No.747756

咎を受けし御使いの最後の旅~二人の御使いと二人の劉備~

ユウヤさん

あけおめことよろ。
いろいろあいさつあるけどそれはあとがきで
はわわはどうやら腐っているようです
え?それは元からだ?
皆が思っている以上に腐っていたんです、早すぎたんです(出演が)

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2015-01-01 13:18:42 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2278   閲覧ユーザー数:1842

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 咎を受けし御使いの最後の旅~二人の御使いと二人の劉備~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伏龍と出会う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一騎は霞と共にベレー帽の少女を連れて村の入り口に止めてある赤兎の馬車の元に来た。そこでは買い物を済ませていた華琳達が到着していたのだ。

 

 一騎「華琳、ただいま。あぁ、そんな怖い顔しないでくれ。霞と一緒に回る約束をだな・・・。」

 

 一騎がそんな言い訳をしていると一騎の後ろに居た少女が一騎の影からひょっこり顔を出した。

 

 星「な!?お、お主は!!お主はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 星はその少女を見るや否や、その少女の両肩を掴み揺らしまくった。

 

 ???「は、はわわ!?はわわわわわわわゆゆゆすすすすらないでででででくだださいいいいいい!?!?!?!?!?」

 

 星「お、おおすまない。ついな。と、所でどうしてお主が此処に居る。諸葛孔明よ。」

 

 少女の制止を聞いて、星はその手を離し、その少女の名を呼んだ。

 

 諸葛亮「わ、私の事を知ってるって事はま、まさか・・・!!」

 

 星「ぬ?まさかお主・・・朱里か?」

 

 諸葛亮はまさか自身の事を知っているとは思ってなかったのか、驚いた表情をした。その顔を見て、星も何かを察したのか、真名を呼んだのだった。

 

 諸葛亮「そ、そうでしゅ!」

 

 帰って来た返答は怒りではなく、肯定。つまりこの少女も記憶を持っていたと言う事だ。

 

 星「お主まで記憶があるとは・・・此処まで来るとこの外史は本当に面白いですな。」

 

 諸葛亮「・・・外史ってなんですか?星さん。」

 

 星「・・・ん?」

 

 此処で二人の記憶に食い違いが生じた。

 

 一騎「ふむ、二人の話は後で良いとして・・・しょかちゅりょう・・・諸葛亮、義勇軍は如何したんだ?」

 

 2人が離し込んでしまうとこちらの話が出来ないと思った一騎はひとまずこちらの話をしてほしいと声をかけたつもりだったのだが、見事に噛んだ。

 

 星「噛みましたな。」

 

 諸葛亮「かみまみた。」

 

 星「朱里よ・・・それは何故か先約がいると思うからやめておけ。」

 

 諸葛亮「そうなんですか!?噛み癖を盗まれました!!」

 

 ツッコミから更なるボケツッコミの一連の流れに無駄が無かったが、それをスルーし、一騎は続ける。

 

 一騎「話を進めても・・・いいでせうか?」

 

 諸葛亮「あ、はい。えっとですね・・・愛紗さんとあのまま撤退した後なんですが、董卓軍に居た劉北さんがご主人様じゃないかと思って・・・そしたらこの村で貴方を見つけたんでしゅ。」

 

 一騎「なるほど、それで俺達を付けて来たのか。」

 

 諸葛亮「はい。」

 

 どうやら諸葛亮はあの戦いの後義勇軍を離れ、

 

 星「愛紗は如何したのだ?」

 

 諸葛亮「雛里ちゃんと音里ちゃんが居るので問題ないかなぁと思って・・・出てきちゃいました。」

 

 星「その二人は・・・信頼できる者たちなのか??」

 

 諸葛亮「え?星さん、雛里ちゃんを覚えてないんですか?」

 

 そのずれは小さいようで大きい。星は蜀の軍師と言えば諸葛亮なのだが、彼女からすれば親友である少女が一人いるのだ。

 

 一騎「・・・なるほどな。星、彼女の真名は訂正しておいた方がいい。」

 

 星「・・・ああ、なるほど。その様ですな。諸葛亮殿、貴殿の真名を勝手に呼んだことを此処に訂正させてもらう。」

 

 諸葛亮「はわわ!?ど、どう言う事ですか?」

 

 一騎「これに関しては俺から説明しよう、諸葛亮。」

 

 そこから俺は諸葛亮に色々説明した。自分が諸葛亮の知っている北郷一刀では無いこと。星がかつて共に戦った趙子龍では無いこと。此処に居る元曹操軍の将が一騎の古き仲間である事を説明して行った。

 

 諸葛亮「・・・そんな。」

 

 諸葛亮は突拍子の無いその話に項垂れてしまった。

 

 星「孔明よ、それがこの外史の真実だ。私とてかつての主を思っている。だがな・・・その主はもう居ない。会う事すら敵わないだろう。否、私のかつて愛した主は愛紗と何処かで幸せに暮らしてるに違いない。お主の愛した主が今どこでどうしてるかは分からんが、それでも“主”なのだからきっと幸せにやってるに違いない。ならお主もお主の幸せを願ってもいいのではないか?」

 

 諸葛亮「私の・・・幸せ。」

 

 星「うむ、そうだな・・・ちょっと耳を貸せ。」

 

 そう言うと星は諸葛亮の耳元で何やらぼそぼそと話し始めた。

 

 星「(考えても見ろ、此処まで成熟した主と閨でシッポリムフフな展開を。)」

 

 諸葛亮「(はわわ!?)」

 

 星「(我が旅団は男もいてな。お主の趣味に見合った妄想もし放題だぞ?)」

 

 諸葛亮「(それもっとkwsk求む)」

 

 星「(さらに天の国どころか幾重数多の国の話や絡繰や料理などの知識も充実。)」

 

 諸葛亮「(識者として最高の環境でしゅ!?)」

 

 星「(さらに絵が動く特殊な絡繰もあってな・・・友情物“っぽい”物も見れるがどうか?)」

 

 諸葛亮「鄧艾しゃん、仲間に入れてもらえないでしょうか!」

 

 一騎「なぁ、何を言われたか俺に詳しく教えてくれないだろうか?」

 

 星「乙女の秘密ですぞ主。」

 

 一騎「はぁ、まあ一緒にきたいって言うなら拒まないさ。星も信頼も厚いようだし、かの諸葛孔明が共に来てくれるなら・・・な。俺の真名は一騎だ。」

 

 諸葛亮「朱里と言います。よろしくお願いします!」

 

 最後の紹介は噛まずに言えた朱里はこうして鄧艾旅団の仲間になったのだった。

 

 一騎「さてと・・・全員そろったかな?」

 

 しばらく馬車の周りでたむろし、村から戻ったメンバーと朱里が自己紹介を済ませていると、一騎はそろそろ出発だなとメンバー全員を見渡した。

 

 華琳「それにしてもどんどん増えるわね。董卓の所に行ったらもっと増えるのでしょう?」

 

 一騎「まあそうだな。それでも俺達は別の所で旗上げになるからな。」

 

 華琳「それでも味方には変わらないでしょう。もう・・・倍率がすごい事になるじゃない。」

 

 華琳はむぅっと頬を含まらせて抗議をするが一騎は内心萌え悶えるだけであった。

 

 一騎「こほん・・・とにかく出発だ。あと数日で長安だが、それからしばらくしたら桜楼村に帰還する。まだまだ出会いは多いぞ華琳。」

 

 華琳「自己紹介疲れって新しいわ。」

 

 そう言いながら一騎の隣を歩く華琳は楽しそうにしていた。これからもっとたくさんの事に出会いたくさんの人に出会い、一騎とたくさんの事を経験する日常に夢馳せ胸躍らせて歩き始めたのだった。

 

 

 

 

 あとがき

 

 

 特に無し

 

 

 一刀「え!?新年のあいさつぐらいしようよ!?!?」

 

 あ、そうだったね忘れてた。ではこほん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆さん新年明けましておめでとうございます。

 

 まあ、あいさつ文は深夜に上げているのですが此処でも改めてご挨拶申し上げます。

 

 俺は今日仕事です。1~3日は仕事です。

 

 三が日仕事とかマジあり得ねえです。

 

 それでも夜出発なのでひとまずこうして走り書いてる次第です。

 

 それでは今年も良き年であるように・・・

 

 

 

 こんなもん?

 

 一刀「ああそうだな。今年もよろしく頼むぜ、ユウヤ。」

 

 ああ、今年も落下系ヒロインよろしくな。

 

 一刀「落し過ぎるなよ?最近上から下に落ちるのが快感になって来てるんだ・・・」

 

 ・・・そう・・・だったか。それはスマン。これからは突き刺して行くからな。

 

 一刀「・・・あれ?」

 

 さて・・・次回は一刀の方は如何なっているか覗こうと思います。

 

 一刀「いや待って、今なんか不穏な単語が・・・」

 

 では次回お楽しみに。

 

 一刀「何を突き刺すの!?」

 


 
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