~洛陽玉座の間~
話し合いをしてる最中だった
「失礼します」
と頭を下げ兵士が入ってくる
「どうかしたの?」
と強い口調で質問する女の子
「はっ、孫家より使者が参られました」
「なっなんで!孫家から使者が来るのよ、勧告でもしろって言うの!?」
とそこで後ろから声が掛かる
「えっ詠ちゃんだめだよ、そう決め付けちゃ~」
「月は優しすぎるの、もし刺客だったらどうするのよ!?」
説得をする
「でも違うかも知れないよ?」
月と呼ばれる子には弱いのか折れてします女の子
「わかったわよ、その使者を連れてきなさい!」
と兵士に命令をくだす
「そこのあなた!」
「はっ!!」
「張遼、華雄それと呂布を呼んできて」
「了解です!」
そして兵士はその場を離れる
「はぁ~これが吉と出るか凶とでるか」
ともう一度ため息をつく
~城門前~
かなりの時間待たされている水仙
やっぱむりかなぁ~
だって一応敵国だっけ?
そうだよね~
どんどん思考がおかしい方向に進み気味の水仙
とそこで1人の兵士がやってくる
「許可がでた武器を此方に預け、付いて来い」
水仙は武器を預けその兵士についていく
やはり警戒してるな、それが普通か
ある扉の前で兵士が止まる
「ここだ」
そう言って兵士が扉を開け、水仙を中に入れる
その間には武官らしき人が3人かなりの手馴れだとすぐに判断できる
玉座の横に立ってるのが、この国、軍師だろう文官が立ってるいる
そしてその玉座に座っているのがたぶん董卓
と思考を張り巡らせ広間の真ん中に行き膝を付く
「突然の訪問、お詫び申し上げます、連合側に知れれてはいけないと思い、このような形になりました」
そう告げる
「頭を上げなさい、それであんたの名と用件は何?」
と(仮)軍師が問い掛ける
「我が名は周楯と申します、と用件の前に1つ質問があります」
「何言ってみなさい」
「ではあなた方は、今各地で流れている風評や噂をご存知ですか?」
となるべく相手を刺激しないよう優しく質問してみたが
「あんた馬鹿じゃないの!?そんなの嘘に決まってるでしょ」
逆に怒らせてしまった(テヘ♪
と言うことは
やはりあの風評や噂は董卓さん達が入る前の姿、それを名を上げようとして袁紹か分からないけど風評を流したこれで合ってるかな
ならやる事は1つ
「それでこっちは質問に答えたわよ、それであんたの用件は何?」
俺は大きく息を吸うそして
「董卓さんを・・・」
その言葉に武官たちが身構える
それを気にせず僕は言葉を続ける
「董卓さん達と、洛陽の民を助ける!」
「「「えっ?」」
皆その言葉に唖然とする
それもそうだろ、連合に参加してるのに敵国を助けるなんて言ったら・・・
と考えていると
「あっあんた!何言ってるのか分かってるの!!そんな信じれるわけ無いでしょ!!!」
予想していた答えが帰って来る
そして軍師らしき女の子は言葉を続ける(そういえば名前聞いてないなぁ~)
「もしかしてそれって、遠回しに連合に降れって言ってるの?もちろんお断りよ!」
説明しないとだめかぁ~
喋ろうとした、その時
「詠ちゃん、勝手に決めつけちゃだめだよ」
前の方から優しい声が聞こえた
「すみません周楯さん、助けるってどういう事ですか?」
「助けるっていうよりも保護するって言ったほうがいいかな」
その言葉にまた唖然とする董卓さんの武将達
そして僕が考えてる策を伝える
「あんたそれ本気なわけ?」
「あぁ~とっても本気」
と董卓軍、軍師こと賈詡と議論中
であちらで話し合っているのが張遼さんに華雄さん
そしてあっちで座ってる子が呂布さん
あっ名前はちゃんと教えてもらいました
~董卓軍武官side~
「なぁ華雄?」
「どうした張遼?」
「いや~信じてええんかなぁ~って思うてさ」
「それもそうだが、奴の目を見ているが嘘をついてる目ではない事は確かだ」
「かぁ~華雄はかっこええな、ならうちが奴を確かめてみちゃるそれでいいやろ」
「好きにしろ」
それから時間が流れ
「ふぅ~そろそろ終わりにしますか」
と董卓さんに言う
「そうですね、周楯さん私は彼方を信じてますね」
と優しく微笑む
僕は思った
この笑顔を守らなくてわ
「それでは董た『月でいいです』えっ?」
「ちょ月あんたなんでこんな奴に真名をおし『詠ちゃん、だめ?』うっ」
「分かったわよ僕の真名は詠よ、けしてあんたを認めわけじゃないんだからね!」
2人は僕に真名を許してくれた
「じゃ僕の事も水仙でいいよ」
と2人の頭をなでる
「へぅ~水仙さん・・・」 「ちょ何するのよ」
頬が赤くなる2人
その後客室に案内された
僕こんな扱い受けていいのかな
月から強引に客室に入れた水仙
とその時
「ちょっといいか?」
ひょこっと顔だす猫・・・じゃなかった張遼さん
「どうしました?」
「いや~あんたを確かめたくてさ、武器もって庭に来てくれへん?」
「いいですよ」
僕は楯刀を手に取り後ついて行く
庭に着く
そこに華雄さんがいた
「えっと何をするんですか?」
と一応聞いてみる
「何って決まってるやろ」
そう言って槍を構える張遼さん
呆然としていた僕に華雄さんが説明をしてくれる
「張遼はお前を確かめるため、武人らしく戦って話しあうみたいだ」
えっ
えぇ~
「ぼさっとしていたら死ぬで~」
そう言って突っ込んでくる張遼さん
ちょまだ構えてないって
あせる水仙
「てやっ!」
勢い良く槍を振り降ろす
ガキン
ギリギリでそれを弾く水仙
「ほぉ~なかなかやる」
と感心する華雄
ちょ感心してる場合ですか!?
「おらおら、どんどん行くでー!」
そう言って横、上、下など様々な方向から張遼の槍が攻めてくる
ガキン、ガコン、
水仙も【亀】で全て防ぐ
鉄と鉄が交じり合う音だけが響く
「なんや、アンタ守るだけかいな」
「それが僕の方針みたいなもんですから」
「そう、ならさっさと終わらすで」
そう言うと先ほどまでと別人の闘気を放つ
うわぁ~雪蓮姉さん相手にしてるみたいだ~
と感想を考えた
なら僕も本気出しますか
そう思い
【虎】を抜く
「行くでー、覚悟しいや!」
今まで見たことの無い斬撃が水仙を襲う
だが
まず【虎】で張遼の斬撃を軽く受け流し
そして最後の斬撃だけ【亀】で相殺する
ガキン
その音と共に槍が中を舞う
そして地面に落ちる
沈黙が続く
笑い声が聞こえる
それは張遼から発せられていた
僕は張遼さんに近づく
「大丈夫ですか張遼さん」
「てかアンタ見た目に似合わず強いなぁ」
「なぁ~華雄今の見てどう思う」
ずっとこの戦いを見てきた華雄さんに問いかける張遼さん
「その答えは、お前が知ってるだろうが」
「華雄もうちと同じ考えちゅうことか」
そして笑みをもらす
「あのぉ~張りょ『霞でええよ』えっ」
「うちアンタを信じるわ、よろしくな水仙」
と手を差し伸べてくる
僕はそれを握る
「よろしくお願いします霞さん」
そして僕の長い長い自己紹介が終わった
~水仙side~
その夜僕は客室にいた
そして皆が寝静まった頃、窓を開けある物を取り出す
それを口に当て息を吹き込む
ピィーーーーーー
小さい笛の音が外に鳴り響く
小さい音だが
遠くの方から何かが飛んでくる
そしてそれはゆっくりと僕の肩に優しく降りる
それは鷹だった
僕はその鷹の足に文を括り付けそっと囁く
「冥姉さんの所まで、頼むよ轡」
クルァ
そう鳴き
飛んでいく
そしてその鷹が月夜に照らされて飛んでいるの眺めた
あとがき
はぁい~またまた急展開
表現が伝わり難かったですねすみません
さて今回は董卓軍の武将達と仲良くなっていく?所のお話でした
キャラ崩壊してると思います
では今回出てきた鷹について
名前は轡(くつわ)ですまぁ~本当はからくつわって言う鷹です
見た目は白い毛が特徴
で主に冥琳と水仙の連絡係です
主に水仙に懐いています
まぁ~こんなとこです
あっ忘れてた
話の中にあった水仙の策ですが
本編が進むにつれ、解明?していくのお楽しみに
最後に皆様にお願い?みたいなものです
アンケートてかそんな感じです
反董卓連合が終わったあと、本編の休憩を入れるのでその話(原作で言う拠点)みたいな話を入れてい来ます
では組み合わせ紹介
①雪蓮 ②冥琳 ③穏&亞莎 ④祭
⑤蓮華 ⑥思春 ⑦明命 ⑧???
⑨???(オリキャラ) ⑩ぐらを殺すため①~⑨まで全部うp
どれか1つ答えてくれればありがたいです
それでまた次回
バイバイ^^)ノシ
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弐章の続き
あんまり進んでる気がしないorz
では暖かな目で
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