正直に言ってまだ信じられません。あまりにも突然すぎて
これは悪い夢を見ているんだと自分に言い聞かせたくなりました。
残酷な事実にただただ悲しみにうちひしがれるばかりです。
まだまだ描きたいものが色々あったのではないかと考えると
先生もさぞ無念だったのではとお察しします。

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思えば『がんばれゴエモン』を知ったのはボンボンに連載された
帯先生の漫画を読んだのがきっかけでした。先生の漫画を読んで
ゲームの方もやってみたいという衝動に駆られ、そのままゴエモンの
世界にのめりこんでいった小学生の頃を今でも覚えています。
ゴエモンやサスケのカッコよさにしびれ、エビス丸の大食いぶりに
笑い、そしてヤエちゃんのエロさに骨抜きにされたあの頃。
ゲームのゴエモンも帯先生のゴエモンも、僕にとっては大切な思い出の
１ページです。（帯先生のヤエちゃんを先に見たので、後にゲームの
　ヤエちゃんを見た時に「え？別人じゃないの？」と最初ギャップを
　覚えたのもまた懐かしい記憶。）

帯先生が遺してくれたものは、当時先生の漫画を読んで育った
世代の人達によってきっといつまでも語り継がれるはずです。
先生、３２年にも渡る漫画家生活、本当にお疲れ様でした。
そして漫画作品を通して僕達読者に多くの希望を与えてくださり、
本当にありがとうございました。帯ひろ志先生に謹んで
追悼の意を表しますと共に、先生のご冥福を心よりお祈りします。