12インチサイズのミリタリーフィギュアでは
実際の兵士の写真等を参考にして
自分なりに衣装や装備を入れ替えて組み上げる
『キットバッシュ』という遊び方が一般的ですよね。

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で、自分もなんとなくいつのまにか
パッケージ状態とは別の装備を組みあげるのが
当然かつ必然みたいに思ってしまっていたんですが、
最近ふと「製品の組み方のまんまでも別にいいじゃん」と思い、
装備の変更をしないでそのまま組んでみたら
なんだかすげえ楽しかったのです。

まあ、そのままといいつつも、バランス調整の改造を
いろいろごちゃごちゃとやっておりますが。

この、bbi社の
『FRENCH FOREIGN LEGION 6e Régiment Étranger de Génie』は
2002〜3年頃の製品で、もうかなり古いものなのですが
装備のネタ自体は文句なくかっこいい！

でもまあ、当然ながら、細部の出来のほうは
今から見ると時代遅れと言われても仕方ない、甘い造りです。

しかしbbi製品は基本的にセンスがいいと当時から思っておりまして、
樹脂パーツの造形の良さや、色使いの雰囲気の良さを活かして
全体のプロポーションと装備の取り付け位置の調整をばっちり決めれば
たとえ最新の製品にくらべて細部の精密度・再現度等で
劣っていたとしても、それはそれでアクションフィギュアとして
充分かっこいいものになるのではと考えたのです。

というわけで、まずは体型のバランスを改善するために
ボディとヘッドを他社のものに入れ替えまして、
さらに、それに合わせて衣装をちょっと縫い直してサイズを調整したりと
プロポーション調整のための工作をもろもろ行ってます。

製品付属のライフルや銃剣は、組み立て・ペイント済みなのですが
ゲート跡の処理なんかがすんごい雑だったので
ひととおりペーパーをあててからリペイントしてあります。
ただし、樹脂パーツのペイントの配色に関しては
bbi製品ならではのセンスのよさを特に感じる部分なので
なるべくオリジナル状態の色味を保つように塗り直してます。

ボディとヘッド以外では、迷彩戦闘服とブーツを交換しています。
F2戦闘服は、同じbbiから数年後に発売された製品に付属する
生地と色調が改良されたものと交換しました。
ブーツは製品付属のソフビの一体成形品のフォルムがイマイチだったので
ルーズで入手したDiD社の縫製ブーツに替えています。