しばらく進むと一軒の小屋が見えてきた
木造の小屋で森の雰囲気とよくあっていた
「さあ、どうぞお入りください」
小屋の前までつくと霧野さんがドアを開けてくれた
「おじゃまします」
といい中に入る、中は10畳ほどの部屋と奥に続くドアという
構造で部屋には木造の丸テーブルと椅子が二脚とポットとカップや皿などの入った食器棚とレンガでできた
火の入った暖炉のみだった
私が部屋を見ていると
「さあ、そこの椅子にかけてください、あと飲み物はコーヒーと
紅茶どちらがいいですか?」
私は椅子にかけると
「ではコーヒーでお願いします」
「はい、」と霧野さんは上の棚からコーヒーカップと受け皿を2つずつテーブルの上にお置き 喫茶店でよく見る焙煎器とブラジル産とかかれたコーヒー豆の袋を出した
「少し待っていてくださいね」
というと焙煎器にコーヒー豆を入れ取っ手を回していく
姿といいこの慣れた手つきから本当に喫茶店のマスターでないかとおもう
数十分後、コーヒーカップに注がれたコーヒーの香りはまさに絶妙だった
香りを楽しみながら口に含む私もコーヒーが好きだが
いままで飲んだ中でダントツで最高だ自分ではこの味は無理だ
「味はどうですか」
と霧野さんが訪ねたので正直な感想を言った
「最高の一言につきます、自分ではこの香りと味は無理ですよ」
「あなたにそう言ってもらうのは光栄ですよ、ありがとうございます」
と答えた
しばらくコーヒーを楽しんだあと霧野さんが口を開いた
「さて、そろそろ今の状況を話しましょう、まずここは幽州の森の奥です
原作開始の7年前となっていますお気づきでしょうがあなたの体は10歳程度まで退化
していますここまでいいですか」
「なぜ私の体が退化しているのだ」
もっともな質問をする
「はい、それについてですが神がいうにはできるだけ主人公と同じ年齢にしたいらしかった
ので、しかし安心してください年がたつとともにだんだん体は
転生前のあなたになりますので」
まあ仮にも転生させてもらった身なので文句はない
実際少し懐かしんでいる自分もいる
「まあ、しょうがないとして割りきろう」
霧野さんは申し訳なさそうに
「すみません、本当にそして満月様あなたはどのように過ごすおつもりですか
ちなみにですがお金は一年分ほどしかわたせません、すみませんこれも」
どのようにか..........この体ではあまり大人と同じ立場で話せない
ので2~3年間は修行だろう、そしてあの神のことだ安定しすぎなのは
つまらないみたいな感じだろう、しかし困ったこうなってしまっては
お金を稼がなければならないしかしこの体だ相手にしてもらえる
可能性は低いだからといって孤児になりものごいをするのも気が引けた
そして私はあまり人と関わりを持つのはなんといか苦手だった
自分の境遇が関係しているのだろうしかし今考え手も仕方ない
ことだとなると残るは.........
私は一つの決断をした
「霧野さん、わたしは......
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6話です