No.814467

ただの伸遥♀

小夜さん

ただの私が妄想した伸遥♀です
遥が女体化してます
もう一度言います、私の妄想です(笑)

2015-11-19 15:26:03 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:279   閲覧ユーザー数:279

 
 

えーっと如月小夜です

初めて投稿します

ただの伸遥♀です

内容がありがちです( ̄▽ ̄;)

遥女体化してます(笑)

それでもいいよの人は次のページへ

⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!

 

昼休み、俺はアヤノがいつも引っ付いてくるのにウンザリしてきたのでアヤノから逃げるように教室を後にした。

人気が多い廊下を歩いてると、

「伸太郎く~ん!!」

遥先輩が少し息を切らせながら俺に話しかけてきた。

何だろうと思って

「あっ先輩なんですか?」

と言うと、遥先輩は

「今日の放課後話したいことがあるから、屋上に来てくれないかな……」

遥先輩は少し顔を赤らめてそう言った。

遥先輩がわざわざ俺に話したいことって何だろう…まぁ別に放課後は何の用事もないし

「いいっすけど……話したいことがあるなら今でも大丈夫だと思うんですけど。」

そう言うと遥先輩は驚いて

「えっ!えっとその……ここ人多いしその……2人きりで話したいから…」

遥先輩はさっきよりも顔を赤らめて熱でもあるのではないかと思うほどだった。

「はぁ…分かりました。放課後に屋上に来ればいいんですね。」

すると遥先輩はパァといかにも嬉しそうな顔をして

「うん!!ありがとう!!伸太郎くんっ!じゃあ放課後、屋上で待ってるね!」

そう言って遥先輩は小走りで制服のスカートをフワッとさせながら自分の教室へ戻って行った。

先程の遥先輩の満面の笑みが目に焼き付いて離れなかった。

 

授業が終わり、放課後になったので屋上に向かおうとするとアヤノが話しかけてきた。

「伸太郎!一緒に帰ろっ」

ヘラヘラと笑いながらそう言ってきた。

「悪いけど帰れない。遥先輩に呼び出しされたし……お前はあのうるさい先輩とでも帰ってろよ。」

「うるさい先輩って貴音先輩の事?先輩の事そんな言い方しちゃダメだよ伸太郎。」

「本当の事言っただけだろ。」

俺は正直あの貴音とかいう先輩が苦手だ。うるさいしいつも何かあると俺に突っかかってくる。

「にしても遥先輩が伸太郎に呼び出し……ね~」

アヤノがニヤニヤと俺を見た。

「何だよ、ニヤニヤして気持ち悪い。」

「気持ち悪いだなんて失礼なっ!ただ伸太郎もやるな~って思っただけだよ~。」

それを聞いてますます意味が分からない。

「はぁ!?意味分かんねぇよ。何が言いたいんだよ。」

「良いから良いから、ほら遥先輩に呼び出されてるんでしょ。私は貴音先輩と先に帰ってるから。じゃあまたね。伸太郎。」

アヤノは始終ニヤニヤしながら小走りで帰って行った。

「はぁ。本当、何なんだ。まぁいいや……屋上に行くか…。」

そう一人呟いて屋上に向かった。

 

ガチャッと屋上のドアを開ける。

遥先輩はもう既に屋上に居たようで俺の姿を見つけると先程の満面の笑みで俺に近づいて来た

。その笑顔に俺はドキッとした。

「良かった~伸太郎くん来てくれた~。」

「さっき行くって言っちゃったし……。なんか大事そうな話みたいだから……。」

エヘヘ~っとニコニコしている。

「はぁ…。で、話ってなんですか。」

すると先程の様にまた顔を真っ赤にして、スゥーハァースゥーハァーと深呼吸をして、

「えっえっと……あのね、わっわっわたし!ししし伸太郎くんの事すす好きですっ!!」

と言葉をどもつかせながら言った。

俺は驚きで言葉が出なくて、やっと遥先輩の言葉を理解すると遥先輩みたく顔が真っ赤になった。

「えっえっとその伸太郎くん……。わたし、伸太郎くんの事友達としてじゃなく男の子として好きなの…。」

俺はさらに顔を赤くして改めて遥先輩を女の子として意識した。

俺は遥先輩の事が嫌いじゃない。むしろ好きだ。でもそれは先輩として?女の子として?

今、考えると、俺は遥先輩の笑ってる顔が好きだし、遥先輩が笑ってると俺も嬉しくなる。逆に悲しんでる顔を見ると俺も悲しくなったりして悲しんだ顔をさせたくない。とか遥先輩をいつも気付くと目で追ってたり、守ってあげたいとか思ったりする。

考えてみると俺は何でこんな簡単な事に気付かなかったんだとフッと笑った。

遥先輩を女の子として『好き』って事に。

「あっあの伸太郎くん……。」

考えに集中してしまった様でハッとした。

「……俺も遥先輩の事…好き…ですよ。」

「もちろん恋愛感情の意味で……。」

きっと俺は今、物凄く顔を赤くしていると思う。

遥先輩は一瞬ポカンとしてそしてすぐ顔をボッと赤くして、

「ほっ本当に?」

「この状況で、嘘なんか付くわけないでしょう。」

俺はそんな反応をする遥先輩が可愛くて仕方なくなり、遥先輩を抱き寄せた。

遥先輩は一瞬ビクってしてでもすぐに手を俺の背中に回してきた。遥先輩の体温を感じてとても温かい気持ちになる。

「……嬉しい。伸太郎くんもわたしと同じ気持ちで……伸太郎くん大好きっ」

「俺も遥先輩の事大好きですよ。」

俺と遥先輩はしばらく見つめあい。

そして俺は遥先輩の顔を少し上げてそっと遥先輩のやわらかい唇にキスをした。

END

 
 

 
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