オリジナル新作です。
どこまでネタが分かるかな?
"ソレ"と出会ったのは俺が中学2年の冬だった。
その時の俺はバスケットボール部の2年生では初の副キャプテンとして部員を引っ張っていた。
チームは全国大会のベスト4止まりだったが、俺は中学の選抜に選ばれた。
勉強も出来る方だったかな、校内でトップ30には入ってた気がする。
後から聞いた話では多数のファンがいたらしい、顔が整っていて文武両道で人気だったみたいだが見向きもしなかった。
そんな俺も立派な男子だ。
初めて好きな女の子が出来た。
たまに会話をする程度の仲だったが、そんな彼女に惹かれていった。
そしてクリスマス・イブの日に俺は彼女に告白をした。
~ごめんなさい~
だがフラれてしまった。
他に好きな人がいると言われ、まだ恋愛というものを知らない俺にしてはショックだったが仕方ないと思っていた。
だが彼女の言葉がさらに絶望に突き落とした。
~だって……君みたいな人は騙したら面白いし、本気になってて笑ったわ……~
頭が頭上から降ってくる雪のように真っ白になった。
そこから俺は女性不信になった。
表には出ないが、弄ばれているのではないかと思い込みが激しくなっていた。
そのトラウマを払拭するためバスケに没頭したがうまくいかなかった。
深い心の傷を負った俺にゲームマニアの親友があるモノを持ってきた。
それが俺の運命を変えた。
~そんなお前にこれを授けよう~
それはマジガミという恋愛シュミレーションゲームだった。
元々ゲームやアニメはやったり見るが嗜む程度だった。
せっかく貰ったのだからクリアまではやろうとプレイしてみた。
それが間違いだった……………。
深く抉られていた心の傷は画面の中の彼女に癒され、どんどん二次元に引き込まれていく、こんな性格のいい子がいるのか、こんなに可愛い子がいるのか。
そこから俺は学校内のオタクに話題のアニメと名作を教えてもらい、見てなかった深夜アニメのDVDを親友に借りた。
学校の帰り道は友達といればアニメの話では盛り上がり、一人の時はスマホでアニメをチェックする。
アニメグッズを買い漁り、同人誌にも手を出した。
今後流行るアニメやゲームをネットや雑誌で調べる日々が約4年続いた。
そこで気が付いた…………俺はオタクになってしまった。
だが少し変わったオタクだ。
バスケは強く為ではなく体力を付ける為にやり続けている。
そのおかげか限定商品の競争に勝つことが多い。
思春期、周りがネットや雑誌で性に目覚めるが俺は週刊少年ジャンクの電影ガールとジャンクスクエアのDoLoveるで目覚めた。
ん?お前は誰かって?
自己紹介がまだだったな………俺は高校卒業間近のアニメオタク、イーグルソードこと大鷹剣介(おおたか・けんすけ)だ。
元ネタは分かりましたか?
短めではございましたが、今後ともよろしくお願いします。
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お久しぶりの更新です。
KANNBARUとしての活動の範囲を広げてみとうと準備しています。
今回はオリジナル小説第2弾でございます。
お楽しみくれたら嬉しく思います。