○○○はしがき○○○
この作品は北郷一刀が【三国志の外史】を統一しようとする物語です。
読みにくい文章になるかも知れませんが、よろしくお願いします。
■必ず最後のあとがきを読んで下さい■
ある世界で書かれたある神話集。
神々が世界を創造した時の話。
神々は強力だったが、盤古が神々達の王になり支配は終焉した。
盤古(ばんこ)、神農(しんのう)、女媧(じょか)、伏犧(ふっき)だ。
盤古は伏犧に命令し、自分に刃向かう者を倒せる強力なモノを創造させた。
伏犧は己の肉体から世にも恐ろしいモノを産んだ。
─────恐怖─────だ。
盤古は宇宙世界の創世神となり、
神農は医薬と農業を司る神に
女媧は人類を創造した神に為った。
騙されて恐怖を産んだ伏犧は冥界に幽閉され、其処を統治した。
盤古は女媧に人を創造させ、人の祈りは神を不滅とした。
だが、やがて人は危惧し始めた。
自分達を庇護してくれない神に疑いを持ち、ついに人々は立ち上がった。
その時、混乱に紛れ伏犧は冥界を這い上がって天界へ忍び込み、盤古を殺そうと刃を向けた。
しかし事は上手く回らず、伏犧は有ろう事か人間界へ封印され、神の座を剥奪された。
そして何千年もの間、世界を転生・顕現しては世界の【人間】と見続けさせられた。
───だが───これが──盤古の過ちであった───
────伏犧は人間に──興味を──持ってしまったのだ───
時は二世紀も末、人々の心に闇が出来ていた。
戦は絶えず、食べる物も無く、治せぬ病で人々は恐怖した……。
A「クソッ! 何で俺がこんな目に……」
B「返して……私の子供を返してよ……」
C「神の所為だ……全部神が悪い!」
D「何故、我ら人間を平等に作らなかった」
E「神は大陸を破壊し困窮させる……見放されたのだ……」
F「でも、命を与えてくれた事に感謝しなきゃ」
G「糞共に媚びろと言うのか?」
H「私も小さい息子もただの商人だ。それさえも神は奪うのか? 存在意義を奪うのか?」
I「いつか、誰かが立ち上がる。そして不敬を示すだろう……」
時は過ぎ、中国史上最大の農民発起……黄巾の乱が起こる前……。
人々は飢餓に苦しみ、困窮して逝った。
その中で国を恨み、神に刃向かう者が立ち上がった。
賊頭「盤古の心臓を突いた素晴らしい仲間に! 乾杯だ!!」
賊「「「おおおお!!」」」
賊頭「神殿は燃え、盤古像は崩れ落ちた! もう無能な神に祈る必要は無い! 新時代の幕開けだ! 人間の時代の!!」
賊「「「「「おおおおおおお─────!!!」」」」」
とある所に、雲の上に白く高い塔が悠々と聳える城が存在する。
そこには神々が住み、人間を見下ろす事が出来る天空の城。
ここに十二の神が住んでいるとされている。
後の世に十二の神は天地開闢十二神(一神三皇八帝)と呼ばれるようになる。
宇宙開闢の創世神であり万物を生成した、盤古。
神として人間に叡智を説いたであろう、伏犧、女媧、神農。
人間として大陸を統べた黄帝、少昊、顓頊、嚳、堯、舜、禹、湯。
盤古「この世界の創造主に対して恩を仇で返すとは……」
現在、城の中の円形の部屋に神々が集まっている。
部屋は異空間に為っており、床はあるが壁は外景が見える様に透明に為っている。
部屋に相応しい椅子が十二個、均等に設置されている。
?「これから如何しますか?」
??「如何するも何も、我々が此の侭立ち止っている訳には行くまい?」
盤古「そうだ。この外史の人間は我々に刃を向けたのだ……」
突如、回りを黒い霧が包んだ。
???「……貴方の逆鱗に触れた……」
其の言葉は枯れている様な声で、部屋の中からした。
盤古「何者だ?」
入り口から黒い煙が集い、人の形を為す。
???「お久しぶりです。……最後にお会いしたのは確か……」
盤古「小僧か……神の座を剥奪された貴様がここへ何の用だ?」
?「貴様は伏犧! 何故ここにいる!!」
??「確か、今度は人間界に封じられたと耳にしたが……」
伏犧「はい……私は幾星霜、ずっと見ていました……貴方の怒りを」
伏犧は入り口から部屋の中央へ歩き、片足を付き、一礼を取る。
伏犧「貴方が人間を創ったのは祈りから不死を得るため。だが……それと同じく人間も、貴方の愛が必要だ。そして……それ故に人間は力を持ち脅威となった。つまり、私にとっても……」
盤古「何が望みだ?」
伏犧「我々に必要なのは愛だと。だが、貴方は愛に頼りきりだった。私は学んだ。必要なのは恐怖、苦痛……そして絶望」
??「…………盤古よ、伏犧は真実を……言う通りに」
盤古「……わかった。やってみろ」
?「しかし、我々には人間が……」
盤古「黄帝よ……。小僧の言う通りだ。たとえ外史であっても、彼等人間の無礼は許されん。秩序を思い出させるのだ……任せたぞ。互いを反目させ 我々の手中に戻すのだ」
伏犧「はっ!お任せよ」
盤古「この外史は小僧に任せるとして、我々は戻るとする」
神々「「「はい」」」
伏犧「(ちっ……自己の虚栄と保身しか考えていない愚神共め…………。盤古、貴様はこの俺が必ず殺す。それまで精々余生を愉しめよ)」
……そう考えている内に神々は部屋から去っていった。
伏犧「さて……外史の扉よ!! 我を混沌の地へ導き給え!」
作られた外史──。
それは新しい物語の始まり。
終端を迎えた物語も、望まれれば再び突端が開かれて新生する。
物語は己の世界の中では無限大──。
そして閉じられた外史の行き先は、ひとえに貴方の心次第──。
さぁ。
外史の突端を開きましょう──。
○○○後書き○○○
皆さん、hirowiです。
読んでくださってありがとうございます。
※注意事項
※これは私の初投稿作品です。
※私の国語力ほぼ0(中学生レベル)です。
※誤字や脱字や変な言い回しがあると思いますが、ご了承ください。
※ちなみに、三国志の知識は今のところ無印恋姫+真・恋姫無双しかありません。
※三国志演義とかは読んでいません。
♪もし、これから読んで下さる皆様へお願い♪
誤字やこれからのストーリーの流れ。技名・言葉の言い回しなどなど、なんでもいいので忠告・アドバイスお願いします。
(小説や文章を本格的に書くのはこれが初めてなので・・・勉強したいです)
何でもいいのできるだけ、多いと助かります。
これからよろしくお願いします。(*>▽<*)ゞ
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こんにちはhirowiです。
初投稿作品ですのでお手柔らかにお願いします。
一刀は性格をちょっとだけ悪にしようと思っています。
それでも良ければ、よろしくお願いします。