No.702031

星降る夜に 27

白蓮さん

次の戦いは岳とセシリア

2014-07-19 20:43:30 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1360   閲覧ユーザー数:1326

岳「ふぁぁぁぁ・・・・・眠い・・・」

 

一夏「緊張持てよ・・・今日は試合なんだぞ」

 

岳「試合の日に夫婦喧嘩していたお前に言われたくない」

 

一夏・箒「だから夫婦じゃない!!」

 

岳「はいはい」

 

山田『藤代君、準備はいいですか?』

 

岳「いつでもいいですよ」

 

千冬『織斑みたいになるなよ』

 

岳「冗談、無様な負け方はしないですよ」

 

一夏「(グサッ)頑張れよ・・・」

 

箒「頑張ってください」

 

岳「了解」

 

行こうぜ、双鬼龍!

 

セシリア「あなたも専用機を持っていたのですか・・・織斑さん・・・いえ、一夏さんと同じに負かして見せますわ」

 

岳「まぁ・・・頑張って・・・」

 

セシリア「なんでそんな、無理だろ、的な感じの顔をしますの!?」

 

岳「いや・・・流石に自滅はしないだろ・・・」

 

セシリア「なんだかむかつきますの!」

 

先手必勝と言わんばかりにスターライトで撃ちこんでくるが・・・

 

岳「・・・ひょい」

 

セシリア「なっ!このっ!!」

 

岳「・・・・・ひょい」

 

セシリア「むき~~~~~~~!」

 

俺はそれを最低限かつ挑発的な感じで、セシリアの攻撃を避けていく

 

岳「そんなんじゃいくらやっても同じだよ」

 

セシリア「なら、これならどうですか!!」

 

やっぱりでてきたな、ブルーティアーズ・・・これを破壊する算段は付いてる

 

岳「じゃあ、さっそくその4基を落とさせてもらうよ!」

 

武器を装備、一夏と同じように近接特化ブレード・”雷光双剣”を出す。真ん中を持ち、両端には黄色のレイザーブレードが出ている。

 

岳「棒術は得意なんだよな!!」

 

セシリア「もっと踊っていただきますわ!!」

 

4基の連続攻撃を避け、受けて、ドンドン距離を縮めていく・・・当然こうなるとミサイルが出てくるのは必然である

 

セシリア「これでどうですの!!」

 

岳「そうもいかないんだよな!!」

 

そこでミサイルが来ることを読んでいた俺はバススロットからシールドを取り出し、防御する

 

セシリア「くっ!!」

 

岳「俺はまだお前を攻撃すらしていないためエネルギー残量には余裕がある。どうする?まだやるか?」

 

セシリア「当り前ですわ!私は負けてはいけない!!」

 

岳「ムキになることないのに・・・じゃあ、負けてもらうよ!!」

 

IS解除した

 

セシリア「なっ!!?」

 

当然驚くだろう、今闘っている場所は空中でしかも、地上とはかなり離れている。その状況で解除したのだ

 

岳「・・・双鬼龍・龍神モード」

 

ISを再び纏うが、さっきまでとは見た目が違っていた。黒青だった機体の色は黒赤に代わり、龍の紋章のようなものが刻まれていた

 

岳「これが双鬼龍の能力だ。一個のコアで二種類のISを動かすことができる。だから、扱いが難しく、使用されなかった。戦闘中に使うのは命を捨てるようなものだからな」

 

セシリア「本当の意味で欠陥機である筈だった機体を、操ったというの・・・!!!」

 

岳「おかげでバススロットも普通より多くの武器をしまうことができたよ」

 

遠距離型ガトリングガンを方に装備させる。もう一つ、セットでハンドガンをつけておいた

 

岳「くらえ!!」

 

ガトリングガンを次々に撃ちこんでいく・・・セシリアは押される一方である

 

山田『あれは使用禁止であったはずのISではありませんか!』

 

千冬『使えないと思っていたのか、政府は簡単によこしてくれたぞ』

 

岳「いい贈り物だったよ。これでケリだ!!」

 

セシリア「くっ!!・・・きゃぁぁぁぁぁ!!」

 

ガトリングガンで追い詰めた所にジャストでハンドガンを命中させた

 

岳「チェックメイト・・・かな」

 

『勝者・藤代岳』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏「すげぇな岳!あのセシリアに勝っちまうなんて!」

 

岳「騒ぐなって、無理か。パーティーだもんな」

 

俺がクラス代表に選ばれたということで、パーティーが食堂で行われている。まぁ、実を言うと一夏に変えたんだがな、負けた侘びとして、交代した

 

セシリア「一夏さん!頑張ってくださいね!」

 

問題を起こした本人は気にしていないし・・・今、一夏さんって呼んだ?・・・おいおい、まさか、コイツも一夏に惚れたんじゃねぇのか?

 

一夏「ああ!任せろ!」

 

本人は気づいてない様子だし、ほっておくか・・・

 

岳「にしても、盛り上がってるなぁ~」

 

本音「なんでおりむーに代表譲ったの~?」

 

静寐「確かに聞きたいかも」

 

岳「理由・・・ね。一つは一夏への罰(セシリアに負けたこと)と俺より一夏の方が適役だったからかな」

 

全員「へぇ~~~」

 

一夏「罰ってなんだよ!!」

 

岳「なら最初に言っていたみたいにヘッドロックをしてやろうか?」

 

ゴキゴキと手を鳴らしながら、一夏に迫っていく

 

一夏「さ、さぁ!パーティーを続けようぜ!」

 

全員「(逃げたわね・・・)」

 

岳「分かればよろしい」

 

山田「藤代君、お電話がかかってきていますよ」

 

岳「俺にですか?分かりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岳「はい、お電話変わりました」

 

???『・・・・・ヤッホー!久しぶりだね。がっくん』

 

岳「・・・切ってもいいですか?」

 

???『そんなこと言わないでよー!久々に”束”さんの声聞けてるんだから~!』

 

岳「そんなことはどうでもいいです。なんで俺に連絡なんかよこしたんですか?」

 

束『ふっふっふっ!気分転換だよ!』

 

岳「切ります」

 

束『う、嘘だよ!・・・双鬼龍の調子はどうかな~って思って』

 

岳「そうですね・・・扱いにはまだ慣れませんけど、調子は別に悪くないです」

 

束『そうかそうか、ならいいだよ!それじゃ束さんは忙しいからこれで、失礼するよ~』

 

岳「かけてきたのは貴方でしょうに・・・」

 

束『じゃあ、バイバイ!』

 

岳「無視して切りやがった・・・ホント、フリーダムな人だよ束さんは・・・」

 

調子はどうですか・・・か。篠ノ之さんはどうかは聞かないんですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「ここがIS学園」

 

学園の前に仁王立ちで見つめる女性がいた

 

???「待ってなさいよ、”一夏”」

 

ここに新たな一夏争奪戦への参加者が来たことに気付くことは、まだ先の話になりそうです

 

???「・・・受付何処だろ?」

 

・・・・・まだ先の話・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「転校生とクラスマッチ」

 

一夏「お前・・・鈴・・・か?」

 

鈴「そうよ」

 

岳「(また、一夏争奪戦の参加者が増えるのか)」

 

 

 


 
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