俺は北郷一刀、こっちではカズト・ホンゴウと名乗っている。苗字と名前の順番で解かると思うが俺は今、外国に居る
しかも地球の辺境?でいいのだろうか。外史の扉が開いたのは体感でなんとなく解かっていたのだが。狭間で賢弟や愚兄に会っていない、いきなり此処に居たのだ
何の情報も無く此処に来るまでに俺は主に解かった事が三つある
一つ、此処は山岳にある村である、肌の色から黒人系の人々で合っているのかな?
二つ、この辺一帯ではよく戦闘が起こっている、世界でもっとも人を殺した銃からロケットランチャーに戦車なんかまで様々だ
そして三つ目は
ヨナ「大丈夫かカズト?!たくさんの兵士が君を狙ってるって仲間から聞いたけど」
カズト「大丈夫さヨナ、あんな連中刃の錆にすらならなかったよ」
ヨナ「ああ・・・・そうだった、カズトが刃物を持ってて負けるわけないか」
カズト「そう言うこった。俺を殺りたきゃ最低でも爆撃機持って来いってな」
ヨナ「・・・・・ちなみに本当に持って来たらどうするんだ?」
カズト「近づいて切り落とす」
ヨナ「ジャパンのサムライって皆そうなのか?」
カズト「俺が異常なんだよ」
ヨナ「自分で言うのか」
ヨナ、本名はジョナサン・マル。俺と同じ山岳兵・・・・・イヤ、もっと正しい呼び名はこれだろう
少年兵
そう、俺はこの地でヨナと出会い少年兵となった
この外史では俺は孤児で世界中を旅していたらしいのだが、ヨナとこの地で出会い友となった
そんなある日、ヨナの両親が殺された
この村に流された武器によって
ヨナは武器を憎んだ。憎んだ武器を手に敵を殺す。心優しい争いを望まない少年兵と成った『弟』が
俺はヨナと共に戦う、ヨナの両親が死に、武器を手にし少年兵となったアノ日の夜。誓いの杯を交わした
俺の事を本当の子どもの様に接してくれた。ヨナの本当の兄弟だと言ってくれた二人の仇を
銃弾を銃を戦車を戦艦を戦闘機を、それを向ける者達・・・・・俺は斬る
刀を持って、ナイフを持って、剣を持って、刃を持って、己が身体全てを持って
人と会っては人を斬り、神と会っては神を斬る。見敵必殺
武器を考えるヤツ、武器を作るヤツ、武器を売りさばくやつ・・・・使うヤツ
俺達は永遠に憎む
真・恋姫ヨルムンガンド
始まるぞ
Tweet |
|
|
8
|
2
|
追加するフォルダを選択
少年兵