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ハッハッハッハッハッ!!
少女は今追われている。
「いたかーーっ!」
「いや、ここにはいない。」
「絶対見つけるのーーっ!」
「逃げてもムダやでーっ!」
「せや、さっさっと出てこんかーーいっ!」
「早く出てきてください。」
「無駄な抵抗は止めたほうがいいですよ。」
「どこにいるのー、でてきてよーーっ!」
「お願いです、出てきてください。」
「早く捕まってください、痛くしませんから。」
「この私から逃げられると思っているの?甘いわ、甘すぎるわ!」
ドドドドドドドドドドドッ
何で、何でこんなことに……
ただ、流流が作ったホットケーキに「蜂蜜」をたっぷりかけて食べただけなのに……
少女の目から涙が一筋流れ落ちた。
「出てきなさーーーいっ一刀ーーーーーーっ!」
華琳「へえ、ほっとけえき、いい匂いね、美味しそうだわ。」
流琉「はい、兄様に教わって作りました。」
霞「いっぺん天に行って旨いもん食い倒してみたいわ!」
季衣「ねえ、華琳様、まだ食べちゃダメ?」
華琳「そうね、皆そろったみたいだしいただきましょうか?」
流琉「待って下さい、ほっとけえきには蜂蜜をかけて食べたほうが美味しいそうです。」
そういって流琉は瓶をとりだした。
一刀「それは?」
流琉「はい、街に来た行商人から買ったんです。店に置いてあるのよりずっと良いものだと。」
華琳「へえ、じゃあさっそくかけて食べましょう。」
ホットケーキにかけられた蜂蜜は黄金色に妖しく光っていた……
そして……
一刀「あ、あの……みなさん?……眼があぶないデスヨ?」
華琳「ああ、一刀…あなたって…こんなに可愛かったのね…ペロリッ」
(だめだ、完全にいっている……そうだ、桂花なら止められる。)
一刀「桂花!華琳を止め……て…」
桂花「い、いままでひどいこと言ったりしてごめんなさい、お詫びに、い、虐めてください、
お、お姉様とお呼びしてもいいですか?」
(だ、だめだこいつら、な、何とかしないと……)
霞「なあ、一刀ぉ、ウチもうあかんねん、何とかしてえな~。」
(何とかしてほしいのはこっちだ!)
凪「た、隊長……。」
沙和「助けてほしいの~。」
真桜「後生や~。」
(そ、そんなこといったって……)
秋蘭「北郷、た、頼む。」
春蘭「ええいっおとなしく犯られろっ!」
一刀「いやに決まっているだろ!」
季衣「兄ちゃ~ん。」
流琉「兄様ぁ~~。」
風「お兄さん~。」
(ううっいつもなら抱きしめたくなるほど可愛いのに。)
ちなみにのこりの一人はすでに血の海で溺れている。
一刀「い、いやだあ~~~~~~っ!」
季衣「あ、逃げた!」
春蘭「逃がさ~ん!」
華琳「何としても捕まえるのよ!」
全員「「「「「「「「「応っ!」」」」」」」」」
(何としても逃げ切ってやる、しかし天和達が巡業でいなかったのは不幸中の幸いだったな、
ファンを使われたらさすがに逃げられない。)
一刀「はあはあ、さすがに喉が渇いた。」
風「はい、どうぞ~。」
一刀「おお、ありがと!…はぁっ?」
風「ふふっ見つけました~。」
ヒイッ
風「もう、逃げられませんよ~。」
一刀「風っ!」
風「へえ、ほお~。」
(うまいこといってる場合じゃねえ~)
一刀「た、たのむっ!みのがしてくれーーーっ!」
風「無理です、風ももう我慢の限界なんですよ~。」
一刀「そこを何とか!」
風「でも、もう囲まれてますよ~。」
一刀「……………マジ?…………」
風「はい、本気と書きます。」
(………そこで俺の意識は薄れていった……)
風「じゃあ、約束どおり風が一番ということで。」
華琳「…しかたないわね、早くなさい、後がつかえてるんだから!」
風「なら華琳様も一緒にしますか?」
華琳「いいの?」
風「そのかわり、お兄さんの初めては風のものですよ。」
華琳「ええっ私は後ろので我慢するわ!」
風「ではでは、ご一緒に~~。」
ギイイイイ、バタン。
さらさらさら………
ねえかかさま、こもりうたうたって
さらさらさら………
あとがき
はっはっはっはっ
どうしてこんなことに………
??「ぬっふううううううううんっ」
??「うっふううううううううんっ」
はっはっはっはっ
ん?なんだ、前から何か来る
??「まっふううううううううんっ」
??「もっふううううううううんっ」
ぎゃああああああああああああああああっ
お死まい
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う、ま、また電波が……書くよ!書けばいいんだろ!
タイトル一部変更しました。