No.762683

【サイバ】シンシアさん・なみだ節【交流】

古淵工機さん

実はミーアさん、シンシアさんが美乳(大きくはないけど)なのを知っているんじゃないかとか。

■出演
シンシア:http://www.tinami.com/view/760717
テムナ:http://www.tinami.com/view/757380

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2015-03-06 23:10:44 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:842   閲覧ユーザー数:803

ここは風天区にあるたこ焼きの店『みおつくし』。

その店主である天満橋シンシアは大荒れだった。

 

「だぁぁぁぁぁぁぁ~~~ッ…どないなっとんねんッッ!!」

「か、母ちゃん一体どないしたん…!?」

「どないもこないもあるかいっ!さっき材料の買出しに行ったときのことや!」

スーパーマーケット『電鉄ストア』。天空電鉄の子会社が運営する店である。

「やあシンシアさん」

シンシアが出会ったのは風天警察署・捜査一課課長の九重久遠。

彼女の娘である真凛、歌凛姉妹も一緒だ。

「あら、クオンさんやないの。なんや子ども連れて買い物かー?」

「うん、今日はチキンカレーだから気合入れようと思ってさwシンシアさんは?」

「あー、店で使う材料の買い出しやねんけど…」

と、いつものようにママさん同士の話が弾むかに思えたそのときだ!

 

「へー、シンシアおばちゃんってペッタンコなのなー」

「なっ!?」

いきなりシンシアにマリンの強烈な一撃が浴びせられた。子供はえげつない!!

「ご、ごめんねシンシアさんっ!…こらマリン!何てこと言うんだ!!」

「だってよぉ…」

と、諌められて膨れっ面をするマリンに、カリンが声をかける。

「そうよ。いくらそう思っても言っちゃダメよ」

「むー…」

「ほら、シンシアさんに謝りなさい」

「はーい…ごめんなさい…」

するとシンシアは機嫌を直した。

「ん。分かれば別にええやろw」

「本当にごめん!」

すると、クオンの後ろから男性の声がした。

「クオンー!たまねぎとにんじん安かったから買ってきたぞー」

「あ、将矢!」

やってきたのはクオンの夫・九重将矢。警官としてはクオンの後輩だが、プライベートではよき夫だ。

「あれ?シンシアさんも来てたのかい」

「あ、将也さん」

「いやしかし、キレイなお姿ですな」

「またまたぁwww褒めても何も出ぇへんてwwww」

「ほらそこ、女を見かけたら手当たり次第に褒めちぎろうとしない」

しかし次の瞬間、将矢はとんでもない事を口にしてしまう。

「しかし残念だな。こんな美人なのにお胸は少ないんですね」

「!!!!」

 

「ちょ、ちょっと将矢、ダメじゃないか!そんなこと言っちゃ!!」

「だって事実だし。クオンに比べちゃまだまだ、山と大平原ぐらいの差があるわwwww」

「ちょっと将矢ってば…」

 

と、クオンが慌てているのをよそに、シンシアの怒りスイッチが入った!

「な…ん…や…てぇ~~~~~…?」

「あ、あわわわわわわわ…」

「ま、そんな気になさら」

「誰の胸が大平原やとぉ!!」

シンシアの右ストレートが炸裂!将矢は尻餅をついた!!

倒れた将矢に駆け寄るマリンとカリン。

「パパ!」

「うう、マリン…カリン…」

「もう、ダメじゃん父ちゃんよー」

「そうだぞ。今のは将矢が悪いよ」

と、クオンが言った直後だった。

 

「そうよ。ホントの事なんだから」

「おい!?」

「カリン!君まで何て事を…」

ついにシンシアの怒りは爆発した!!

 

「…ウチもう帰るわ!フンっ!!」

「うわ!?」

「どーすんだよ、ヘソ曲げちゃったぞ」

「あわわわわわ…」

時すでに遅し。シンシアは踵を返し、商品を買うだけ買うと足早に店を出て行ってしまった。

…で、話は冒頭に戻る。

「な!?これ以上の屈辱あるか!?あらへんやろ!?」

「あー…わかるよーなわからんよーな」

と、言っていたそのときだった。

 

「おーいシンシア。飲み行くわよ」

やってきたのはミーアこと飯田橋美亜だ。

「ちょ!?ミーアさんあきまへんて!いま母ちゃん機嫌悪いねん!すまんけど今日は…」

と、テムナが引きとめようとしたとき、シンシアはミーアに飛び掛った!

 

…が。

「うわ~~~~!!!ミーア!今晩付き合ってくれ~~~~!!!」

「な、何なの…?」

突然泣きつかれて困り顔のミーア。

普段彼女とシンシアはライバル同士。でもたまには、甘えたい時だってあるのだ。

その夜、シンシアはミーアに付き添われ、酒場で飲み明かした。

 

「ぐすっ、なんでいつもウチばっか…」

「まぁまぁ、飲みましょ。つらい事は飲んで忘れるのがイチバンよ」

「ううっ…ミーア、あんたって人は…。すまんな…」

「元気がないライバルなんてつまんないわよ。さ、飲んで食べて!」

「うん…ありがとな…」

 

ミーアはいつになく親身になって悩みを聞いていた。

ライバルだからこそ、そして親友だからこそ、互いの悩みを打ち明けられる…。

負けるなシンシア!あなたのお胸はまだまだ大きくなる可能性があるかもしれないぞ!?


 
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