目をぱちぱちさせて自分の置かれてる状況を確認する。
今オレはお箸を持ち、もう片手にはお茶碗を持って三人で机のご飯を食べている。
その三人とは、勿論、自分である奉屋神雅と
「ちょっと!アンタソレは私のおかずでしょ!」「早い者勝ちだぜ!」
霊夢と名乗る巫女と魔理沙と名乗る魔女の格好をした女の子だ
オレは今見ているのは見事と言えるおかずの争奪戦だ。
先にけし掛けたのは魔理沙だ。俺のおかずに箸を伸ばし食べ様としたのを霊夢が止めた。
そしたら霊夢の所にお箸が向いたのだ。そしてそのまま霊夢のおかずである出し焼き卵をお箸が突き刺し自分の口に運んだ。そして霊夢と口論の末、、、
「やらせないわよ!!」「チィ!そっちがダメなら!」「させるかあ!」
、、、、こんな感じになっている。
ソレはお箸とは思えない動きをしていた。
手首のスナップを利かせたフェイントは霊夢を一瞬怯ませるがすぐに霊夢のお箸がソレをはじく。そして魔理沙は一瞬の機転を利かし弾かれた方向にある霊夢のおかずに箸が向くがソレを霊夢の箸がつかむ。箸が箸をつかみギリギリ音を立ててにらみ合っている。
そして一瞬で二人の手がお箸を持ち帰ることでチカラの行き場を変えて相手の隙を突こうとするが同時な為いきおいは相殺しあった。
そこからは素早い箸が舞い飛ぶようにおかずに伸びていくがソレを弾き、そのお箸が伸びるが今度は弾かれたお箸がソレを阻止する状態だ。
ぐぬぬ、、っ ふんぬぅ、、っ
ギリギリとお箸が悲鳴をあげながらゆっくり形を変形させている。
ずいぶんにぎやかな食卓で頭を抱える。にぎやかすぎて頭痛がしてる気が、、
「お、落ち着け二人とも、、」
オレは宥め様とすると霊夢の眼光が伸び一瞬で縮み上がった。
はぁ、、なんでこんな、、、
涙が流れてる気がする。どこが巫女だコレは唯の凶暴な男女じゃん、、
まあ、巫女なんてこんな物だけどね。
ちょ、、!なんでアンタどさくさに間切れてキノコ食わせようとしてんのよ!
くーらーえー!DA ZE !
あ、、あぶな、! サッ!
「、、え?」
ズボォッ、、
、、、、、、ギャーーーーーーーーー、、、、、、、、、、
「う、、う~ん、う~ん、暑い、、暑、、暑すぎる!」
ガバッ!とオレは飛び出した。
オレは目が覚めた。今までオレはまた倒れてたようだ。
そして目の前が寝起きのせいか曇って見えた。
「おっ!おきたのか、?」「ちょっと!アンタ病人をいきなり変なとこにつれてこないでよ!」
「でも汗を拭かなきゃだぜ!」
「汗は風呂場でも拭かなくていいの!しかも全部脱がしてんじゃないわよ!」
あ、この声は、、霊夢と魔理沙だ、。なんか声が反響して聞こえるぞー、。
それにオレはドンドン目が冴えてくる。そして寝苦しいのだった。
どうもチャプチャプとするこの感じは布団でない。しかもなんかちゃぷちゃぷって、、
まるでお風呂のお湯、、、
、、、、、、、、、、お湯?しかも今霊夢お風呂場って、、、
、、曇っているのは寝惚けてるからじゃなくお風呂だったから。つまりコレは、、、湯気?
そうだこれ、、湯気だ!しかも反響って、、確実ここって、、風呂場!!!!
「あん?!」まるでどこかの古い昭和からつれてきたヤンキーみたいな声をオレは上げた。
ジャバンっと音を立ててお風呂のお湯が俺の体を弾き、伝い、下の排水口に流れていった。
確実にオレ風呂に入ってた!てかなんで!オレいきなり風呂場に?!しかも今魔理沙がトンデモ無い事を言ってたよね!!!
汗を拭きにきただけ、、、、全部脱がした、、、、
オレは自分を見る。まず上半身は、、うん、裸だ。俺の割れた腹筋も胸筋もよく見える。
そして、、下半身に視線を伸ばす、、どうか、、どうか勘違いでありますように、、!!!
・・・・・・・・
立って自分の状況を見ていた俺は無言でゆっくり湯船に浸かっていく。
そしてお風呂に沈んだ手を出して、手を顔に押し付けてシクシク泣く。
もう、お婿にいけないぃ、、、(泣)
「さーて!私も入らなきゃ!」「ちょ、!あんたが脱ぐ必要ないでしょ?!」
シクし、、、、え?!いまなんて?!
「いや、私もついでに入ってこうかと!!」「お断りよ!、、ってモクモクと脱ぐなぁ!!」
ぬ、、、、、脱ぐ?!脱ぐって服を?!!!
ちょ、、まって!
ここは風呂場でそこまで大きくない。風呂の範囲からして和風の住宅街にはある様な小さいお風呂だ。そんな所に入られたら、、、鉢合せに、、、!!!!!!!!!!!!!!!
「イ、、オォォォ?!!?!?!」どうする!どうやってここから逃げ出す?!
窓?!イヤでも窓はない。しかもよく見るとゴエモン風呂だ、そんなところを焦って動くと焼けどをする!ってじゃあどうする!!
あせってあっちこっちに頭をふり考えをまとめ様にも纏らない!
あたふた、あたふ、
ガチャン!
「?!」「ふ~、いい感じに湯気がでてるぜえ!」
「あ、、もう知らないわよ!」「おっw霊夢も入るのか?www」
え?!「お湯が勿体無いから仕方なくよ!まったくなんで、、、ブツブツ」
う、、うそだ!マジカ?!どうする!オレにはとても耐えられる様な刺激を超えるぞ?!
うあううあううあうあうづあう、、、?!!
言葉も脳内の整理も付かなくなってなってしまってる。
どうする、!オレじゃこの状況には耐えられない、、ってコレさっきも考えた!あああ!
「そういや、例の奉何とか君はどこなんだぜ?」
ビックッ!
「さぁ、?アンタが脱がして入れたんだから風呂ん中じゃないの?」
「あぁそっか!しかもかなりの男だったぜww」
「それ以上なんか言うと撃つわよ、?」
オレはソレを阻止する!死んでもいいからそっから先を言おうとすると止める!男として!!
、、、っていうか、、脱がしたってことは、、見られた、、ってことだから、、、、、
シクシク、、もうお婿にいけない、、
「あ、いたいた。ずいぶん元気になったみたいだな」
そこには魔女を連想させた帽子を取った真っ白肌をした女の子が立っている。顔と素肌とが見えてほっそりとした体つきだった。ここで思考停止、、、、
「、、、えぇ、。もう十分です。もうボクオソトニデタイデス」
「あ、でも汗を拭くぜ?」
「ダイジョウブデス。オフロデナガレマシタカラ。」
「そう?じゃあ霊夢が入ってから出て行ったらいいぜ?」
「ハイ。」
「ど~ぅ?お湯あったまってるぅ?」
「おぉ!すごい温かいぜ霊夢~!」
手を凄い勢いで振るのだけ見える。後は湯気などでうまく見えていない。おかげでオレは生き残れそうだ!、、男として死んだけど!
そしてオレは必死に目を瞑りながら霊夢と行き違いになりながら必死に風呂場から脱出するのだった、、、、。
「、、、、なんであんなに必死だったのよ?」
「私もわからないぜ、、?」二人はまったく同じのポーズを取る。
両手を肩の辺りにまで持ってきて手の平を上に向けて、、
さぁ? のポーズを、、
つづくぅぅ、、
今度は結構シリアス&ホラー風味に仕上げますw、、予定でしかないですけど!
こう後期待! ( ・ω・)ノ
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うにゃー。。
ボクは気ままに書いているので続きが遅いかもしれませんが、気長にお待ちくださってください(>_<)