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No.698090
鴨杖もよさん
レイスの過去、捨てられたときをイメージ。 レイスのキャラ詳細は:http://moyomoyo2.blog.fc2.com/blog-entry-1140.html 以下、この絵(レイスの過去)のショートストーリーです。
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* ショートストーリー * 貴族の使用人であったヌシは野良犬だったワタシを1歳のときに拾い、主人にばれぬよう隠し育ててくれた。 8年間の長い歳月は楽しい日々であった。ヌシとの思い出は忘れまい。 ヌシの主人にばれたとき、ヌシは自分の立場よりもワタシの命を案じた。 ヌシは雨の中にも関わらず、遠い場所にワタシを連れていき、ワタシに泣きながら別れを告げた。 "ここならきっと安全だから…ごめんね" ヌシが謝る必要はない。ヌシはワタシの最高の主であり、最高の友であったのだから。 だから、ヌシが謝ることはない。謝り、感謝をすべきなのは、ワタシの方だ。 "ごめんな。ありがとう" ワタシはただそう伝えたかった。ワタシは泣きながら叫んだ。 だが、ワタシのこの声はヌシには通じたのだろうか。ヌシにワタシの声は届いただろうか。 ワタシの最高の主であり、最高の友のヌシに…。 そして、ワタシは捨て犬となった。また、ヌシのような新しい主が来ることを願って…。
2014-07-02 17:16:00 投稿 / 1590×1023ピクセル
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レイスの過去、捨てられたときをイメージ。
レイスのキャラ詳細は:http://moyomoyo2.blog.fc2.com/blog-entry-1140.html
以下、この絵(レイスの過去)のショートストーリーです。
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