No.738930

いざ、ハイスクールD×Dへ

シャトさん

ハイスクールD×Dの世界へ

2014-11-23 01:10:07 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3284   閲覧ユーザー数:3140

次に目が覚めると、森の中にいた。

 

「ここが、ハイスクールD×Dの世界なのか?」

 

周りを見ながら言う俺だが、横にあるボン太くんを見て俺は驚く。

 

「お~!ボン太くんだ!実物で見るとまた可愛いな♪取り合えず、神様から貰った収納できる鞄に入れるか」

 

持ってる鞄にボン太くんをしまう。

 

「取り合えず何処に行こうかな」

 

歩こうとした時に、魔方陣が現れる。

 

「魔方陣!?」

 

咄嗟に敵が来たと思い、銭形警部の得意技である、手錠を出てきた相手に投げた。

 

「問おう。貴方が・・・ってキャッ!」

 

手錠は見事に相手の両足に装着されていた。そしてバランスが取れず転けていた。

 

「あれ?敵じゃなかった?」

 

「いきなり何をするんですか!」

 

俺を見上げながら怒る女性二人。その女性の姿を見て、俺は開いた口が閉まらなかった。

 

「何でセイバーとマリアが、ここにいるの!?」

 

少女の正体は、Fateとサクラ大戦に登場するセイバーとマリアであった。《本名は、アルトリア・ペンドラゴン》

 

セイバー「貴方のパートナーに、私達が選ばれたんですよ!それより、早くこれを外してください!」

 

「悪い悪い」

 

俺は急いで、セイバーとマリアの足に着いてる手錠を外すのであった。

 

マリア「酷い目に遇いました」

 

「悪かったって。だってこの世界は、悪魔や堕天使達がいるんだろ?突然魔方陣が出たら警戒するだろ?」

 

セイバー「それは・・・そうですけど」

 

「とにかく、セイバーとマリアは俺のパートナーなんだろ?なら、仲良くしようぜ?」

 

マリア「仕方ありません。今回は此方にも不手際がありましたし」

 

「なら宜しくな。俺の名前は《加藤翼》だ」

 

セイバー「私は・・・」

 

翼「知ってる。アルトリアだろ?」

 

セイバー「私の真名まで知ってるとは」

 

翼「別に気にするなよ。宜しくなアル」

 

セイバー「アル?」

 

翼「アルトリアだあらアルだ」

 

アルトリア「分かりました。私はツバサと呼ばせていただきます」

 

マリア「私は隊長と呼ばせていただきます。それと、後一人いますがまだ到着してません」

 

翼「何でだ?」

 

マリア「出発までに、終わらせないといけない種類を終わらせる為に、神様が付きっきりで終わらせています」

 

それを聞いた俺は、苦笑いを浮かべるしかなかったのであった。取り合えず、お互いの自己紹介も終わり、俺達は町を探すのであった。暫く歩いていると、何か気配を感じる。

 

翼「この気配・・・」

 

セイバー「はい、ですがかなり弱っていますね」

 

マリア「取り合えず、今はそこに急ぎましょう」

 

俺達は、気配が感じるその場所に急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「向こうに逃げたぞ!追え!!」

 

まずいにゃ。折角白音逃がせたのに、自分が捕まれば全てがオジャンにゃ!

 

「見つけたぞ。手こずらせやがって」

 

前を見ると、悪魔が二人立っていた。

 

「追い詰めたぞ!」

 

「さて、どうする?」

 

「自分の主を殺したんだ。ならば、することは1つだ」

 

「けどよ、コイツの人形の姿中々だったぜ♪魔力を戻してよ、回してから殺せばよくないか?」

 

「それもそうだな」

 

「だったら、取り合えず連れて帰ろうぜ♪」

 

悪魔の一人が、私に手を伸ばしてくる。あぁ、私の運もここで尽きたにゃ。

 

(ごめんね白音。もう一度貴方に会いたかった)

 

目を瞑って覚悟を決める。

 

「ふもっふ!」

 

そんな声が聞こえたので、目を恐る恐る開ける。するとそこには、3びきのねずみ?が立っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声が聞こえたから、そっち向かうと一匹のクラス猫に人が四人で囲んでいた。

 

マリア「隊長、あれは悪魔みたいです」

 

セイバー「そうですね。普通の人間とは違う別の感じがします」

 

翼「なるほど。助けに行くぞ!」

 

マリア「ですが隊長、あまり我々の姿を見せるのがどうかと・・・」

 

翼「だったら、これで助けに行くぞ!」

 

鞄から取り出したのは、先程入れたボン太くんだ。ちゃんと、マリアとアルの分もあるぞ♪

 

マリア「・・・何ですか?これは」

 

マリアが冷たい目で俺を見詰める。止めて!豆腐メンタルの俺には辛いです!

 

翼「これはボン太くんだ!重火器や剣等を扱えるロボットだ!しかも、乗り込みタイプ♪」

 

セイバー「もしかして、これに乗るんですか!?」

 

翼「yes!茶色のは俺のだぞ。グレータイプは、アルとマリア専用だ♪」

 

俺は笑顔でマリア達に説明する。しかし、あまり乗り気ではない。

 

翼「ちゃんと、アル専用に《エクスカリバー》も使えるんだぞ!」

 

マリア「取り合えず乗りましょう。何時までも、あの猫を放っておく訳にはいかないわ」

 

セイバー「・・・分かりました」

 

翼「決まりだな♪」

 

俺は既に乗り込んでいる。そしてボン太くんを起動して、マリア達に話し掛ける。

 

翼「ふもっ、ふもふもっふ!(さあ、準備はいいか!)」

 

その言葉に、マリア達の頭の上にはてなが出来上がる。俺は慌ててボードに文字を書く。

 

『悪い。相手に言葉を理解させない為に、ボン太くんに乗っていない奴以外は、今の用な感じに聞こえるんだ』

 

マリア「つまり、私達もこれに乗れば隊長の言葉は聞こえるんですね?」

 

『その通り♪』

 

アル「急いで乗りましょう」

 

そしてマリア達も、ボン太くんグレーに乗り込んだ。

 

翼「ふももっふ。ふもふも!(乗ったな。行くぞ!)」

 

マリア「ふもっ!(了解!)」

 

セイバー「ふもっふ!(いきます!)」

 

こうして、ボン太くん三匹は悪魔達の所に向かったのであった。

 

翼「ふもっふ!(そこまでだ!)」

 

「何だ?」

 

「何でねずみが?」

 

翼「ふもっ!ふもふもっふ!!ふもも!(違う!ねずみじゃない!!ボン太くんだ!!)」

 

「ふもふも言ってて、何言ってるか分からん」

 

ボン太くんは、急いでボードに内容を書く。

 

『その猫を離せ!』

 

「何言ってんだ?離すわけないだろ?」

 

「コイツは、俺達のお楽しみにするんだ。ねずみはスッ混んでろ!!」

 

マリア「ふもも、ふもふもっふふも(隊長、何を言っても意味がありません)」

 

翼「ふもも・・・(そうだな・・・)」

 

すると、ボン太くんが他のボン太くんに指示を出す。

 

翼「ふふも!ふもふもふもっふふもふも!!(各隊員!速やかに悪魔を排除せよ!!)」

 

「「ふもっふ!!(了解!!)」」

 

そこからは、地獄絵図だった。可愛らしいボン太くん三匹が、悪魔を拳銃で撃ち剣で切り裂く光景が、30分続いたと言う。

 

翼「ふももふもっふ(これで全部だな)」

 

セイバー「ふもも、ふもふもふもふ?(ツバサ、あの猫は?)」

 

翼「ふもっふふもふも。ふもふもふふも(心配するな。猫は無事だよ)」

 

マリア「・・・ふもっふ、ふもふもふふも?(・・・二人とも、これ脱いで話せば?)」

 

「「ふもっ!?(あっ!?)」」

 

そして三人は、ボン太くんから降りるのであった。黒猫の側に行くと、かなり傷付いてるのが分かる。

 

翼「これ酷いな」

 

マリア「そうですね」

 

セイバー「周りには私達以外は、誰もいないですね。日も暮れてきましたし、この辺りでキャンプをしましょう」

 

翼「そうだな。けれど、キチンと治療してやりたいけど・・・」

 

マリア「私達は、治療できる装備は何も持ち合わせていません」

 

翼「・・・仕方ない。最後の1つの願いは、あれにするか」

 

俺は目を閉じて、神様に念じる。

 

翼『お~い神様、聞こえてるか?』

 

神様『はい、聞こえていますよ』

 

翼『最後の1つの特典だけど、ドラえもんの四次元ポケットを頼む。今怪我をしてる黒猫を治療してあげたいが、生憎俺達は治療道具を一切持ち合わせていない。今後もこういった事が起きないとは限らないからな』

 

神様『分かりました。それでは最後の特典をお送りします。私との会話が終われば、秘密道具を使える様になりますので』

 

翼『ありがとな~』

 

そして神様との会話を終わらせて、目を開けると四次元ポケットが着いていた。

 

翼「神様に最後の特典を貰った。これで今から黒猫を治療する」

 

早速ポケットの中から秘密道具を出す。

 

翼「お医者カバン~♪」

 

お医者さんカバンの聴診器を猫に当てる。

 

『症状ヲ解析中・・・コノ薬ヲ塗ッテ、包帯ヲ巻イテ安静ニシテ下サイ』

 

セイバー「ひとまずこれで安心ですね」

 

翼「そうだな。焚き火をするから、二人は薪を集めてくれ」

 

マリア「分かりました」

 

二人は、森に薪を集めにいった。俺は寝泊まりする為のテントを張る。暫くすると、マリア達が薪を持って戻ってきた。

 

翼「お疲れ。早速焚き火するか」

 

俺は木を擦って火を興す。火が点いたので薪に移す。そしてどんどん火が大きくなる。パチッパチッと音が鳴る。

 

翼「これで火は安心だな。後は・・・」

 

すると、何処からか“グ~”と腹の音が聞こえた。振り返ると、セイバーが顔を紅くしていた。

 

翼「そう言えば腹減ったな。そろそろ飯にするか」

 

再びポケットから道具を取り出す。

 

翼「グルメテーブルかけ~♪」

 

1枚のテーブルかけを地面に広げる。

 

セイバー「ツバサ、これは何ですか?」

 

翼「これはね、食べたい物を言えば出てくる道具なんだ」

 

マリア「食べたい物ですか?」

 

翼「例えば、ブリの塩焼き定食」

 

そう言えば、グルメテーブルかけから定食が出てきた。

 

セイバー「これは凄いですね」

 

マリア「何でも出てくるんですか?」

 

翼「出ない料理はないぞ」

 

マリア「では・・・ボルシチを」

 

マリアがそう言うと、ボルシチが出てきた。因みにセイバーは、原作通り腹ペコキャラでしたので、かなりな量を食べていました。

 

翼「ご馳走さまでした」

 

セイバー「ツバサ、凄く美味しかったです」

 

マリア「そうですね。今まで食べたボルシチより美味しかったです」

 

翼「喜んでくれてよかった。後は寝るだけだな」

 

俺はポケットから、また道具を取り出す。

 

翼「キャンピングカプセル~♪」

 

取り出したのはキャンピングカプセル。これ1つでトイレにシャワーも完備している。地面に刺すと、カプセルはどんどん大きくなっていく。

 

翼「これで完成♪」

 

ボタンを押すと、エレベーターが下がってくる。

 

翼「二人とも乗ってくれ」

 

二人は言われた通り、翼一緒にエレベーター乗る。そして上に上がる。

 

翼「ベットが着いていて、トイレにシャワーも完備している」

 

マリア「まさかここまでいい部屋で寝れるとは思ってませんでした」

 

セイバー「ですがツバサ、全員バラバラで寝るのですか?」

 

翼「そのつもりだけど?まだカプセルはあるし」

 

セイバー「ですが、ここは冥界です。バラバラで寝るより、一緒に寝た方がいいかと」

 

マリア「そうね。もし一人で寝てて襲われても、すぐには助けに行けないわね」

 

マリアも、セイバーの言葉に頷く。

 

翼「いやいや!年頃の男女が一緒に寝るのはまずいでしょ!?」

 

「「別にツバサ(隊長)となら構いませんが?」」

 

翼「ファッ!?」

 

返ってきた答えに、思わず変な叫び声をあげてしまった。

 

セイバー「それとも、ツバサは私達と一緒に寝るのは嫌だと?」

 

翼「誰もそんな事言ってません!」

 

マリア「では、問題ないですね」

 

マリアさん!貴方そんなキャラでしたか!?あ、で考えれば、マリアやセイバーは、好きな相手にはとことん尽くすタイプだったな・・・

 

翼「取り合えず、先にシャワー浴びてきなさい。俺は最後でいいから」

 

マリア「そうですか?ではセイバー、お先に失礼するわね」

 

セイバー「構いません」

 

こうして、狭いキャンピングカプセルに、3人が寝ることになりました。余談ですが、真ん中に強制的に寝させられました。後、マリアは裸で寝るので、その・・・ね。立派なのが腕にね。セイバーも中々・・・


 
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