No.744864

艦隊 真・恋姫無双 16話目

いたさん

霧島さんの決着は……こうなりました。

2014-12-21 15:46:26 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1842   閲覧ユーザー数:1600

 

【 霧島 対 劉焉 の件 】

 

〖 益州北部 天蕩山 にて 〗

 

劉焉は、腰に提げていた佩刀を、鞘からスーッと抜き取り、霧島に攻撃を仕掛ける為、準備をし出す!! 

 

劉焉「ふっ、ふふふっ! はぁ──っはははははっ!! そんな……そんなぁ小さな武器で……儂の攻撃が……避けれるものかぁああああッ!!!」

 

佩刀は『グラディウス』と云う片手剣を握り締める! 刃渡り60㌢程の長さで、遥か西で繁栄する『羅馬帝国』より流れきた宝剣! 

 

それと同時に……外見上……『小娘を相手に』……と認識する劉焉。 

 

しかし……精神?年齢は……え~と……まぁ、うん……劉焉より遥かに上である(霧島ー進水 西暦1913年)。

 

劉焉は、グラディウスを手に持ち仁王立ちをして、霧島に対峙した。

 

★☆☆

 

劉焉の恵まれた体躯、長年の鍛錬の末で身に付けた剣技の冴え、戦場で鍛えた経験が……一つの結晶と化して……霧島に襲いかかる! 

 

劉焉「愚か者がぁあああッ! この──神速の剣技を受けて──後悔するがいいわぁあああ────ッ!!!」

 

疾風の如き踏み込みで、数歩の間合いが開いていた距離を───瞬時に縮ませる! 醜き嗤い顔を表しながら、霧島に肉薄する劉焉ッ!!

 

劉焉「『泰山冥流──雷電圧頂ぅうううッ!!!』」

 

霧島より遥かに丈がある劉焉は、高めに剣を振りかざし……霧島の頭上を狙い斬り掛かったッ!! 

 

敵に瞬足で近づき……一刀両断にと狙う剛剣! 

 

しかも……相手が防御しようが……防御した物ごと叩き斬る戦場の剣技!!

 

霧島「…………マイクチェック………開始!」ドンッ!

 

そんな状況の中……霧島はマイクを持った手を握りしめ、天使の微笑みを浮かばせつつ……更に──劉焉の前に『斜めへ左足を一歩』───踏み込みこんだ!

 

ーーー  ーーーー

 

劉焉「────貰ったあぁあああッ!!!」

 

劉焉は勝利を確信して、霧島の頭上にグラディウスを落とす───ッ!

 

霧島「………『ワン!』」フッ!

 

劉焉「────なぁっ!? グウゥゥゥ──ッ!!!」ガコンッ!!

 

劉焉の剛剣が……霧島へ当たる前に───霧島が左足を捻って足の位置を直し、同時に……後ろの右足を移動、身体を半身に変化させ、攻撃を避けたッ!

 

一瞬の行動の為、霧島を見失い──剣の行き先は、地面へと叩く事に!!

 

グラディウスは、刃渡りこそ短い物の……幅も厚く重さも……かなりある代物。

 

急な回避行動をされれば……剣の軌道を、直ぐに変更ができないのだ!!

 

しかも……地面を力いっぱい叩いたので、手が痺れて苦痛に歪む劉焉!!

 

霧島「………『ツー!』」ガンッ!

 

劉焉「ギャアァッ!!」ガタンッ!

 

伸びきった劉焉の腕を、マイクの下部で叩き打撃を与える。

 

劉焉は痛烈な痛みを受け、叫び声を挙げて───佩刀を手放す!

 

霧島「『ワン!』『ツー!』」ドスドスッ!!

 

劉焉「ゴフッ! ガホッ!!」

 

その隙を見逃さず………霧島はマイクで劉焉の腹を『ど突き』……劉焉は……あまりの衝撃のため、腰を『く』の字に曲げたッ!!! 

 

霧島「『ワンツー!』、『ワンツー!!』」

 

劉焉「ガッ! ゴッ! ブッ! ゲホッ!!」

 

素早く劉焉の正面に移動し、霧島が固く握った拳を……目の前に現れた髭だらけの顔に、連続クリーンヒットを放ち、劉焉の顔が左右にボコられ揺れ動く! 

 

劉焉「ぐぅ~! がぁ………ぁああ!」

 

それでも、闘争心と矜持を持って……劉焉は………ふらつきながらも………立ち続けた! 

 

しかし、霧島は………容赦などしない!

 

最後の止めとばかりに、華麗に足技で事を決す!!

 

─────左足で腹を蹴り上げ──────

 

霧島「『サン!』」ドンッ! !

 

劉焉「ガッ!」 

 

次に──間髪を入れず、右膝で劉焉の顎へ、強烈な飛び膝蹴りを喰らわすッ!!! 

 

霧島「『シィーッ!!』」ガッ!!

 

劉焉「 ───ブッ! ブホオオォオオオォォォ────ッ!!!!」

 

そして──────劉焉の目が白目を剥き、口から絶叫が漏れる!!

 

劉焉「ぐおおぉおおお……………ッ!」ドターン!

 

霧島は、少し汚れた衣服を払い……マイクを持ち変える。

 

霧島「───ふぅ! ………さて、こっちの『マイクチェック』は終了ね!」

 

轟沈……気絶する劉焉を……一瞥し、本来のマイクの感度を確認する霧島。

 

霧島「さてと……マイクチェック! ………っな……う、ば……あら? マイクの調子が……? ちょっとー! これ、音声来てる!?」

 

 

◆◇◆

 

【 定軍山の戦い(夜戦収束) の件】

 

〖 益州北部 天蕩山 にて 〗

 

 

川内「コラァ───ッ!! 逃げるなぁ!!! 私と夜戦に付き合えッ!!」

 

益州兵11「ヒッ! ヒィィィィ───ッ!!」

 

ーーー

 

夕立「ん~? もうちょっと……やっちゃうっぽい?」

 

益州兵12「か、勘弁してくだ………ハガァ───ッ!!」バタッ!

 

夕立「むふぅ! 私を倒せる奴は居ないのかぁあああ──っぽい!!」

 

ーーー

 

比叡と榛名は、益州軍の貯蓄庫を襲撃に向かう!

 

敵は遠征軍! 貯蓄庫を燃やして食糧を失えば……早めに退去する!

 

妹の霧島より受けた指令である!

 

比叡「え~と………私達は……貯蓄庫を燃やす役目だから……あっ! あったあっ───!?」

 

場所は、于吉の妖術で既に把握済み!

 

今の混乱を好機と捉え……放火を始めるつもり………だったのだが!?

 

『────ドオォカアァアアァァァン──ンッ!!』

 

比叡の指差した貯蔵庫らしい天幕が……飛来物により……ぶっ飛び灰燼と化した。 発射した場所は……隣の妹……榛名の艤装から………!!

 

比叡「ちょっと!! 榛名ぁあああ!!」

 

榛名「………ごめんなさい、比叡姉さま。 ふと……提督と一緒に居る方々が羨ましくなり……やるせない想いを砲撃に代えて………発射してみました!」

 

比叡「………うん……気持ちは分かる……って! 金剛お姉さまも一緒に居るんだよ!? 私だったら……ていと……」

 

榛名「比叡姉さま……ナニカ……仰イマシタ……?」

 

比叡「な、何でもないぃい!! は、早く残りの貯蓄庫片付けるわよッ!?」

 

榛名「─────主砲! 砲撃開始!!」

 

比叡「ひぇええぇぇぇ───ッ!! しゅ、周囲を確認して砲撃してえぇ!!! 惨殺でもしたら……姉さまや提督から『敵認定』されるからぁあああ!! 榛名だってぇえ───不本意でしょう!?」

 

榛名「はッ! ───ごめんなさい!! 比叡姉さま!!」

 

『榛名って……こんな性格だったぁ!?』

 

そう思いながら……榛名の暴走を制御する比叡だった。

 

ーーー

 

左慈「………おいおい。 何だよ、この惨劇は……? 血だらけの奴らばっかじゃねえかぁ!? これじゃ……俺達『北郷の敵』と定められちまうぞ!?」

 

島風「……あ、うん、実はね? 霧島が……『こんな事もあるんじゃない?』て言って、華佗に頼んであったみたい。 治療をお願いしてあるって……」

 

左慈「それで、俺には半殺しさえ禁止だなんて……ふざけた事ほざきやがるッ!! 全くイラつく奴だぁああ!!」

 

島風「………霧島がね? 『万が一……華佗の治療が功を成さない場合、左慈や于吉だけでも……せめて提督の味方に付いて貰いたい……』って考えていたの! もしかすると……私達の作戦……失敗の可能性もあったからって……」

 

左慈「───ふんっ! 馬鹿野郎共が!! 俺や于吉の方が、遥に悪者役に適しているのに……余計な事……考えやがって!! それになっ! 俺は既に大分関わているんだ! 今更───お前達をほったらかしにして置けるか!?」

 

島風「じゃ……じゃあ?」

 

左慈「北郷には……六人の仲間と貂蝉、卑弥呼達が居るんだろう! ならば、俺達が……お前達の味方に付いてサポートしてやる!! だから……ヤケなんか起こすなよ!? ……アイツのような死に方は、もう……見たくないんだ」

 

ーー

 

《 左慈 回想 》

 

左慈『……………俺からの最後の………餞別だ……』

 

 

??『老師……ありがとう……ございます………』

 

 

ーー

 

島風「………アイツって?」

 

左慈「俺の………初めての弟子だ! ふんっ! 長話になったな! 華佗を呼びに行くんだろ!? 一緒に付いていてやる!!」

 

島風「…………ふんだぁ!! 島風が陸の上だって速い事……見せてあげちゃうもんね!!」

 

島風は、左慈の言葉に気に掛かりながらも……山を下り……華佗を呼びに向かった。 夜戦も……漢中勢大勝利……との報告と共に……。

 

◆◇◆

 

【 成都制圧の作戦会議 の件 】

 

〖 益州 成都 紫苑屋敷 にて 〗

 

早朝……可憐な小鳥達の囀り(さえずり)で、目を覚ますのが日課になっていた北郷一刀の部屋に、何時もと違う……モノが怒濤の勢いで侵入して来た。

 

──────ドォオオン!!

 

貂蝉「清々しい朝ねぇん! 一刀ちゃん! 朗報よぉ~ん!! 漢中の皆が勝利した・み・た・い! やったわねぇ? うふっ!!」

 

一刀「うわぁ!? どこの深海棲艦だ!? ………なんだ……貂蝉か?」

 

貂蝉「それはぁ~貶されたのぉ~? 褒められたのぉ~?」

 

一刀「え~と……深海棲艦並みだから……んっ? な、何ぃ!? 皆が勝ったのか? どうして分かったんだ!!」

 

貂蝉「あらぁ──港湾棲姫ちゃん並に可愛いって事? もう~相変わらず上手いわねぇん!? 朝から、こ~んな美女の顔を見られるんだものぉお! こんな良い出来事あったって可笑しくないわぁん!」

 

一刀「そうじゃなくて………『ガタンッ!』───えっ?」

 

一刀が部屋の入り口を見ると……港湾棲姫が……ドアによろけていた。

 

一刀を起こして……食事に連れて行くのは……秘書艦の役目。 

 

今回は……港湾棲姫が担当になっていた。

 

港湾棲姫「一刀……ワタシッテ……貂蝉サンニ似テイルノ?」

 

一刀「───そ、そんな事」

 

貂蝉「もう~姉妹みたいにクリソツよぉおん!? 良かったわねぇ! 都一の美女とそっくりだから『ワアアァアアァァァ────ッ!!!』──まあッ!? あんなに喜んじゃってぇん!! 可愛いわねぇええ!?」

 

一刀「ま、待ってくれぇ!! ち、違うんだぁあああッ!!!」

 

一刀は寝台から抜け出して、港湾棲姫を急いで追いかけて行った!

 

 

★☆☆

 

紫苑の屋敷内の一室で、緊急会議が行われる。

 

出席者は、『雷、電、長門、天龍、龍田、金剛、港湾棲姫、一刀、貂蝉』の何時ものメンバーと……新規参加の朱里、雛里、成都管理側の紫苑、民側の馬季常が加わっていた。

 

今朝に報告を受けた『漢中勢の勝利』に踏まえ、一刀達の行う『成都制圧』の作戦会議で行う為である。

 

ーーー  ーーーー

 

一刀「………貂蝉よりの報告は以上なんだ! 判断材料は他にあるかな?」

 

ーーー

 

季常「……私の知る限りですと……成都の民は、劉焉の成都を治める政治手腕には疑問を持たれています! 税の取り立ても……都の洛陽よりも一割高い設定、東州兵を養う為の税など……不要な物が多数あります!」

 

紫苑「……耳が痛い話ね……。 民を統治する身に取っては避ける事が出来ない話、劉焉が退けば……必ず税率を見直さるわ! ……ごめんなさい!」

 

季常「いえっ! 黄忠、厳顔、魏延将軍におかれては、民を重んじ信頼が厚き将軍として人気が高い方々ばかり……!! 謝れる事などありません!!」

 

ーーー

 

朱里「じゃ、若輩者の身で申し上げれば……」

 

一刀「大丈夫だよ! そんなに堅苦しい言い方しなくても……。 普段の言葉使いで接して欲しい。 あんまり緊張すると……良い案も出なくなっちゃうからね? 皆もだよ……!!」

 

朱里「………あ、ありがとうございます、ご主人様。 コホンッ! え~と、雛里ちゃんと文献とか確認しましたら、天の御遣いの伝説には、続きがありました! 今、成都で噂されている話は……前半部分だけなんでしゅ!!」

 

 

★☆★  ★☆★  ★☆★

 

《 世が乱れし時、『天の乗り物』から降り立つ『白き輝く衣服の者』あり。 世の人、彼の者を────『天の御遣い』と呼称す………… 》

 

★☆★  ★☆★  ★☆★

 

 

雛里「あわっ! 前半は……こうなりますが……後半の部分は………」

 

 

★☆★  ★☆★  ★☆★

 

《 天の御遣い……仲間と共に驚異な力を発揮し……宿敵より大陸を守らんと欲す。 竜攘虎搏の形成を表し……決着の行方は知らず…… 》

 

★☆★  ★☆★  ★☆★

 

 

雛里「後半部分の事は……幾つかご主人様に当てはまります。 宿敵は……説明して頂いた深海棲艦……を。 驚異な力とは……艦娘さん達を纏める力! そして……前の世界に関する者の記憶を呼び覚ました事!」 

 

朱里「こ、これらを踏まえると……天の御遣いは……やはりご主人様になると思われますぅううう!!」

 

雛里「………こくこくッ!!」

 

ーーー

 

天龍「んじゃ……アレか? 提督が『天のパシリ』か?」

 

金剛「Oh……! 天龍ッ!! 意味合いが幾ら似ていてもッ! それでは、品の欠片もアリマセンッ!!」

 

ーーー

 

港湾棲姫「一刀ガ……天ノ御遣イ……ワタシトハ……逆……」

 

龍田「あらあら~港湾棲姫ちゃんは陸上型だから~私に近いわよ~? それに……あの提督が~そんな事で差別するような人に見えて~??」

 

港湾棲姫「───(顔を横に)ブンブンブンッ!!!」

 

龍田「じゃあ~信じてあげないとね~!! 提督が知ったら悲しむわよ~!?」

 

港湾棲姫「コクッ!!」

 

ーーー

 

季常「やはり──北郷様が天の御遣いだったんだッ!!」

 

電「『天の御遣い』………はわわッ! 白馬の王子様みたいに格好いいイメージが……一刀さんにピッタリ………」

 

雷「悪くは無いわね! うんッ! ………な、何よ!? か、顔が赤いぃいい!? き、ききき、気のせいよッ! 気のせい!! 別に興奮した訳じゃあ───ッ!!!」

 

ーーー

 

騒ぐ者が居る中……冷静に問い正す者も。

 

紫苑「北郷様……不躾ながら確認させて下さい。 これは……最も重要な事。 北郷様に……大陸救済の意志は……ございますか?」

 

その言葉を聞いて、恋姫達、艦娘、季常達の目が……一刀に注目する!

 

一刀「……俺は……大陸救済など大きい事は言わない! 俺の出来る事は……たかが知れているから。 だけど……俺の仲間や関係者は……絶対に守り抜く覚悟はある! 俺の身に代えてでも!」

 

その後、一拍置いて……一刀は皆に───誓う!

 

一刀「それが……『提督』『司令官』と呼ばれる者の責務であり、『北郷一刀』として俺自身の矜持だ!!」

 

紫苑「ありがとうございます! やはり……思った通り!!」

 

ーーー

 

その様子を頼もしげに見ていた貂蝉が、補足と爆弾を落とした。

 

貂蝉「なら……大丈夫よぉん! 私達の頼んだ事は『深海棲艦と対決』……即ち大陸救済にも繋がるもの。 だってぇ~深海棲艦の最大目的は……恋愛対象の一刀ちゃんの捕縛! 大陸支配は二の次みたいなようなものよぉん!!」

 

『な────ッ!?』

 

紫苑「私……初めてお聴きしましたわ!?」

 

朱里「はわわぁ───ッ て、敵までぇえええ!?」

 

雛里「あわあわ───ッ!? 『ご主人様』より愛憎劇が激しいぃいい!?」

 

季常「なんとぉッ!! 一体どんな付き合い事を……ッ!?」

 

急に変な話へと逸れた為、長門が大声で訂正を行う!!

 

長門「待て待てッ! 提督の女性関係を暴露する話し合いでは無いだろう! 如何に、成都の民を……私達の味方に付いて貰うかの話し合いだろうが!」

 

龍田「……そうかな~? 何となく結論が出ているようなんだけど~? どうかしら、朱里ちゃんや雛里ちゃんの意見としては……」

 

龍田が……意見を求めると、雛里が珍しく言い切る!

 

雛里「ここまで状況が揃っていれば、策は一つ! ご主人様に立ち上がって頂きますッ!!」

 

一刀「俺が……『天の御遣い』として!?」

 

朱里「私達の調査した文献に、全部当て嵌まるのは……北郷様しかいません! 蜂起の下準備は、私達にお任せ下さい!」

 

紫苑「桔梗や焔耶ちゃんにも、協力を要請しないと………」

 

季常「さて……私も学友達に連絡して……噂を流してみます!!」

 

一刀「えっ!? 決まったの? 俺の意見は? もし、反対だったら?」

 

慌てふためく提督を尻目に、龍田が採決を急に取り出す!

 

龍田「では~! 今の朱里ちゃんの意見に反対の人~! 手を挙手して下さい~!! ……………あら? 誰も居ないですね~? 不定意見を述べていた提督自身さえも~言った割には挙げて無いじゃない~!?」

 

一刀「………朱里の意見には賛同だよ。 だけど……俺が率先的に賛同しちゃ反対意見も出しにくいし……。 第一……学芸会で主役やりたいって真っ先に手を挙げる子供みたいで……恥ずかしいじゃないか!?!?」

 

『…………………………』クスクスッ!

 

一刀「おいっ! 黙らないでくれぇえええ!! と、取り敢えず……この策で行うッ!! か、各自の連絡を密にしてだなぁ………!! そ、そこッ! わ、笑うなぁああ!! 後の事は任せるぞ!! いいな? 朱里! 雛里!」

 

『プププッ………は、はあぁぁいッ!!』

 

一刀「よ、よしッ!! 解散だぁ! 解散!!」

 

ーーーー  ーーーーー

 

こうして……成都制圧の策を考え、実行する運びになった一刀達。

 

どのように制圧するのか? 

 

劉焉はどうなるのか?

 

一刀達の運命は?

 

次回の話に続きます。

 

ーーーーーーーー

ーーーーー

 

あとがき

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!

 

前作の完結目指していますが……今年中に出来るか心配。

 

こっちの方が……読む人が圧倒的に多いので、どうしてもこっちの方を優先的に書く為……テンションが上がりません。

 

ちょこっと……アノ人が……左慈の回想で出てきましたが。

 

まぁ……敵の二人……こうなる予定です。

 

仕方ないですけど………。

 

それでも……年内には一話ぐらい更新します。

 

 

 

 


 
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