ガレージKOU。
風天区内にある機械修理を専門とする店である。
パソコンやオーディオプレイヤー、携帯ゲーム機にゲームセンター用の大型筐体、
オートバイに自動車に産業用機械まで、さまざまな機械を修理できる。
…その中央のベッドに身体を横たえている4人のマシーナリー。
一見すると小学生に見える彼らは、天空博物館の学芸員たちだ。
よく見ると、腹部のハッチは開け放たれ、内部メカがまだむき出しの状態ではあったが、
大方の修理は終わっているようだ。
「どうだい?身体の調子は」
声をかけたのはこの店の主・相模コウ。
「ええ、おかげさまでバッチリです!」
「いつも本当にすみませんコウさんw」
にっこり返事をしたのは中目黒飛鳥と代官山美香。
「そっちのお二人さんは?」
「もう元気いっぱいですよ!ねータッちゃん!」
「うんうん!ここってホントに何でも修理してくれるんだよねーレイナちゃんw」
こちらのカップルは高宮竜矢と大橋麗奈。どちらも仲睦まじいイケイケの恋人である。
「しかし、修理中に君らの行動ログを少し見さしてもらったが…」
「え!?何か問題でもあったんですか!?」
「聞きたいか?」
「是非に」
コウはレイナに対してこう告げた。
「レイナちゃん。この間…天野川温泉に行ったな?」
「ええ、博物館も休館日だったので…あたしが誘ったんです」
それに続いて、タツヤも話す。
「それで、せっかくレイナちゃんの誘いだからアスカくんとミカちゃんも一緒に…って」
「「うん」」
「それで、温泉には男女別々で入ったと」
「はい」
「…最初のうちは、だろ?」
「…はい///」
さらにコウはどんどん質問を絞っていく。
「…それで、風呂から上がったあとのログ…ここだ。快楽指数が高い数値で記録されてるんだが、これは一体なんだ?」
「はい、4人で相部屋だったんですけど…」
「みんなで飲んでたら酔っ払っちゃってwww」
「そうそう。あたし熱くなってもうみんなが見てる前で…///」
「もう、レイナちゃんってばwwでも本当に頭がボーっとしてたからボクも脱いじゃったんです」
「実はあたしもなの///」
「ミカちゃん…実はボクもなんだ…///」
赤面する4人。するとコウはどこか不気味な笑みを浮かべた。
「…仲いいなお前らw」
「「「「え!?」」」」
「カップル2組揃って裸になってワイワイなんてさ。そうそうできるもんじゃないぞw」
「「「「…///」」」」
「…ま、何しようが俺の知ったこっちゃないが。身体壊さない程度に頑張りなよw」
「もう、コウさんってばっ!」
…夕方、相模・高原夫妻の食卓。
「…ということがあったんだ。あいつら2組揃って裸で騒いでたらしいんだよ」
「へぇー。ま、いいんじゃない?恋人に裸をさらけ出せるってのは滅多にないみたいだしww」
「…だよな。それはそれとしてニコさんや、その格好は一体何ですかい?」
いつものように会話を続けるコウとその嫁・高原仁子だったが、よく見るとニコは裸にエプロンという姿であった!
「あ…バレちゃった?」
「バーカ、何年付き合ってると思ってんだ?…あー、あのカップルたち見てたらキちゃったぜ。ニコ、今夜いっとくか?」
「もう、『今夜も』でしょコウちゃんってばw」
その夜、コウとニコは裸で百合百合な状況を楽しんだそうな。
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誰かカップル3組分の花火用意して!
…ちなみに今回ケモロボ率高めです。
ていうか生身がニコしかいねえwww
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