(はじめに)
キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、
温かく読んでやって下さい。
この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に
書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。
「今日は、ここにするか・・・」
古いお堂の前で少年はそう呟いた。
俺の名前は、北郷一刀。聖フランチェスカ学園に通う2年生だ。
何故、高校生の俺がこんな所で野宿する事になったのかは、今から5日前にさかのぼる・・・。
7月31日
夏休みに入り、祖父から「8月までに課題を全て終わらせろ!」と命令があり、
死ぬ気で終わらせた俺は、今道場に呼び出されている。
暫くすると大きなスポーツバックと竹刀袋をもった祖父が入ってきた。
「一刀、課題は全て終わったか?」
「ああ、言われたとおり全て終わらせたよ。それよりその荷物は?」
「お前の荷物じゃよ。」
「俺の?」
にやにやと笑いながら祖父は、話し始めた。
「一刀よ。お前は幼い時からわしに剣術・武術を学び、わしと同じかそれ以上にまで成長した。
とても嬉しい事じゃ。」
俺は物心付く前から祖父より剣・武術を学び(強制)、先日ついにこの「生きる伝説」から
一本を獲った。
「昔から言って来たと思うが、我が北郷流は得物やその体に氣を流す事により強度や切れ味・攻撃・
防御等を上げる事が基本にして極意でもある。それゆえ鍛え上げた一撃こそ必殺技じゃ。
お前は幼い時からそれを無意識にやってのけた。お前の父は、全く出来なかったがの。」
ワハハハと大きく笑う。
「お前は、まだ斬撃を放つ事は出来んがこれからの修行次第じゃろ。」
「それは解ってるよ・・。それで今の話しが、そのバックとどう関係するんだ?」
祖父は、いやらしい笑顔で、
「一刀には、今から武者修行に出てもらう。」
「ハイィィィィィ!?」
朝早く静かな道場の中に、俺の叫び声が響き渡った。
そして現在に至る。
俺は祖父の陰謀により、30日で60の道場(祖父の知り合い)に行き、
師範代と勝負する。その後に、祖父手作りの道場リストにサインを貰う。その全てが埋まるまで、
家に帰る事が出来ない状態なのだ・・。(泣)
順調にリストを埋め現在12件を回った。皆爺ちゃんよりは弱いのだろうが、強者ばかり。
お金も必要最低限しか無い為、ホテルを利用する事も出来ない。携帯も取り上げられた。
野宿しながら荷物に入っていた「馬鹿でも解る★食べれる野草編」を見ながら、
オカズになる野草を探す。
「5日前が、懐かしい・・・」
食事を食べ終え、明日に備える為に寝袋の準備を始める。その時、お堂の奥から光を反射する
何かがあるのを見つけた。
「何だ?鏡と・・・刀?」
奥には、無人のお堂とは思えないほど綺麗な鏡と鞘に入った刀が置かれていた。
「無人なのに不用心だな。この刀、本物なのかn・・「「ピシィィィィ」」・・へ?」
刀に触れた瞬間、横に置かれていた鏡にひびが入った。
「え?え?俺触ってないのに何でひびが?」
俺の混乱をよそに、鏡は完全に割れて破片と本体から光が溢れだした。
「今度は一体何がおk・・・」
無人のお堂中から光が溢れ1人の少年は姿を消した。
――???side――
「流れ星なの~。」
「ホンマや。綺麗やな~。」
「・・・・そうだな。」
・・・つづく
(あとがき)
初めまして猫といいます。最後まで読んでいただきありがとうございます。
初めて書いた為、読み辛かったりおかしな所があると思いますが、これからも頑張りますので
宜しくお願いします。
メールやコメントお待ちしてます。
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初めまして猫です。今回初めて投稿しました。
右も左も解りませんが、宜しくお願いします。
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