鎮守府近海に攻め込んできた深海棲艦主力艦隊。
その激しい戦火の中、金剛は主砲2基を消失、1基を大破という大損害を受ける。

艦娘と深海は対でありイコールの存在。
深海からのウイルスが艦娘の組織に反応し、深海棲艦化が起こるいわれている。

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満身創痍の金剛の体は忽ち深海に取り込まれる。

半身を取り込まれ、艦娘と深海との中間の存在を、奇跡的に維持した金剛は単独で、鎮守府への最終防衛ラインを張った。

そのとき、主砲1基しか残されていない金剛のもとに、一振りの刀が投げ込まれる。

それは、損害により戦線を離脱せざるを得なかった伊勢の持つ村正だった――――