「おりゃーっ!」
今日も元気に剣術の稽古に励むのは、風天小学校5年生の島田弥子。
彼女の練習相手を買って出ているのは、一人の科学者…ヒューマン形マシーナリーのイリーナ・アシモフだ。
「はぁ、はぁ、よーし、ここらで休憩にしようか」
「おう!それにしてもハカセ、いつも付き合ってくれてありがとな!」
「まぁ、ボクの身体は機械だから、ヒューマンよりは丈夫だし…それより!」
「?」
キョトンとしている弥子に、近づくイリーナ。
「聞いたよ。また暴漢5人やっつけたんだって?」
「へへへ、まぁなw」
自慢げに笑う弥子。しかしイリーナは表情を険しくする。
「でもさ、ああいうのって大体、一度打ちのめされると前より数を増やしてやってくることがあるんだ…だから気をつけたほうが…」
とか何とか言っている間に、暴漢グループが二人の前に現れた。
「へっへっへ、おいメスガキ、この間はよくもやってくれたな?」
「今度は50人だぜぇ、いくらテメーでもこんだけの数相手にできるかなあ?」
「…うわー、数増えすぎじゃねーか…」
呆れ顔になっている弥子。そのとき、イリーナがバズーカ砲を取り出した!!
「お前らのような卑怯者はこれでも喰らえ!!」
「うわっ!ゲホ、ゲホ、なんだこりゃあ!?」
「さ、催涙弾だぁ、くそぉ、目がぁ!!」
その後、たまらず退散した暴漢グループは、その後居合わせた警官に取り押さえられ御用になったそうな。
「どうだい、ボクだって戦うときは戦うのさ」
「図太いな、ハカセ…」
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博士だって戦うよ。うん。
■出演
弥子:http://www.tinami.com/view/738762
イリーナ:http://www.tinami.com/view/738623