人々が街を盛んに行き交う 大通りの路肩では商人 職人たちが店をだし
大いに賑わいを見せている 洛陽の街
その中でもひときわ人々の関心を集めているのは街の中央に立ててある立て札だった
その立て札にはこう書かれていた
「洛陽の南の奥の森にて山賊の出没おおし」と
ただの山賊の目撃情報のようだろう しかし
この立て札を読んだ一人の商人が言った
「ここ最近多いね~ ま またあの人がなんとかするだろう
絶双様が」
Tweet |
|
|
8
|
0
|
追加するフォルダを選択
かつて 絶双と呼ばれた人物がいた 名前 年齢 性別すら
知られていないながらその異名だけは農民から諸侯まで知られていた
有一わかっているのは漆黒の剣と白銀の剣をふるい暁の髪と灼眼をもつのみ