「吉宗さん、いい？ここで鞭をしならせる感じで全身を使うの」

「姉さま…ムチ…ですか、むしろアメのような…」

「それよりどうしたのかしら？吉宗さん硬いわね…」

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「は、はいぃ！あらゆるところが硬うなっておりまする…!」

「もっと力を抜いて、ほら」

「ｵｳﾌ!」

この後、あえなく失神する吉宗九歳の晩秋であった…