[Scene.1]
「ねえ和美ちゃんに雪歩ちゃん、お腹がすいたしそろそろご飯にしない?」
「そうね!今日はみおつくしのお好み焼き弁当にしましょ!」
「シンシアさんのお好み焼きはうまいもんな!」
お好み焼きの店みおつくし。
「はーい、いらっしゃい」
シンシアの前にまずやってきたのは唯。
「すいませーん、お好み焼き弁当4つください」
「4つ?何やみんなの分も買うたるんか?」
「いいえ、これ全部あたしひとりで食べるんですw」
「あんたホンマ大食いやな…」
すると、間髪入れず和美がオーダーする。
「じゃああたし6つください!」
「なっ!?」
「ど~ぉ唯ちゃん、あたしのほうがたくさん食べれるわよ」
「んぎぎぎぎぎ…すいませんあと3つ追加で!」
「じゃぁあたしも2つ追加で!」
「「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬっ!!!」」
いつものようにぶつかり合う唯と和美。
「…またやってるなこの二人は…お?」
そしていつものように雪歩が呆れていたその時だった。
「これが日本のお好み焼きってやつだね!食べるわよ~!」
「ふーんだ、ユーニスには負けないよwおや、アレに見えるは唯ちゃんに和美ちゃんに雪歩ちゃん!」
「…あ、ユーニスにキャシーか。実は唯と和美なんだけどな…」
と、言いかけた雪歩の隣をスルーして勝負に割り込むユーニスとキャシー。
「HEY!お好み焼き弁当、Fifteen Please!!」
「なにをー、じゃああたしはEighteen Please!!」
それを聞いた唯と和美はさらにヒートアップ!!
「じゅ、じゅうはちィ!?…やってやろうじゃない和美ちゃん!」
「ええ、ここでアメリカ人に負けたとあっちゃ日本人の名がすたるわ!24個ずつくださいなっ!!」
「What!?Twenty-four!?」
「や、やるわね二人とも…」
「あー、盛り上がってるとこ悪いんだがシンシアさんのキャパも考えてやれよ…」
「「「「あ…」」」」
雪歩の声に4人が店のほうを見ると、シンシアは疲労困憊していた。
「に、24個て…Crazyやなおい…ッ…!」
[Scene.2]
天之湯旅館。露天風呂でくつろぐユーニスとキャシー。
「いやぁ、日本の温泉って初めて来たけど癒されるなぁ~」
「そうよね~。身体の芯までポカポカにあったまるしねw」
「アメリカにはこんなところないもんね~、あぁ羨ましいな日本って…」
そこへ、唯、和美、雪歩が入ってきた。
「いやぁ、やっぱり温泉は最高よね!」
「雄大な景色を眺めつつ癒される!日本の心だよな!」
「そうそう、のんびりまったりとあったまって…」
数秒の沈黙。そして…。
「What?どうしたの二人とも」
「…和美ちゃん…アメリカは何でもデカいってホントね…」
「うん、アレは勝てる気がしないわ…」
「ああ、ヤバすぎんだろアメリカ…」
「あのー、もしもーし?」
…胸囲の日米格差をまざまざと見せ付けられ、がっくりと落胆する唯、和美、雪歩なのであった。
Tweet |
|
|
3
|
1
|
追加するフォルダを選択
日米のキツネ&犬コンビがここに対決!
■出演
唯:http://www.tinami.com/view/742179
和美:http://www.tinami.com/view/743015
続きを表示