彼がいないことには兵器開発もままならないのでなんとか厳重注意で済んだ。

いうまでもなくトンボがモチーフであり、複眼に改造されたスティレット本体の眼や背部の『ドラゴンフライユニット』の形状から、開発者の嗜好が全力で見え隠れしている。というか、隠す気は微塵も感じられないので、もはや見え見えである。

しかし、彼の手により開発された、トンボの羽を模した新型ベリルユニット『浮遊式自在飛行翅』の性能は並大抵のものではなく、攻撃や防御に関する一切の能力を切り捨て、運動性能に特化させたことで、常軌を逸した機動を可能としている。
まさしくその機動はトンボそのもので、重力を完全に無視したような、空中での静止・全方位への自在な急加速・停止……もはや上下左右という概念すら消し飛ばすような未曽有のテクノロジーであり、これを搭載した彼女にとって、もはや空中でできないことはないと言っていい。
同じく彼の手による複眼式カメラアイや、頭部に直接接続された、背部ユニット側のセンサーアイの性能も凄まじく、周囲の状況を瞬時に判断する超次元的な情報処理能力は、前述の新型ベリルユニットの性能を余すところなく活かすものである。
武装は両腕部に巨大な爪のように装着された『すち子式ベリルスマッシャー』(これが正式名称)のみだが、こちらも月面のベリルユニットに引けを取らない性能で、並の装甲などチーズのように撫で斬れる、物騒なシロモノである。

ちなみに、こんな姿にされた当のスティレットはというと「強くなれるって聞いたからベリルユニット搭載実験に名乗り出たのに、目が覚めたらトンボになってた。訴訟。」と訴訟も辞さない姿勢を見せている。なお博士の懸命な買収工作(味覚感知ユニットの搭載とケーキ3個、およびたけ○この里1箱)により訴訟は取り下げられている。
その後の彼女がいうには「なんだかんだめっちゃ強くなったし、街の男の子に(めっちゃカッコいい虫として)モテるし、同僚の轟雷ちゃんにもつよそうって褒められたし、博士の研究所は夜遅くまでゲームしてても怒られないし、まぁおおむね良かったんじゃないの。ていうかそんなことより一緒にマリカーやろうよ」とのこと。

紆余曲折はあったものの、研究成果としては上々も上々であり、博士も気をよくして次のFA:Gを画策している。