No.777197

フルーツプリキュア!前ストーリー

フレッシュプリキュア!の改造ストーリーです。本編のストーリーでは、納得が行かず改造することにしました。この前ストーリーの始まりは、世界恐慌発生から始まります。

2015-05-14 03:06:11 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1794   閲覧ユーザー数:1784

 

 2008年9月15日、世界中の不幸のゲージが急上昇する事態が現実世界にある大国アメリカ合衆国で起こった。

 とある投資銀行が史上最大の負債額で持って経営破綻したのである。これにより、新世紀世界恐慌(金融恐慌とも言う)が発生した。

 

 異次元の世界、ラビリンス

 

 23年前に先代、伝説のプリキュアによって命を落としたあの国家元首の無念の魂が黒ずくめではあるが、人に近い姿で復活した。メビウス総統である。

 「クライン、メビウス様がこんな姿に。」

 「オオッ、あの恐慌がこんなに効果を表すとは。」

 「ハハハハハハハハハハハハ。ノーザよ、クラインよ。よくぞ私をここまで復活させてくれた。感謝する。」

 「メビウス様。」

 「今度こそインフィニティを手に入れ、世界を我がものにしてやる。」

 「メビウス様、どのような戦略をお進めするざーますか。」

 「我が国は管理国家。世界中の個人情報を集めまくるのだ。そして、個人情報名簿入手困難な国に対しては、容赦なく戦争を仕掛けよ。」

 「名簿の収集ざーますか。」

 「そうじゃ。」

 「いかがでございましょう。我が軍スパイ部隊を世界各国中お送りするざーます。これでいがざーますか?」

 「流石はノーザ。まずは、スパイ特殊部隊を送り込め。」

 「ハッ。」

 

 別異次元世界内、スウィーツ王国、首都アラモード内産婦人科病院

 

 「オギャーオギャー」

 「産まれた。」

 「元気な女の子よ。」

 「あなた、お名前決めている。」

 「シフォンって名はどうだ。」

 「シフォンね。良い名前だわ。」

 

 アラモード内ナノ研究所

 

 「何、ショコラはいないのか。」

 「奥様出産間近でやむなく病院へ行きました。」

 「この事態に。仕方ない。戻って来るまでここで休むぞい」

 

 ラビリンス、陸軍本部

 

軍幹部兵士を集め作戦会議をしていた。

 「良いざーますか?世界各国へ行き、住民台帳をはじめとする数々の名簿を集めるざーます。」

 「名簿ですか?」

 「お安い御用です。」

 こうして、ラビリンス軍幹部をはじめ准尉及び曹官も含め、世界各地へ出動し始めた。その中の一人、サウラーだけが新人教育鍛錬所へ向かった。そう、ウェスターに会うためである。ウェスターは当時、まだ曹長の階級であります。

 

 スウィーツ王国、ナノ研究所

 

 「これは長老、一体何がありましたか。」

 「大変なことが起こったのじゃよ。世界恐慌じゃ。」

 「これは大変だ。79年前以来の出来事!確か10年位後に第2次世界大戦が起こり、たくさんの人々が命を落とした。あの大戦争は、何が何でも避けなけれはならない。」

 「じゃが、あの国は戦争したがるでいかん。先軍政治の管理国家じゃからの。」

 「ラビリンスですか。23年前に封鎖したから簡単には攻め込めないはずですが。」

 「そうじゃ、不幸のゲージが満タンにならない限り、ラビリンスへ直接通じるワープ通路は、封印を解かない限り通過できないはずじゃ。」

 「だが長老、地下金庫に保管してあるインフィニティが何らかの反応を示しそうな気がします。いかがでしょう。ここは、国王に判断を仰いでみてはいかがでしょうか。」

 「そうするか。」

 

 ラビリンス、首都ピョンピョン、陸軍本部内新人教員鍛錬所

 

 「よぉーーーーーーし。腕立て伏せ1000回。」

 「ヒィーーーーーーッ。勘弁してください。」

 「コラッ、何弱音吐いとる。腕力が上がらないぞ。」

 「ウェスター。」

 「おおっ、これはサウラー中将。」

 「どうだ、君も怪物兵器を繰り出す試験を受けてみないか。」

 「とは言っても、俺は幹部に昇格する性分じゃないけどな。第一、大学を出たエリート軍人でもな

かなか合格しない試験だぞ。」

 「見様見真似ではどうかな。このDVDを見て真似れば良いんだよ。」

 「見様見真似か?確かに俺は熟練が好きだからな。挑戦してみるか。」

 「是非、やって見てくれ。僕は戦場へ行くからな。」

 「スパイ活動か。」

 「その通り。ここで失礼するよ。」

 「中将、お気を付けて。」

 

 一方、スウィーツ王国では、長老ティラミスとショコラがワッフル城へ入城した。

 

 「ラビリンスが大戦争を仕掛けようしていると。彼らは怪物兵器をよく使う。外部メモリーに魂を吹き

いれ、怪物討伐特殊部隊即

ち、プリキュア隊の結成を急がねばならぬ。」

 「やっぱりそうかの。」 

 「畏まりました。」

 

 3ヵ月後、ラビリンス

 

 ウェスターが見様見真似の技能に物を言わせ、怪物兵器取扱試験に合格した。そして翌日、ウェスターは少尉に昇格し、幹部入りした。

 

 その頃、スウィーツ王国では4色の外部メモリーに魂を吹き入れる儀式を行おうしていた。

 

 「やっぱり、ウォンバット獣人の赤子の方が魂を呼び込みやすい。頼んだぞシフォン。」

 シフォンは、魂を呼び込み始めた。

 「キュアキュアキュアキュアキュアキュア。フィリップーーーーーーーーーーーーーーーーーゥ。」

 「おおっ。4つの外部メモリーが動き出した。」

 ピックルンの誕生である。この新しいピックルンは、24年前に作られ改良された3体が既にいるプ

リキュアの祠に収めた。

 

 更に半月後

 

 タルトとアズキーナが交尾をしていた。そして、プリキュア隊誕生へと時が進んで行きます。

 

 第1話へ

 

 

 
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