No.750910

戦国恋姫・N 序章5

matuさん

そろそろ本篇に突入か!?

登録タグはありません

2015-01-12 16:46:56 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:688   閲覧ユーザー数:650

柘榴「戻って来たっす〜!」

 

松葉「戻った・・・・」

 

冬夜「・・・・・・・(ここが春日山城・・・)」

 

?「あら?」

 

?「おかえりなさい、二人とも・・・・その人が?」

 

松葉「そう・・・・」

 

柘榴「そうっす!」

 

冬夜「ん?」

前にいる柘榴、松葉以外の二人の女の子を見る

 

?「へ〜これが松葉が言ってた変な奴ね〜ふーん、確かに妙な服を着てるわね」

 

?「確かに服は変と言うか、見たこともないですね」

二人は冬夜のことを上から下まで見て

 

冬夜「・・・・・何なんだよ?」

 

?「あら、ごめんなさい♪貴方、名前は?」

 

冬夜「あっ、夜風冬夜、です」

突然の質問に名前を答える

 

?「ふーん冬夜って言うの、夜風って言うのも変わっているわね、どこの出身?」

 

冬夜「どこって言われても埼玉県、川越ーーーーだよ」

 

?「埼玉県?どこよそれはそれに川越?もわからないわね」

 

冬夜「って言われてもな・・・・そういえば君達の名前は?」

 

?「何で?怪しい奴なんかに教えなきゃならないのよ?」

 

?「御大将!!」

 

冬夜「いや怪しいって・・・・」

 

?「十分怪しいでしょう?妙な服にどこから来たのかもわからないなら」

 

?「全く、そんなこと言わないで教えてはどうですか?怪しいとかは別として・・・」

 

?「はいはい、わかったわよ秋子。私は越後国主、長尾美空景虎、通称は美空よ」

 

秋子「私は直江秋子景綱、通称は秋子です。そして貴方を連れて来た二人は」

 

柘榴「柘榴は柿崎柘榴景家っす」

 

松葉「甘粕松葉景持、松葉・・・」

それぞれ名前や通称を答える

 

冬夜「なっ・・・・・!?(・・・長尾景虎!?いやいや、女の子だぞ、それに俺が知ってるのとは・・・・)」

名前を聞いて驚きながら考える・・・・

 

美空「どうしたのよ?驚いて声が出ない?」

 

冬夜「いや今、長尾、美空、景虎・・・って言ったの?」

 

美空「そうよ、何?ちゃんと聞いてなかったの?」

 

冬夜「あっ、えっと聞いてたけど、ちょっと驚いて・・・・」

 

美空「ふ〜ん、で結局あんたどこから来たのよ?」

 

冬夜「いや、だから、ん〜・・・・」

美空の答えに深く考え込み・・・・

 

美空、秋子、柘榴、松葉

「・・・・・・」

 

冬夜「えっと、実は何だけど、多分、俺はここの人じゃないんだよ?」

 

美空「どういうことよ?」

 

冬夜「なんというかこの世界の人じゃないというか・・・」

 

美空「何言ってるのよ!?」

 

柘榴「何言ってるんっすかねー?」

 

松葉「頭でも打った?」

 

秋子「柘榴ちゃん頭とかやってないですよね?」

四人は呆れたかの様にそれぞれ話し

 

冬夜「いや真面目な話なんだが・・・・」

無理のない話だとはわかっていながら詳しく話しを四人に言う

 

美空「・・・・・・」

黙ったまま冬夜の話を聞いている

 

秋子「・・・・!?」

驚いた表情で冬夜を見て

 

柘榴「何っすかそれ何っすかー」

 

松葉「面白い・・・・」

二人は冬夜の話しを聞いて笑っている

 

美空「柘榴、松葉は黙りなさい・・・・・その話は本当なの?」

 

冬夜「信じて貰えないのは分かるよ。俺も良くわからないからね、どうして俺がここにいるのかも・・・・」

 

美空「・・・・・・何か証明できるものはあるのかしら?」

 

冬夜「んー証明ね・・・・・あっ!」

自分のポケットなどを探しだし携帯電話を取り出す

 

美空「・・・・?」

 

冬夜「これなんだが・・・・」

携帯電話を美空達に見せて

 

美空「何よそれ?」

 

秋子「小さくて、妙に角張っていますね」

 

冬夜「これは、俺がいた所では相手との連絡手段として使う道具なんだが・・・・」

 

美空「そんな便利な物があるわけ!?」

 

冬夜「だけど、ここでは使えないみたいで・・・・だけど」

四人を横一列に並ぶ様に指示して携帯電話を構える

 

美空「な、何するのよ?」

四人は不思議そうに冬夜のことを見ていて

 

冬夜「いくぞ?笑って〜」

 

美空「はあー?」

 

・・・・・・パシャ

 

一同「・・・・・・!?」

 

冬夜「カメラ機能は大丈夫なの・・・・」

 

美空「ちょっと、一体何したのよ!?」

 

冬夜「何って、証明するために写真を・・・」

 

美空「しゃしん?、何よそれ?」

 

冬夜「これを見てよ」

さっき撮った写真を見せて

 

柘榴「凄いっす、柘榴達が写ってるっす」

 

松葉「・・・・何これ?」

 

秋子「これは、驚きました」

 

美空「本当、私達が写っているわね」

みんなが写真を見て驚いている

 

美空「・・・・いいわ、その話を信じましょ」

 

冬夜「本当か!?」

 

美空「一応はね?・・・であんたこれからどうするのよ?」

 

冬夜「いや、どうするのって言われても・・・行く場所もないし頼る人もいないし・・・」

 

美空「そう・・・・・」

 

冬夜「まあ、旅とかに出るかここで何かしら働きながら元いた場所の帰り方でも考えるよ」

 

美空「わかったわ、なら家にいなさい」

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
2
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択