~ 第134話 †戦いを終えて† ~
麗羽(れいは)が治めていた区域を代官を派遣させ
各地の戦後処理がある程度目処がついた頃ふと忘れてた疑問を思い出した
その疑問を解消させる為に私は霞(しあ)を呼び出す
「なんや大将、どないしたん?」
「大したことじゃないのだけれど
あの戦いの時、麗羽達の兵站はどこに隠してあったのかしら
最初はどこにあるのか分からなかったから手間取ったみたいじゃない」
「あ~それなぁ・・・」
霞が右手で頭を掻きながら嫌そうな顔をした
「証拠が見つかれば単純やってん・・・せやけど
その証拠が無ければウチには一生見つける事ができへんかったやろな」
「貴方がそういう何てよっぽど田豊(でんほう)という軍師はやり手だったようね」
「う~ん・・・どっちかちゅーと
あんな事を考えついてやりそうなんはアイツなんじゃないかなぁと思うたな~」
「アイツって・・・【白(はく)】の事?」
「せやせや、一部だけ表に置いといてな
それで全部と思わせておいて堂々と隠してあったんや・・・地下に」
「そんな労力をしてたというの!?」
「ウチが見た限りあんな作り方しとったんは1ヶ月とかで作れるようなもんじゃないと言えるわ
真桜(まおう)辺りに見せたら多分えらい喜ぶであれは
まぁウチが見つけたのはたまたま隠し扉から出てきた敵さん捕まえた結果やから偶然やで」
「そういう事ね・・・霞、休暇中に呼び出したりして悪かったわね」
「え~よ~別に、どうせブラブラするだけやったし」
左手をあげて、ブラブラと振りながら部屋から霞は出て行った
霞が感じた彼の事を感じさせるモノ・・・
いざ終わってみれば不自然な物が多いといえば多い
麗羽がいくらどうしようもないとは言えあの兵力は怖いものを感じたのだから
はぁ~・・・駄目ね先を見ないと
救いとしては思った以上に麗羽は搾取してなかった事かしらね
もう暫く時間はかかるけれど背後からの憂いが無くなった今、後は南進するのみ
孫策(そんさく)待っていなさい・・・!
~ 劉備達のダイジェスト ~
華琳(かりん)と麗羽の二人が戦っていた頃
彼女達は翠(すい)と蒲公英(たんぽぽ)と合流し紫苑(しおん)と和気藹々とする
何故かそこへ自分の持ち場を放棄した桔梗(ききょう)と焔耶(えんや)がやってくる
そのまま宴会に突入して、一刀(かずと)が色々と発揮し、3人に正式に認められる
その結果、無血で成都を獲得できた為すぐさま内政をやり始める
そこでも一刀の未来知識などを発揮し特に治安が良くなり
ますます、民が集まりはじめた という感じになります
~孫策達のダイジェスト~
華琳と麗羽の二人が戦いが始まった頃から冥琳(めいりん)が明命(みんめい)などを使い北へ情報収集
雪蓮(しぇれん)は隙あらば政務から逃げる日々が続く
先を見据えて、次は南下してくると踏んだ冥琳は軍備を開始
祭(さい)が酷使され、毎日冥琳に呪いの言葉を吐くようになるが
本人の耳に入り、断酒されそうになり涙目になりながら謝る
蓮華(れんふぁ)と思春(ししゅん)の二人は各地に燻る反乱勢力や豪族達を退治していく
この時一部の者達は曹操の領地へと逃げ延びる という感じです
~あとがきっぽいもの~
ギリギリセーフ?アウトですねすいませんorz
今日でとうとう8月も終わりですね
今年は例年よりも圧倒的に涼しかったので忙しい程度で体調管理が楽で助かりました
9月一杯までちょっと更新が不定期になりそうです本当に申し訳ないです
まぁぶっちゃげますとリアルで従業員の一人が突然1ヶ月ほど帰国するとかいって帰るので
穴埋めで休みらしい休みが無くなりましたorz
なるべく更新はしていきたいと思いますが、暖かく待ってもらえると幸いです・・・
今回は白が言っていた烏巣(うそう)のネタばらしでした
元々豊君が地道に文官時代からやっていた政策です、アイデアは白君からもらってたものですけどね
ちなみに本文には書いていませんでしたが
隠し扉の位置も砂で被せた後に草などを埋めたりなどして偽装してます
色々とご都合主義な駄文ですが、次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
Tweet |
|
|
13
|
1
|
追加するフォルダを選択
この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
苦手な人はご遠慮ください
大丈夫な人は駄文にお付き合いください、更新は夏場は不定期になります
続きを表示