No.815174

No.583 はぐれシメジ

さのたけさん

たくさんの仲間と一緒に群生、または栽培されていたキノコからはぐれてしまった種。山や森、洞窟などでトボトボと寂しそうに歩いてる姿があちらこちらで見られる。臆病で毒性もなく、外敵も多いため身を守るために独自の進化を遂げ意外と長生きのキノコである。地中から少しの魔力を溜め続け、襲われそうになった時にだけ催眠の呪文で敵を眠らせその隙に逃げる。それもこれもいつかは仲間と再会できると信じているためで、それが叶うまで頭のカサが上向きになることはないであろう・・・ただ人間が一番恐いので奥の方へ奥の方へと移動するため、どんどん夢から遠ざかっていると感じるのは気のせいだろうか?

2015-11-23 02:15:27 投稿 / 1080×1431ピクセル

2015-11-23 02:15:27 投稿
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