【 颯馬と久秀、順慶の舌戦 の件 】
〖 司州 河南尹 鶏洛山付近 にて 〗
晋軍三十万が………一里(約400㍍)手前で止まり、二人の将が歩いて此方に訪れだ。 一年近く前に日の本より別れた……松永久秀と筒井順慶の二人。
洛陽軍からは、俺一人。 本当は、義輝を伴い舌戦をするべきなんだが……俺の心情を踏まえ、『任せる!』と言って待機している。
………日の本で、色々とやり取りをした仲だが……こうして敵味方に再度、別れる事になるとは。
しかし……覚悟はしている!
光秀と云う伴侶を伴った時から、何時か…こうなると…予感があったのだ。
久秀「颯馬! 貴方との『戯れ』は楽しかったわ! 戦場で対峙して、彼処まで久秀に競え会える将なんて居ないもの! 久秀の玩具には……貴方が一番相応しい! 颯馬! 早く───久秀の下へ戻りなさい!!」
颯馬「…………………」
順慶「颯馬様! どうか……あの卑しい姫武将達を捨て置き、私の下へ降ってはくれませんか!? 私には……颯馬様が必要なのです!」
颯馬「…………………」
二人の態度が硬直化するのが……手に取るように分かる。
俺を圧倒的な武力を背景に、高圧的かつ哀願的な姿勢で、仲間に引きずり込もうと企んでいるのが明白だからだ!
だが……ここで、怯えや情けで二人に組む分けには……いかない!
俺には────っ!
颯馬「………今ここでハッキリと言わして貰う! この大陸で俺に力を貸してくれる仲間達! 忠誠を誓う主君『董仲穎』様! そして我が生涯の唯一無二の伴侶『明智光秀』! この者達を裏切る事など一切しない!!」
順慶「颯馬様、貴方は……再び……私達を……置き去りにして行くのですか? 老師達の力添えで……やっと……再会したのに……!! 幾多の困難を乗り越えて……やっと巡り会えたのに!!」
久秀「───それが、颯馬の返答なの!? それが……颯馬の結論!?」
俺の断固たる拒絶に……二人の美しき顔が悲しみと怒りが彩る。
俺は、更にを持論を展開し、二人に畳み掛けようとしたが、二人は途中で遮り反論を申し立てた! 二人の目が獲物を狙う猛獣のように見える!!
颯馬「そうだ! 俺が曖昧な為に二人には……『そんな事、関係御座いませんわ!』───!?」
順慶「私は颯馬自身が欲しいですわ! 戦場で初めて……お会いした憧れの殿方! 私は颯馬様しか殿方に目が入りませんの! だから……颯馬様が拒否を宣言されましても……力付くで手に入れさせて貰います!!」
久秀「颯馬! 久秀は……そんな返事を聞きたいんじゃないの! 主の言うことを聞かない玩具は、強制的に回収して……主人が誰だか分からせてあげないとね! 颯馬の主人は──この松永久秀だと、刷り込ませてあげるわ!!」
颯馬「───分かった! 俺も皆を守る為──容赦なく貴女達を攻めさせて貰う! 筒井順慶! 松永久秀! そして、二人を操る道士達も!!!」
左慈「へっ! やれるもんならやってみな!!」
于吉「ふっ! 私の策を特と御覧になってから、ほざいて貰いたいですね?」
久秀と順慶の後ろに居た………道士達の獰猛なる目に射抜かれながら、俺は負けじとと睨み返した!
◆◇◆
【 将の気持ち の件 】
〖 徐州 下邳 現曹操軍(旧晋軍)陣営内 にて 〗
華琳「桂花! 彭城に伝令! 『 曹孟徳率いる曹操軍三十万が、朝敵晋軍を打倒するために立ち上がった! 至急宿泊場所の確保、食事の用意が出来るように整えなさい! 』と送りなさい!」
桂花「はっ!」
華琳「春蘭! 雛里! 彭城に到着後、明朝より三万で豫州小沛を攻め落としなさい! 陳留に戻る足掛かりにするわ! 桃香、星、朱里、儁乂! 貴女達は十五万で豫州相県、陳県付近を制圧し、陳留へ向かえ!」
春蘭「分かりました! 準備を整えて向かいます!」
桃香「───うん! 私も!」
華琳「猪々子、斗詩は負傷兵の護衛! 季衣、流琉は、兵達を纏めて天幕等の片付けを! 島津、大友勢には……捕虜の監視と護衛をお願いしたい!!」
★☆☆
猪々子「おぅ!引き受けたぁ! 斗詩ぃ、行くぞ!?」
斗詩「う、うん……………」
猪々子「ほらぁ! そんなシケた顔してても、アニキがぁどうなっちまうか分かりゃしないんだ! なら、やる事やって迎えてやろう! なっ!?」グィ!
斗詩「う、うん。 きゃあぁぁぁ! そんなに手を引っ張らなくてもぉ!!」
★★☆
流琉「季衣! 行こう! 早くやらないと終わらないよ!?」
季衣「流琉……! 流琉は心配じゃないの……? 兄ちゃん……死んじゃうかもしんないのにぃ──! 流琉は兄ちゃん居なくなっても平気『 馬鹿言わないで!! 』───!」
流琉「……じゃあ、季衣! このまま泣いていたら、兄様が帰ってくる? 無事に私達の下に来るんだったら……幾らでも泣いてみせる! 涙が枯れ果てても──!!」
季衣「流琉……………」
流琉「……でもねぇ、待っていたら確実に兄様……死ぬんだよ? 私達の前から……ずぅ────とぉ居ないんだよ? 私は……後悔しながら待つなんて……絶対嫌ぁ!! 季衣だってそうでしょう!?」
季衣「…………………うん」
流琉「………虎牢関の戦いの時、季衣は『 流琉は悪くないんだぁ!! 』って慰めてくれたよね? 正直……嬉しかったんだ! 私の事を友達が信じてくれるって────!」
季衣「……………………」
流琉「……今度はね? 私の番だよ! ───季衣! まだ諦めちゃ駄目! 兄様は必ず帰ってくる!! 華琳様達がきっと何とかしてくれる!! だから……私達の出来る事をして待っていよう? 兄様に褒めて貰えるように!」
季衣「流琉……そうだね。 ボクも待ってみる! きっと、兄ちゃんは帰ってくると……信じてみる!!」
★★★
義久「私達はどうするの~? このままだと……颯馬君……死んじゃうんだよ~? このまま曹操軍に居ても……何も出来ないかも~?」
宗茂「義母上! 姉上! 兄様を……どうすれば救えるのでしょうか!?」
歳久「今の状態では、私達に打つ手は……………正直ありません………!」
道雪「此処から官渡付近までの距離、敵方の領地を通過する困難さ。 到着が遅延する予想は出来ますが……早く到着して、尚且つ颯馬殿を助ける術など……!! このまま、曹操軍と共に参るしか…………!!」
家久「うん……分かる。 分かるよ……。 あたし達が曹操軍より離脱して、単独で立ち向かっても、晋軍相手に踏み潰されるだけだって………。
だけど……あたし達が追っかけてきた理由は何!? 大好きな颯馬兄ちゃんを手助けする為でしょう!? 間に合わないからって、ここに居る理由は変だよ!? 可笑しいよぉ!? 冷たい過ぎるよぉぉぉぉ!!!」
紹運「家久殿……。 貴女の気持ちは……ここに居る将達……全員同じ気持ちだ。 何とか出来れば……我々は如何様にでも動くだろう。 しかし、天の御遣いと持ち上げられる我らは、所詮………人の身! 限界もある!!」
義弘「───それにね? 颯馬の傍には……公方様を始め私達と張り合った将が居るじゃない!? それに、颯馬は……なんなの? 『軍師』よ! あの松永久秀と互角の戦いを強いらせる『日の本最強の軍師』よ?
だから────信じましょう! 仲間達を!! 颯馬の力を!!! 私は曹操軍の手助けをしながら、颯馬達の戦いを応援するのよ!!!」
◆◇◆
【 意外な行動と理由 の件 】
〖 司州 河南尹 鶏洛山付近 にて 〗
久秀「そう………交渉決裂ね?」
颯馬「そうだな。 だが───負ける訳にはいかない!!」
久秀「ふふっ! いいわね……その啖呵!
だけど、この久秀がね? ……邪魔な奴らを全部駆除して、颯馬を再度調教させて貰うわよ! 二度と裏切らないように──────!!」
久秀と颯馬は、それぞれ味方の軍勢に向かい───命令を出す!
久秀、颯馬「「 ─────全軍! 」」
双方の軍勢が、何時か何時かと命令を待つ!!!
その命令は、一息の溜の後────放たれた!!!
久秀「─────突撃!」
颯馬「─────退却!」
…………………………?
?………………………
久秀「はぁ~?」
順慶「えっ?」
于吉「ほぅ!?」
左慈「なにぃ!?」
緊迫していた空気が……一気に弛緩する!
唖然とする晋軍首脳陣、晋軍の兵士!
しかし、鳥丸兵は関係無いとばかりに、追撃を仕掛けるのだった!
ーーー
颯馬「全員! 退却! 退却ぅぅぅ!!!」
洛陽兵「退却だぁ! 天城様の命令が出たぞぉぉぉ!!」
洛陽兵「引けぇ! 引け──────ぇ!」
颯馬達洛陽軍は………一斉に逃げ出した!!!
★☆☆
順慶「颯馬様! ここは、双方勇ましく激突する場面では無いのですか!?」
久秀「ちょっと! さっきの啖呵は何だったのよ!!」
後方より文句が飛んでくる! そんな問い掛けに、ワザワザ応えてしまうのは、俺は心底で……二人を敵と見なしていない為なのか?
颯馬「八万と四十万の大差で、馬鹿正直に正面から突撃したら、完全に負け戦じゃないか!? そんな負け戦確定の戦術! ───誰が行うもんか!!」
そんな捨て台詞を吐いて、一目散に逃走した!
ーーー
俺は────必死に逃げている!
勿論、戦場から逃げ出したと云う不名誉なモノではなく、『 策 』を行う為の戦術的撤退! おびき寄せる事により、敵を不利に追い込むのだ!!
目的地は、対陣した後方半里(約200㍍)にある地点。 左右両側は森林に覆われた所だが、平地が前後共に平地が広がる場所である。
ここに、『ある建造物』が出来ている。
そこに入り込めば良いだけなのだが…………。
しかし、最前線から一気に最後尾になった俺は、敵から格好の『 的 』にされ集中攻撃を受けている。 大将首に等しい存在でもあるのに、一人で移動している狙い易さも人気の秘密だろうか………!
小太郎「ご無事ですかっ!? 皆、颯馬様を守りつつ退却するのです!!」
忍び『はっ!!』
後方から駆けつけてくれた小太郎と配下の忍びが、忍具『鳥の子』を使用し、白い煙幕を張って敵の目を眩ます!!
そんな中を、小太郎が俺の腕を掴み、目指す場所を案内してくれる。
だが、多勢に無勢!
援護の囲みを抜けて踊り掛かる者が!?
鳥丸兵「そこの大将! 大人しく首を置いて行けぇ!!」
一瞬の隙を突かれ───白い煙幕の中より現れた者が、馬の足音、荒い呼吸、そして……ダミ声を響かせ、俺の背後へと場所を移動する!!
後ろを振り向くと……獣の革鎧を着用し、虎髭を生やした鳥丸兵が、俺を見てニヤリと笑い、槍を構えて……すぐ傍に迫ってきた!!!
鳥丸兵「よっしゃ! 褒美は貰っ──『シュ──ン!』──グハッ!!」
槍で串刺しにしようと後ろに腕を引いた瞬間、額に棒手裏剣が刺さる!!
小太郎「────颯馬様! お早く!!」
小太郎の手裏剣で助かった俺は、軽く礼を言った後、先を急いだ!
★★☆
小太郎率いる忍び達の活躍で、辛くも……たどり着いた天城颯馬!
そこは、土嚢で積み重ねて作り出し敵を阻む『 防塁 』が出来ている!
三段重ねの三列、高さも俺の腰はありそうな程頑丈な壁。 しかも、颯馬達を保護すると、すぐに柵を防塁の間に立てて、敵の侵入を阻止する手際よさ。
そして更に、撒菱(まきびし)を撒き散らし、防塁に近付けないように準備をしたり、脇からも入れないように、柵を三重に備え付けてある!
ここの守備将は『三好長慶』『十河一存』『島左近』の三将!
守備兵一万余りの陣地だった。
ーーーーー
長慶「心配させるな! 颯馬!! あのまま……お前が討たれたどうしよかと────!!」
一存「姉さん──叱るのは後だ! ここでアイツらの勢いを削がないとな! 全軍! 撒菱(まきびし)を敵前方に投擲しろ!!」
洛陽兵「はいっ!」
ーーー
竹筒の中に入っていた撒菱を、振るようにして敵に投げつける!
鳥丸兵「ウギャアアァァァ!」ドサッ!
運悪く顔に当たった兵が……血だらけになり落馬する!
鳥丸兵「だ、誰か……助けろぉ─────!?」
ドドドドドッ────! グシャン!
しかし、助ける兵など誰も居ない! 欲に絡み人情を捨てた兵士ゆえ、平気で蹄に掛け仲間を蹂躙してでも、攻め寄せて行く!
それが、晋軍に加勢した鳥丸兵半分の性(さが)だったから…………。
しかし、勇猛果敢な兵士達を持ってしても、防塁に関して為す術がなかった!! 馬が飛び越えれない高さの防塁、そこから突き出る槍、侵入を拒む柵が張り巡らされ、その先を越える事が出来なかった……………。
★★★
俺と小太郎は、『目的地』へと到着し一息ついた。
俺が囮になったせいか、洛陽軍の大部分が『 定めていた場所 』に逃げ込めれた様子。 大部分と言っても前面にいたのは……ほんの数千人。
残りは、それぞれの持ち場に控えて貰っている。
────防塁より辺りを見渡しても、味方の残存兵は見えない。 晋軍の騎馬隊だけが右往左往しているのみ!
颯馬「味方は全員退避できたか!?」
小太郎「私が見たところも、他の者の報告にも、取り残された者は居ないです! 全員収容できたと思われます!!」
颯馬「じゃあ! 第二の計を発動させるから、小太郎は『第三の計』を頼む! くれぐれも、味方が引っかからないように、目印を付けて仕掛けてくれ!!」
小太郎「はいっ!」スッ!
俺の傍に居た小太郎は、準備の為に消える。
俺は、他の兵に命じて──赤旗を左右側の陣地より振らせた!!
◆◇◆
【 驚愕情報 の件 】
〖 豫州 梁国 にて 〗
晋軍の領土だったが、つい先日に曹操軍が陥落! 陳留に居る曹操に許可を得て、軍隊を駐屯させている!
何進「────すまんな。 予定より早く出発して……」
桔梗「謝れんで下され、閣下よ! 儂等将兵共々……落ち付かんくての! 敵と数日後に、大陸存亡を掛けた大喧嘩を行う! 此ほどの血湧き肉踊る喧嘩など、最初で最後ですからな!」
紫苑「私達が、難攻不落の砦を陥落させれば……晋軍全体における士気も、大幅に下がるでしょう! そうすれば、苦戦を強いられる天城様の軍勢も、かなり楽になると思われます!」
穏「そうですね~! 百地様の報告によれば、官渡の周辺に兵糧貯蔵庫は無いようですので、茨砦を利用しているのは間違いないと思われます~! ですから、ここを落とせば~かなり我が軍勢が有利になるかと~!」
主な将と軍師が何進の早急な行動を賛同する!
反董卓連合に参加した軍勢を手玉に取り、洛陽を二度に渡り危機へ陥らせ、そして……大陸存亡を視野に入れて大規模な戦を起こした、狡知で強大な敵!!
『遅れを取れば……大陸全体に不幸を負わせる結果になる!』と決断、将兵達に謝罪して一日だけの大休止を取り、官渡に向かうようにしたのだ!
無論、将兵達も緊張で休んでいる事も出来ないため、その決断に逆に喜び勇んで出陣の用意を手掛け、まだ見ぬ敵へと感情を高ぶらしていた!
★☆☆
〖 梁国 城内部屋 にて 〗
穏「───現在、私達は~汝南より平興を通過、豫州梁国に到着、大休止と兵糧や武器を整えてから、官渡に隣接する鳥巣砦に向かう予定です~!」
簡単な状況説明を入れる穏。 そこから始めないと、納得出来ない方々が多いからである!!
焔耶「閣下! この後はどうするのです? ワタシ達は精兵五万を率いて動いています! この大軍で一気に粉砕しましょう!!」
迷吾「焔耶姉者の言うとおり、力押しで落とそうぜ! 何進兄者!!」
ーーー
紫苑「敵の陣容、周りの地形も分からずに攻めるなんて、兵を無駄にしているも同然! 閣下! 是非、斥候を放ち用心深く攻めるのが肝要かと!」
阿貴「何進様! 紫苑様の御意見に賛同致します! 力攻めは余りに危険です! かの曹孟徳に関する前例もあります! ここは慎重に攻める事が大事です!!」
強行論を発する将、慎重論を挙げる将と様々な中、何進は目を閉じ思案中。
ーーー
桔梗「穏よ、お主はどちらだ? やはり慎重論側か?」
穏「当然じゃないですか~! 強行に攻めて失敗した場合、失った兵の命は帰って来ないんですよ! 私は……二度と無駄な攻めをしないと誓ったのですから~!!」
桔梗「うむ~。 焔耶の意見に頷きたいのは山々だが、どうも……嫌な予感がしてのぉ。 長年の戦場勘が危機を知らせるのだ………。 やりたくもない奴が居るとな…………」
ーーー
何進「……………来たか!」
三太夫「待たせたなぁ、何進の旦那! やっと分かったぜ!」
ーーー
何進の閉じた目を開くと同時に、三太夫が一瞬で片膝を立てて現れる!
迷吾「うわっ! 格好いいぜ! なぁ、阿貴!?」
阿貴「うむっ! 登場の仕方も凄いが、私でさえ気配がうっすらとしか感じなかった三太夫様の気配を、瞬時に気付く何進様もまた凄い! 君主の絆とはこう有りたいモノだと……羨ましく思う!!」
桔梗、紫苑、焔耶『…………………………』
穏「ほへぇ~凄いですね! 思春ちゃんや明命ちゃんを上回るだけありますよ~!!」
ーーー
三太夫「天城の旦那の読み通りだった! 鳥巣砦は、兵糧貯蔵庫として機能している。 守備兵は五万! 変わった鎧を着用していたぜ!」
何進「そうか……。 で、敵将は誰だ! 晋軍の生命線に等しい場所だから、尋常でない将が守備しているだろう。 その者の名は!?」
三太夫「ちぃと言いにくいが………言わせて貰うよ!」
三太夫が語った守備兵の名に何進、桔梗、紫苑、焔耶が驚く!
─────《 元益州太守『劉焉』》
それが、守備する将の名前だった。
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ーーーーーーー
あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
公私ともに忙しくなってきたため、更新が遅くなります。
下手すると一週間か二週間になるかもしれませんが、完結までは出しますのでよろしくお願いします。
ーーーーーー
後、もし、ご存知の方教えて下さい。
先日『天極姫』を購入して始めましたが、地図が拡大したまま戻らない、画面が真っ暗の中、台詞しか出てこなくて、ボタン押しても進まないやらの状態が発生。 前作の戦極姫5の症状と同じですので、パソコン変えようか思案中です。
サポートセンターに連絡する暇もないので、この場を借りて問い掛けてみたいと思います。
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義輝記の続編です。 宜しければ読んで下さい!