【経緯】

　非正規の型式番号、『MSD-666』とは、”Mobile Structure Destroyer”=機動構造物破壊請負人。モビルスーツやモビルアーマーだけでなく、戦艦、コロニー、あらゆる機動構造物のガンプラの破壊を請け負うビルドファイターが操るモビルスーツ。No.666は、その特異な意匠が”NZ-666 クシャトリヤ”に似ている事から、ビルドファイター自身が勝手に付けた番号である。666とは、俗に”悪魔＝ダミアン”の意味を持つ。

☆高出力のスナイパーライフルである主武器”バスタースナイパーライフル”による『狙撃』がメインで、そのための”ターゲット位置固定用”として、キュベレイの”ファンネル”も操れる。更に隠密行動のための”光学迷彩”、”i-フィールド（ジェネレーター）”を備える。

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☆モードは、

１）通常のライフル射撃

２）頭部横の”スナイパースコープ”のアームに直接接続し、頭部横の”スナイパースコープ”を展開させて羽根をたたんで射撃する”精密射撃モード”

３）ターゲットに万が一接近されたときに、動けなくして破壊する”ハイパーデストロイモード”

の３つである。

☆別のビルドファイターから依頼された”ターゲット”が対戦している”バトルベース”にネット経由でシステムに”別位置の単独バトルベース”から侵入し、知らぬ間に狙撃され、ターゲットのガンプラを黒いプラスティックの塊にし、そしてシステムからログアウトして去って行く、悪魔のような”仕事人”、である。バスタースナイパーライフルが、レギュレーション違反レベルの超高出力のため、壊れるとかそんなレベルでは済まなくなる。

☆ただし、ターゲットが”高機動型”の場合、稀にこの機体に近づく事が出来たターゲットもいる。だが、左手甲に備え、左手で操る”ビームハチェット＝ビーム鉈（なた）”と、近づいたターゲットを動けなくし捕捉する”キャプチャーフィールド”（ガンプラのプラスティックを吸着する強力な静電気を発生する装置）を展開する『ハイパーデストロイモード』により、何も出来ずに、腹部メガ粒子砲で破壊された上で、一刀両断され、修繕不可能なまでにガンプラを破壊されてしまう結果となる。

☆依頼されたターゲットのガンプラは、”完璧に破壊する”、事以外、その目的は全く不明。単に依頼されたから破壊するのか、他意があるのか、それは、今後書く予定の小説で明らかにしようと思う。

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【使用キット】

体、腕、足、ブースター類、シールド、ビームハチェット：HGBF ミス・サザビー
羽根、顔、ファンネルコンテナ：HGBF キュベレイパピヨン
足先部分、脚部側面ブースター：HGUC ガザＣ（ハマーン・カーン専用機）
バスタースナイパーライフル：HGBC K9ドッグパック、HGBC ガンプラバトルアームアームズ、HGBC パワードアームズパワーダー

アーム類：HGBC ガンプラバトルアームアームズ、HGBC パワードアームズパワーダー

脚部の側面アーマー：1/220スケールの旧キットのキュベレイのパーツ
モノアイ、センサーアイ、スナイパースコープ、他スコープ類：ビルダーズパーツ MS SIGHT LENS（グリーンとピンク）

他：ジャンクパーツと加工パーツ

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【塗装】

メイン部分の黒：Mr.スプレー”セミグロスブラック”
グレー：1200番グレーサフスプレーのまま
金属色：クロムシルバー→布で拭いて金属光沢
他：ミスサザビー、キュベレイパピヨンのパーツ整形色のまま

☆今回はアームでグリグリ可動させて、モードチェンジするので、マーキング無し。

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【武装】

１）バスタースナイパーライフル
２）ファンネル
３）ビームハチェット（ビーム鉈）
４）シールド
５）腹部メガ粒子砲
６）四枚羽根（大型物理シールド、光学迷彩、i-フィールドジェネレーター、キャプチャーフィールドジェネレーター）

【備考】

○型式番号：MSD-666

MSD=”Mobile Structure Destroyer”=機動構造物破壊請負人

○名前”ミスティネン・アシア”＝”Mystinen・Asia”＝フィンランド語で”得体の知れない物”