いぬねこ!12 牛若さん誕生日SS~2015
【杜松】
「はい、雪ちゃん? あ、うん。わかったのです」
ピッ。
ちょっと気になっていたアニメを取り溜めておいたのを一気に見ている時に
雪ちゃんから電話がかかってきて、時間があったら制服を着て雪ちゃんの家に
来て欲しいということを言われて私は正直「?」と思うもその言葉が気になって
今見ているアニメを続けて見る気分にはなれなかった。
「もう、雪ちゃんったら仕方ないのです・・・」
と自分に言い訳をするように雪ちゃんの家に向かうと。
「いらっしゃ~い、美希」
「雪ちゃんも制服・・・?」
「えぇ、そうよ。そんなことより中に入って?」
「お、お邪魔するのです・・・」
何で家の中で二人とも制服姿のままなのか納得できないまま雪ちゃんの部屋に入ると
雪ちゃんはドアをパタンを閉めて小さく鍵がかかる音が私の耳に聞こえた。
私は一筋の汗を流しながら振り返って聞いた。
「雪ちゃん・・・?」
「美希、えっちしよ♪」
唐突の言葉に私は自分の耳を疑った。
「え、えぇ・・・?」
「だって、今日は私の誕生日よ・・・。前誕生日が来たら何でもしてくれるって
言っていたじゃない・・・だめかしら」
「だ、だめもなにも・・・」
もう雪ちゃん出来上がっちゃってるじゃないですか・・・。そう出かけた言葉を飲み込み
顔が熱くなっていくのがわかる。
だって目の前にいる雪ちゃんがさっきまでのお姉さん風と違って色っぽい表情を
浮かべて熱っぽい目線を私に向けてくるのだからムラムラしてしまうではないか。
確かに誕生日の日は何でもしてあげるとはいったけれど、私にも心の準備があって・・・。
とか色々言い訳は浮かぶわけだけど、ここで断ると雪ちゃんを傷つけてしまいそうで
怖くて私は小さく頷いた。
***
「美希、来て・・・」
いつもより少し無邪気な笑顔でベッドに寝転がってから悩ましい仕草で私を誘ってきた。
たまらなくなった私は顔を真っ赤にしながら語気を強くして吐き出すように言った。
「雪ちゃん!そうやって誘惑してくるのはずるいのです・・・!」
「フフッ」
この悪戯めいた笑顔が子憎たらしくて可愛くてたまらない。
もうあれですか、雪ちゃんは淫魔か何かですか・・・。
私は両手で顔を覆って少しばかり悩んだ後、目の前にある誘惑に負けて雪ちゃんの
ベッドに向かってダイブをした。
ボフッと音を立ててベッドの上に乗った私をすかさず抱きしめてくる雪ちゃん。
暖かくて柔らかくていい匂いがする・・・。何だか眠たくなりそう・・・。
その時、私の脳裏に出かける前にあった疑問を思い出して雪ちゃんに聞いてみた。
「あ、そうだ。制服着て来いっていうから来ましたけど、一体これにどんな意図が・・・」
「え、制服でしたほうが興奮するかと思って」
「汚れたらどうするんです!?」
「だって学校でして、もしバレたら面倒なことになるもの」
「私が聞きたいのはそういうことじゃなくて!」
「はいはい、大人しくしましょうね~」
私が何か言おうものなら雪ちゃんはその豊満な胸を使って私の顔をその中に
埋もれさせようとする。気持ちいいんだけど、息が・・・息が続かない・・・。
「ぷはっ」
私の様子をすぐ感知できるようで雪ちゃんは私が苦しそうにしているとすぐに
体から離してくれた。
「雪ちゃんって・・・変態さんなのですね・・・」
「いいじゃない。予備の制服もあることだし」
「予備の制服はそういうもののためにあるわけじゃないのです!」
「もう、美希ったらそんな正論言っちゃって・・・。私としたくないの?」
「それとこれとは別の話です!もう私はここまでされたらしたくてしたくて
たまらないのですよ!」
ガバッ!
勢いに任せて私は雪ちゃんの上に乗るようにして強引にキスをしに行った。
***
【牛若】
私はちっちゃくて一生懸命にしている子が好き。
そういう子には私も一生懸命に応えるわ。
私の誘いを受けた美希は勢いよく私を押し倒すようにしてから私にキスをした。
柔らかく少し湿っけのある唇に仄かに香る美希から出る汗の匂いが私を興奮させる。
だけど美希は少し怖気付いてるのか表面上のキスしかしないから私の方から唇を開けて
少しずつ舌を入れていく。
最初はビクッと強張る体も私が少しずつその気になるようにキスを続けると
勢いだけだった美希の吐息も熱を帯びてきてとろけたように自然と私と交わる
ようになった。
私も少しずつその余韻が回ってきたようで頭がくらくらしてきた。
そのタイミングで口を離してから美希を支えていた両手を自らの制服の方へ
戻してから少しずつ制服を上げていってヘソが見えるとこまでいくと。
「雪ちゃん・・・」
途中で美希が私の手を掴んで止めて一言名前を呟いた後、私がやると美希が言い出した
から美希に任せて服を脱がせてもらう、だけど全部ではなく胸がさらけ出せるぐらいの
ところまで。そこで止めると美希は。
「雪ちゃんのおっぱい・・・」
それを見ると美希はもう感情が抑えきれずに私のブラを外して顔を胸に埋めた後、
私は背筋がぞくっとしてくすぐったさがこみ上げてくる。
なぜそう感じるのか、それは美希が埋めた先の部分を舐めてきたから。
少しの間そうして舐めたあと、顔をあげて私を見つめる美希が可愛くてたまらなかった。
「雪ちゃんのおっぱいの間、しょっぱくてミルクの味がして美味しいのです」
「美希・・・子供みたいで可愛い」
「子供とは失敬なのです!」
「ふふっ、今度は私の番ね」
今度は美希の服を下から脱がせようとして、途中で止めて抱きしめるようにして
美希を引き寄せた。そして顔が美希のヘソの前に来るようにして私はそこを
ぺろっと舐め上げると。
「ひゃうん!」
可愛い声を上げて体をぴくぴく反応させていた。あまりに可愛い反応だったから
何度もその声が聞きたくて私はヘソやその周辺を舐めると面白いくらいに反応してくれる。
「ゆきちゃ・・・やめ・・・」
同時に空いた手を美希のお腹より下の部分に手を移動させて大事な部分に指で触れると
そこはすごく濡れていて今にも垂れてきそう。
そう、触れた先は美希のパンツ。私と愛撫を続けてたまらなくなったのか体が先に
分泌した愛液が漏れていたのだ。
「あら、お漏らしかしら?」
「や・・・め・・・!」
今度は体勢を逆にして私が美希を見下ろすような形にしてからぐしょぐしょに
濡れたパンツを脱がせていくと、まるで蜜のようにとろりとした熱い液が溢れるように
してベッドのシーツを濡らしていく。
そして濃厚な美希の匂いが部屋中にこもっていくのがわかった。
このまま溢れさせるのは勿体無くて私は垂れてくる美希の愛液を舌で拭うように
舐めて、そのまま割れ目の部分に舌を這わせていく。
「ううん・・・!雪ちゃん・・・!だめぇ・・・!」
痙攣しながら大きく切ない声をあげる美希。それを見て私は嬉しくて嬉しくて体が
ぞくぞくしてきて舌と指が止まらない。それから少しして指で美希の中の奥に奥に。
指の根元まで挿して出してを繰り返していくとやがて美希のアソコから愛液が
噴出してきた。
「あぁ・・・・・・・・・!あぅ・・・」
そしてずっと膣の中で絞め続けていた力がふっと抜けて私は簡単に美希の蜜壺から
指を抜くことができた。
そして指に纏った愛液を私は口の中に入れて舐め取って見せると美希は羞恥に
震えながら私にか細い声で訴えてきた。
「ふふっ、美希のジュースは美味しいなぁ~」
「や、やめて・・・は、恥ずかしいから・・・」
「うん、そうね。美希をいじめるのはここまで。この後は美希が私をいじめてね?」
そうして少し休憩を取って美希に抜けた力が戻ってから今度は逆に私をイカせるように
努力してもらった。たどたどしくて初々しくて上手いとは言えなかったけれど
その一生懸命さを見てるうちに私の中が熱く感じてきて少し時間はかかったけれど
ちゃんとイクことができた。
やはり制服を着ながらすると見た目にも背徳的なものが感じられて興奮度はすごかった。
けど、やっぱり終わってみると制服も下着も全部ぐしょぐしょになってしまって
洗うのが大変だったけれど。
私も美希も満足した笑顔とその中に残る疲れの表情が混じった顔を互いに見せて笑った。
「いつかまた制服プレイしましょうね、美希」
「嫌なのです。私は普通にしたいのですよ、雪ちゃん」
そうはいっても学生の間でしか楽しめない期間限定なのだからその内、美希を
言いくるめてまたやりたいなと思う私なのだった。
お終い
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誕生日にエッチを強請る牛若先輩マジサッキュバス!٩( 'ω' )و
表現はヘタクソですが少しでも伝わってくれたら嬉しいナ☆
イラスト→http://www.tinami.com/view/798602