No.782150

【サイバ】焼きそばパン物語【交流】

古淵工機さん

数量限定なので大食いの方による買い占めはお断りだそうですw

■出演
シンシア:http://www.tinami.com/view/760717
テムナ:http://www.tinami.com/view/757380

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2015-06-07 12:00:42 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:755   閲覧ユーザー数:732

ある日、お好み焼きの店『みおつくし』。

店主のシンシアは立ち上がり叫んだ。

「…よっしゃ!ウチは決めたで!!」

「母ちゃん?どないしたん?」

「テムナ、ちょぉ手伝ったってな」

シンシアはテムナを連れ立って調理場へ。

一体何が始まるのか?

同時刻、パンの店『ル・シャトン』。

店主のミーアが手を叩いた。

「よしっ!コレで決まりね!」

「ママ、一体どうしたの?」

「ミウ、ちょっと手伝って!」

ミーアはミウを連れ立って工房へ。

一体何をしようというのか?

数時間後。

「ミーア!例のヤツできたか!?」

「準備万端よシンシア!」

ミーアが持ってきたのは焼きたてのパン。よく見ると上面に切れ込みが入っている。

一方、シンシアもちょうど焼きそばを完成させていたのだった。

 

「あとはこのル・シャトン特製パンに…」

「ウチの焼きそばをサンドや!」

 

試食。

「うん、これはイケるわね!やるじゃないシンシア、この焼きそばがパンに見事にマッチしてるわ」

「またまたぁ、ミーアのパンが美味いおかげやでw」

「じゃあ早速売り出しましょw」

「ほな数量限定っちゅうコトでw」

 

そして翌日。

期間限定メニューとして『特製焼きそばパン』がル・シャトンとみおつくしの両店で販売された。

奇跡のコラボレーションが実現したのだ!

その日、雪天小学校3年1組。半日授業の放課後。

「ねえ唯ちゃん、みおつくしの新メニューの話聞いた?」

「焼きそばパンでしょ?ル・シャトンと同時発売なのよね雪歩ちゃん!」

「そうそう。ミーアさんとシンシアさんが一緒に考えたらしいぜ」

「じゃあまずはみおつくしで15個ずつ買って…」

「そのあとル・シャトンで15個ずつ買って…」

「ふっふっふ」

「ふっふっふ」

「「ふっふっふのふ」」

そして唯・和美・雪歩が店を訪れた…まではよかったのだが。

「これは…『買い占めお断り!お一人様合計3個まで』って…?」

「そんなぁ、せっかく昼食まで抜いてここまで来たのに…ううっ…」

「ま、そんなことだろうとは思ったけどよ…ぐすん…」

 

…まぁこんな日もあるさってことで。


 
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