No.74078

剣が砕け散る その2

南 優利さん

ファンタジー物の小説です。
主人公の名前はラル・ロック、通称ラック。傭兵集団「ブラックファング」の頭領の息子である。ヒロインはリーフ・スルーガ・カルトガス。カルトガス王国の王女。あることで城から追い出されてしまう。この二人がお送りするファンタジー小説です。
へたくそですがどうぞよろしく。

2009-05-17 09:17:29 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:592   閲覧ユーザー数:564

前回のあらすじ、ラックは貧しそうな親子の親が貴族に殺された所をみて

怒り、ナイフをぶつけてしまった。そしてその子ども、フルート・ワルクをブラックファングに向かいいれた。その夜ラックはカルトガスの魔道騎士によって捕まる。

 

「ポツリ・・・ポツリ・・・」湿った、地下の牢屋。そこにラックがいた・・・。

「くそが・・・あのクソ大臣・・・手を縛られてるから思いっきり鞭で打ちやがって・・・。」

ラックの身体に小さな傷が多所ある。本人がつぶやいてる通り

あの大臣が拷問をしたのだろう。

「おい!そこの牢屋番。飯ぐらいうまいもん食わせろ。この肉ぐらい火をちゃんと通せ。」

ビクッと反応する牢屋番。それも当たり前だろう、狼の牙という剣の使い手がいるのだから。

「な、なんだ?そ、それぐらいの要求なら呑んでやろう。」声が裏返って返事をする牢屋番。

「なにもそんなにビクるこたぁーねぇじゃねえか。俺は剣を持ってねーんだし。」

それを聴くとそういえばという顔をし安堵する牢屋番。

 

同時に城の中ではこういう騒ぎが立っていた。

リーフ姫の謀反、という騒ぎ。王様に毒を盛ったということらしい。それを城に言いふらしたのは大臣だ。

今、リーフ姫は逃げていた。お部屋で教育係に勉強をしていたところに

兵士が来て剣を突きつけられていたところを間一髪逃げれていたところだ。

「はぁ・・はぁ・・なんでこんなことに・・・。」

息を切らして走るリーフ、王から「もし危ない目にあったら地下の牢屋の抜け道を使え」

といわれていたことを思い出し地下の牢屋に急ぐ。

 

同時刻、地下の牢屋。

一人の兵士が来た。そして、牢屋番に何かを話している。

かすかに「おい・・それまじかよ?」「ああ本当みたいだ。」

という声が聞こえていた。

そしてさっきの兵士は入ったようだ。

「おい、なんかあったのか?」

「お前には関係ない話だ」

「俺様が話せといったんだ。」

「うん、じつわね。・・・・」にこやかに話す廊下番。

お前弱いなーと思うラックだった。

話の内容は姫が謀反したという話だった。

「おい、たしかここの姫さんって14歳だろ?謀反できるたまか?」

「知らん、大臣がいっているのだ」その大臣という言葉を聞いてすこしイラッとするrック。

「はぁ・・はぁ・・ここかしら?」リーフが来た様だ。

その声に反応し牢屋番が振り向く、「貴方様は・・・」

そういった瞬間に牢屋番がドサッと音をさせながら治れた。

ラックが後ろから殴ったようだ。

そしてリーフがラックに気が付く。

二人は出会った。それがこの世界の戦争が始まる序章の始まりだった。

 

つづくかも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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