No.721794 突発!乱の書き逃げ劇場2乱さん 2014-09-25 08:53:34 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:1809 閲覧ユーザー数:1747 |
少年は、遥かな昔に世界を絶望の底へと堕とした魔王を倒した「勇者」の血を受け継ぐ王子だった。
王子は平和を謳歌していた世界を再び絶望へと堕とそうとする闇を打ち倒す為に冒険の旅へと旅立った。
そして王子は同じく勇者の血を受け継ぐ仲間達と共に旅を続け、遂に悪霊の神々を呼び寄せようとしていた闇の神官を倒した。
しかし、時は既に遅く、闇の神官は己自身を生け贄に破壊神をこの世に呼び寄せた。
幾度と無く死に掛けた闘いではあったが、三人は遂に破壊神をも打ち倒し、世界に再び希望をもたらした。…だが…………
闇の残した「呪い」は「王子」に「絶望」をもたらした。
故郷に凱旋した王子を待っていたのは「猜疑」と「邪推」と「拒絶」であった。
「破壊神」が倒されたと言う事は新たなる「破壊神」が生まれたのではないか?
そう、「破壊神を破壊した者」として………王子は疎まれた。
王子は人知れず故郷を、仲間達を、世界を、全てを捨てて旅に出る。
行く当ても、目的も、終りすらないであろう虚無の旅へと……。
そして王子は……、少年は辿り着く。
此処では無い、異なる世界へと…………。
少女は箱庭の中で暮らしていた。
閉ざされた小さな世界ではあったが、少女は幸せに暮らしていた。
父、母、師匠、村の人々。
そして唯一の、己の半身と呼んでも差し支えの無い女性。
その全てを……、少女は奪われた。
死んだ世界、朽ちた世界。
立ち上がる事も出来ず、泣く事しか出来なかった少女の前に一人の少年がやって来た。
少年は、少女に手を差し伸べる。
何故そうしたのかは解らない。
少女は、少年のその手を掴み取る。
何故そうしたのかは解らない。
全てを捨てた勇者だった少年。
全てを奪われた勇者と成るべき少女。
彼の、彼女の、その
それは今は誰にも解らない。
ドラゴンクエストⅣ+Ⅱ
~導かれし勇者と迷いし勇者~
(`・ω・)と、言うわけで思いついただけの話。
Ⅱの設定は「ドラゴンクエスト・モンスターズ+」からの流用。
書くとなったら先ずはドラクエⅣを再プレイしてからですね。
その際は一章から四章まではオールカット。
何故ならロランが山奥の村に辿り着く所から物語が始まるから。
ちなみにロランは放浪の際、修行不足でレベルダウンしている設定。
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小説というより思い付きを書き殴っただけのプロットの様な物。
※ブログとOTRに投稿しています。